ARIA 天野こずえ (著) マッグガーデン

ARIA 天野こずえ (著) マッグガーデン

レビュー

どんな話ですか? 人間が住めるように改造された、火星の都が舞台です。地球にある「ヴェネチア」をモチーフに作られた街で、水の都として知られています。そこではゴンドラに乗って観光案内を行う「ウンディーネ」と呼ばれる仕事が有名で、一人前のウンディーネになるべく、水無灯里という少女が地球からやってきます。

灯里は「アリアカンパニー」に入社し、そこで様々な人との出会いや出来事を経ながら、一人前を目指して少しずつ成長していきます。

癒し系の漫画として知られており、様々な登場人物たちとの心温まる触れ合いが印象的な作品です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 読んでいると心が温かくなり、リラックスできるため。絵も綺麗だし、複雑なストーリー展開などは無いので、疲れているときでも読みやすくオススメです。

フルーツバスケット 高屋奈月 (著) 白泉社

フルーツバスケット 高屋奈月 (著) 白泉社

 

アマゾン商品紹介 テントで暮らす女子高生・透(とおる)。家事の腕を買われ草摩由希(そうまゆき)の家で暮らすことに。だが、草摩家には異性にふれると動物に変身してしまうという秘密が—。

レビュー

どんな話ですか? 両親を失い、山でテント暮らしをしていた主人公「本田透」はひょんなことから同級生で学園の王子といわれる「草摩由希」の家に居候することに。家には由希と同じ一族、草摩しぐれと草摩夾もともにすんでおり、彼ら草摩一族には異性に抱きつかれるとそれぞれきまった十二支に変身してしまうという秘密がありました。透はその秘密を知ってしまい、草摩一族と一緒に暮らすことになり、草摩家と深くかかわることになっていきます。透と草摩一族とどんな関わりをしてどのように成長していくのか・・

このような物語になっています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 物語はほのぼのとしたコメディという感じなのですが、巻が進んでいくうちに、どんどんダークな物語になっていきます。ですが、透の暖かいキャラクターでとても心が温かくなりますし、とても考えさせられる内容があります。どんな年齢の人も楽しめると思うのでぜひ見てほしいです。

 

結界師 田辺イエロウ (著) 小学館

結界師 田辺イエロウ (著) 小学館

アマゾン商品紹介 その昔、霊感の強い烏森家の殿様が妖しげなものを呼びよせてしまったために、それを退治する結界師が生まれた。かつての城跡に建つ私立・烏森学園を舞台に、400年後の現在も跋扈(ばっこ)し続ける妖怪に立ち向かう墨村家と雪村家の若き後継者、良守と時音の活躍を描く妖結界バトルストーリー!!

レビュー

どんな話ですか? 400年以上続くと言われる妖(あやかし)退治の家系「墨村家」に生まれた次男「墨村良守」を主人公とし、その身の周りで起こる様々な妖関連の問題と向き合っていく。良守は幼馴染で同じく妖退治の家系の娘「雪村時音」が過去に自分を庇い大怪我をしたことをキッカケに、もう自分の周りの人間が傷つかないように強く心に誓う。その意志に準じ妖たちとの対立の核心へと迫る。道中同じ目的を追う仲間が増えるが、敵も主人公に本格的に勢力を向け始め闘いの渦が徐々に広がる。果たして良守は妖との闘いを終結させることができるのだろうか。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 漫画の初めは主人公の通う高校の周りで小さな規模での敵との戦闘だが、徐々に敵の幹部が出てきたりより大きな勢力とぶつかったりと、王道ではあるがハラハラする展開に魅かれた。

また主人公やその仲間が使う妖と戦う術の一つ一つが作りこまれていて少年心をくすぐられるカッコよさがある。

 

進撃の巨人 諫山創 (著) 講談社

進撃の巨人 諫山創 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 手足をもがれ、餌と成り果てようと、人類は巨人に挑む!! 巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の戦いが始まってしまう。――震える手で、それでもあなたはページを捲る。超大作アクション誕生! これが21世紀の王道少年漫画だ!!

レビュー

どんな話ですか? 100年前突然現れた巨人に滅亡寸前まで追い込まれ、人類が壁の中の危うい平和を享受している異世界が舞台。壁が巨人によって突破されたことで事態が大きく動いていく。母親を食われ巨人の駆逐を誓う少年と幼馴染たちの固い友情には、最後には戦うことになるドラマティックな展開だけに余計感動する。劣勢の人類が黙々と戦い続け、策がはまった時の高揚感、重要なキャラでさえ簡単に死んでしまうリアル、立場が違う人間がそれぞれの正義に従い下す決断と報われない結果。巨人とはいったい何であるかの謎解き、壁の中のクーデターを経てついに明かされる真実。見どころ多く、キャラも魅力的で、ラストがどうなるか予想つかず最後まで目が離せない。死と絶望が肌で感じられる独特な雰囲気も好みです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 相手にとって利があるとかではなく、単に自分がより楽しみたいから。面白くて興奮するものは、人も引きずり込んで熱く語り合ってしまいます。この漫画は伏線が多く深読みできる要素に満ちていて、会話を楽しむには最適です。

 

ジョジョの奇妙な冒険 荒木飛呂彦 (著) 集英社

ジョジョの奇妙な冒険 荒木飛呂彦 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 【ページ数が多いビッグボリューム版!】イギリス貴族ジョースター家の一人息子・ジョナサン。紳士となることを目指し不自由ない暮らしを送っていた。だがその生活は「侵略者」ディオ・ブランドーの出現で一変。事あるごとにジョジョを陥れるディオの傍らには、石仮面が不気味にたたずみ……。

レビュー

どんな話ですか? ジョジョの奇妙な冒険は、現在8部まで出ていて、いずれも主人公が違います。主な内容としては、スタンドという超能力を駆使したバトルものです。スタンドというのは、各キャラに備わっている超能力を具現化したもので、いろんな姿、形が存在しています。初期のころ(1部や2部)は、王道の少年漫画といった感じで、画風もちょっとごちゃごちゃした感じでした。が、徐々にストーリーも画風も洗練されていき、物語の説得力も高まっていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ストーリーもさることながら、画風がめちゃくちゃかっこいいからです。前述したとおり、現在、8部にまで進んでいますが、ルーブル美術館に同作品の絵が飾られるほどになっていて、もはや漫画の枠を超えたアートです!部屋にジョジョのコミックを置いておくだけで、なんだかちょっとおしゃれな感じになりますよ。

 

CLAYMORE 八木教広 (著) 集英社

CLAYMORE 八木教広 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 古より人が「妖魔」に喰われる存在であったこの世界。人は長く妖魔に対抗する手段を持てずにいた…。だが背に大剣を背負い、妖魔と戦い続ける一人の戦士が現れ…。「クレイモア」と呼ばれる少女の戦いが始まる!!

レビュー

どんな話ですか? クレイモアと呼ばれる半人半妖の女剣士であるクレアは組織から派遣されて村を襲う妖魔退治の仕事をしていた。

だが、そんな彼女はある日他のクレイモア達と共同である妖魔退治をする事になる。

だがその妖魔は普通の妖魔ではなかった。

クレア達と同じ半人半妖でしかもいないはずの男の戦士だった。

組織から聞かされていた事を違う事を知ったクレア達は元から信用はしてなかった組織にさらに疑念を持つようになる。

そして、この事実を知った他のクレイモア達と秘密を共有して表向きは従順なふりをして組織について調べる事となる。

なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画をおすすめしたいのはバトル漫画でありながらよくある漫画の酷い引き延ばしもなく

しっかり主人公が目的を達成して宿敵を倒して物語を完結させているという点で多くの人が納得して読める漫画なのでおすすめしたいです。

 

花さか天使テンテンくん 小栗かずまた (著) 集英社

花さか天使テンテンくん 小栗かずまた (著) 集英社

アマゾン商品紹介 【ひらけ! キミの才能!】何をやっても才能なしの少年・桜くんの前に、天使のテンテンくんが現れた。テンテンくんは人間が神様から授かる才能の種「サイダネ」を与え、桜くんがもらうはずだった才能を探すために天の国から来たのだが…。やることなすこと失敗ばかり! 果たして本当の才能は見つかるのか!? 才能発掘ギャグマンガ、第1巻!

レビュー

どんな話ですか? 何の才能もない小学生の桜ヒデユキと、天使のテンテンが主なキャラクターの、児童向けギャグ漫画です。人間は現世に生を受ける時に、天界において“サイダネ”と呼ばれる各種の才能の種を一粒ずつ手渡される仕組みになっていましたが、実はいたずら天使のテンテンくんが口からはね飛ばした梅干のタネが、ヒデユキに渡されるはずのサイダネと入れ替わってしまったのです。ヒデユキの本当の才能を見つけるため、神様はテンテンくんを地上へと送りました。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 天使のテンテンくんと桜ヒデユキの絡みがとても笑えるのでこの漫画をオススメしたいです。登場キャラクターもたくさんいて楽しいです。桜ヒデユキがピンチの時、テンテンくんがヒデユキの才能を一時的に開花させ、そのピンチを乗り越えていくというストーリーにとても勇気付けられます。

 

冒険王ビィト 三条陸 (著), 稲田浩司 (著) 集英社

冒険王ビィト 三条陸 (著), 稲田浩司 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 暗黒の世紀。それは、魔物を操る強大な魔人が、人々を苦しめる時代。その魔人を退治する職業“ヴァンデルバスター”に憧れる少年・ビィトは、ついにバスターになる烙印を…。冒険王伝説の扉が今、開かれる!!

レビュー

どんな話ですか? 人間世界に突如現れた魔人(ヴァンデル)と戦いを繰り広げるお話です。ヴァンデルは人間を苦しめることを業としており、より多くの人間を苦しめたヴァンデル程高位の位を与えられるのです。人はヴァンデルに苦しめられる日々のことを暗黒の世紀と呼んでいました。主人公の少年ビィトは暗黒の世紀を終わらせるために強大な力を持つヴァンデル達を一人残らず倒し、平和の世界を取り戻すためにヴァンデルを倒すことを業とするヴァンデルバスターになりました。ビィト達とヴァンデル達の殺し合いを描いた冒険譚です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 少年の頃の熱い気持ちを思い出させてくれるからです。強大な力を持つヴァンデル達に怯まずに立ち向かっていくビィト達の姿に勇気をもらえます。また、敵であるヴァンデルたちも個性豊かな性格をしていて憎めない存在の敵が多いことが面白いからです。

幽★遊★白書 冨樫義博 (著) 集英社

幽★遊★白書 冨樫義博 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 教師も手をやく不良の浦飯幽助。ある日子供を助けて事故にあい、幽霊になってしまう。予定外の死に閻魔大王は、生き返るための試練として、人の心を映す霊界獣の卵をかえすことを命じるが…!

レビュー

どんな話ですか? 事故死した主人公の浦飯幽助が数々の試練を乗り越えて生き返る。生き返ってからは霊界探偵となり、桑原や蔵馬、飛影らと共に様々な敵と戦うことになる。物語は暗黒武術会編、魔界の扉編、魔界統一トーナメント編と進み、魔界から帰ってきた幽助と仲間達のその後の日常を描いたところで終了となる。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ジャンプの王道的なバトル漫画だが、人間=善、妖怪=悪という既存の図式が崩れ、何が善で何が悪かは一概には言えないというストーリーが衝撃的だったから。また、主人公の敵である戸愚呂弟や仙水がとても純粋で魅力的に映ったから。

 

盾の勇者の成り上がり 藍屋球 (著) KADOKAWA

盾の勇者の成り上がり 藍屋球 (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 勇者として異世界に召喚された尚文は、冒険三日目にして仲間に裏切られ、すべてを失ってしまう…。他者を信じることのできなくなった尚文の前に、一人の少女が現れるのだが…!? MFブックスの大ヒットファンタジーが早くもコミカライズで登場!! 原作者がコミカライズ記念に書き下ろした前日譚も同時収録!!

レビュー

どんな話ですか? 普通の日本の大学生の岩谷尚文(以下 尚文)はある日図書館でたまたま手に取った本をきっかけに、四聖勇者の一人、盾の勇者としてメルロマルクという国に転生をする。そこでは、尚文と同様に召喚された槍の勇者、剣の勇者、弓の勇者も居て、国王から別次元から魔物が出現する”波”から世界を守って欲しいという事であった。

しかし、実際盾の勇者はハズレくじであり、防御のみで攻撃ができない。更に、メルロマルクでは盾の勇者は忌み嫌われており、仲間の裏切りで、全財産を失い、冤罪をかけられ名誉を失う。

攻撃ができず、人への信用を失った尚文は奴隷のラフタリアを買い攻撃を任せようとする。波を何とか退けつつ、日々努力するにつれ次第にラフタリアとも信頼し合うようになる。新たな仲間のフィーロも加え、行商をすることに。

波に対処し続けるにつれ、次第に実力と着実に名声を得ると同時に、波の真の正体が明るみになっていく。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 異世界転生後のリアルな厳しさと主人公の人間味が溢れ、楽しめる作品です。近年、異世界転生漫画が流行っており、その中でも多いのが所謂”主人公最強系”や”主人公無双系”です。転生する際に神様からスキル授かったりなどして、出だしから強いパターンが目立ちます。

しかし、主人公の尚文は盾の勇者になったことで、名誉、信頼、仲間、全てを失うことになります。最初はかなり弱いですし、勇者なのに全国民から嫌われるレベルで最悪の状態です。そこから、必死に生きるために血のにじむような努力、そして多少の運も味方することで、徐々に頭角を現していきます。そこでトラブルや挫折もあるが、最終的に少しずつ自分の存在意義を見出します。リアルさと、まさに”成り上がり”という上品ではない成功という切り口のこれまでに無かった面白さがあります。