デリシャス! 小林深雪 (著), あゆみゆい (著) 講談社

デリシャス! 小林深雪 (著), あゆみゆい (著) 講談社

アマゾン商品紹介 アイドルを夢見る野々原りんご。お料理なんてまったくできないのに、お料理番組のキャスターになっちゃったから、さあたいへん!読んでたのしく、作っておいしい、グルメ・ラブコメの決定版!!
どんな話ですか? 中学生のの野原りんごは芸能活動をしています。お料理は全然できないのにお料理番組のオーディションを受けて、合格してしまいます。幼馴染の一臣はお料理が得意で、料理ができないりんごにお料理を伝授します。一臣はりんごの事が好きですが、りんごはお料理番組で共演している石坂真人の事が好きです。一臣の事が好きな朱菜もいてお料理番組をからませながら、揺れ動く恋愛模様を描いています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? デリシャス!も子どもの頃に読んだ作品ですが、話は王道の少女漫画で、大人になって読むのが少々恥ずかしいような気にもなるのですが、それ抜きにしても絵が本当に可愛いのです。りんごちゃんの衣装やお料理など丁寧に可愛く描いており、絵の可愛さにほれぼれします。出てくるお料理も簡単にできるお菓子ばかりで、子どもながらにデリシャス!のレシピを見ながらお菓子作りをしたものです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 癒されたい人、可愛いものが見たい人、お料理がしたい気分の人、可愛い恋愛を読みたい人におススメです。
読んだことによるエピソード この漫画を読んで、お菓子作りに挑戦したいと思うようになりました。

カラスのいとし京都めし 魚田南 (著) 祥伝社

カラスのいとし京都めし 魚田南 (著) 祥伝社

アマゾン商品紹介 ところは京都、烏寺(からすでら)。昔喋るカラスがいたというこの寺に、これまたずいぶん長生きのカラスが一羽おりました。食に焦がれてこのカラス、とうとう人の世界まで降りてきてしまったのです。「はらへりあらたの京都めし」の著者、魚田南がおおくりする、新シリーズ第1巻! 京都めしに恋焦がれて、人間になった年齢不詳・京都在住のカラスが食べ歩く美味20軒! お品書きは全16話。うなぎのお茶漬け、親子丼、カレー、ナポリタン、サンドイッチに、さくら餅! まだあるお品は本編で。 カラスにハトに、ちょい枯れ坊主まで、イケメンたちが食べ尽くすリアル京都めしを、どうぞご一緒に召し上がれ。
どんな話ですか? 京都に住むカラスが人間に姿をかえておいしいごはんを食べる物語です。おいしい店でご飯を食べるためにアルバイトしたり、妖怪の狐においなりを餌付けしたりしています。そんなご褒美に田舎っぽいところで贅沢に有機野菜のご飯や、季節限定の食べ物を食べたりする。そんな毎日を送る物語です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 自分自身が京都が好きでよく旅行にいきます。旅行先で気恥ずかしい中一人でお店に入るとき主人公のカラスの今の時期のこのご飯がたべたい、店でメニュー表を見て心変わりする気持ちを抑えて食べる切なさが痛いほどわかります。実際のお店の場所も漫画に記載があるので旅行時の参考になって重宝します。
どんな人に読んでもらいたいですか? 京都が好きな人にはおすすめです。実際にある店が出てくるので、登場人物の食べている姿を見て自分も食べたいと思ったときに実際に食べることができます。
読んだことによるエピソード 京都旅行の際、実際に紹介された飲食店にいきました。大原のわっぱ堂や中村軒などにいき、ほっこりして楽しみながら過ごしました。

銀の匙 荒川弘 (著) 小学館

銀の匙 荒川弘 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 超ヒット作『鋼の錬金術師』の荒川弘の最新作!
大自然に囲まれた大蝦夷農業高校に入学した八軒勇吾。授業が始まるなり子牛を追いかけて迷子、実習ではニワトリが肛門から生まれると知って驚愕…などなど、都会育ちには想定外の事態が多すぎて戸惑いの青春真っ最中。仲間や家畜たちに支えられたりコケにされたりしながらも日々奮闘する、酪農青春グラフィティ!!

レビュー①

どんな話ですか? 高校受験時進路をどうするか悩み、学校の先生の勧めで農業高校の酪農科に進学することから始まります。生き物の世話や食べるとは犠牲の下でなっていること等普通の学校では学べないことを学んでいきます。そんな中、友人たちと学び、バカなことをし、時には恋愛をし、何かをやり遂げようと一生懸命やり、時には頼らなければいけないことを知っていきながら成長する3年間を描いています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 高校選び特に何も考えず何となくで選んだ高校からの大学、社会人。きちんと考えていなかったらこそ今後悔ばかりしています。そんな中この作品を見ると、中学の時に悩み、それをきちんと受け止めてくれた周りがいてうらやましいと思います。そして、時には否定され、逃げたくなる、楽な道を進んでもいいところを目をそらさず自分自身で選んで進んだ主人公の生きざまがすごいと思いお勧めします。最終話では初回の描写と似たところがあり、こんな風に成長したんだと痛感させられます。人生逃げずに考え続ければ大変で辛い思いもするけど、結果が残ることを教えてくれます。

レビュー②

どんな話ですか? 主人公である男子高校生の八軒は、親からの学問に対するプレッシャーから逃れるために、全寮制の農業高校へ進学しました。そこには、農家の跡取り達(キャラが濃い)がひしめき合っており、八軒も次第に勉強以外の重要なモノに気付き始めました。特に部活動に馬術部があり、好きな女の子に近づくために入部するシーンがとても面白いです。また途中で、壁に当たり挫折するシーンも何度か見受けられますが、仲間や大人のフォローで乗り切っていきます。シリアスあり、ラブコメあり、笑いありの良作です。是非、読んでみてください。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 「銀の匙」とは、農業を専門とする北海道の高校で、高校生達の日常とラブコメが繰り広げられる漫画となっております。また単行本は15巻完結となっており、お手軽に全巻揃えることができます。内容自体は高校生の学園モノですが、テーマが農業高校であるため、独得な世界観となっております。内容としては、ギャグとシリアスがとても良いバランスで構成されております。この漫画は、週間少年サンデーで連載されていたこともあり、全年齢層が楽しめる内容となっております。

レビュー③

どんな話ですか? 高校受験に失敗した主人公、八軒勇吾。

学力競争などから逃げ出すために進学した「エゾノー」で、沢山の仲間や畜産動物(なかま)に出会い触れ合い、成長していく物語。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 初めはナヨナヨとしていそうに見える主人公だが、物語が進んでいく内に、人間としての成長していく様がしっかりと描いてあり、更には起業にまで取り組んで行く姿をみていると、気持ちが前向きになってしまう。

様々な困難に正面からぶつかって行く姿勢は、見習いたい物がある。

頂き!成り上がり飯 奥嶋ひろまさ (著) 徳間書店

頂き!成り上がり飯 奥嶋ひろまさ (著) 徳間書店

アマゾン商品紹介 不良高校の王森高校では、誰もが第三十五代頭のメリケンを狙い、ケンカに明け暮れる日々。一年のケニーもメリケンに挑むものの、あっさりボコボコにされながら、空を見上げて己の無力さに涙していた。しかし、偶然ケニーの弁当を食べたメリケンは、あまりの美味しさに重いパンチを喰らったような衝撃を受けた!料理の腕前が武器になると悟ったケニーは全生徒の胃袋を掴んで王森高校の“頂き“に成り上がると誓った!
どんな話ですか? 王森高校でのヤンキーのてっぺんを狙う料理が得意な1年生・ケニーはケンカはイマイチだが自分の料理は武器になる!ということで飯で学校のヤンキーたちを手なずけて成りあがるストーリー。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ヤンキー高校の男の子たちがケンカ等で殺伐としていたのがおいしい料理でほのぼのとしていく…というギャグがほほえましくてかわいいです。
どんな人に読んでもらいたいですか? グルメ漫画や料理漫画が好きな人、
不良男子キャラクターたちのほのぼのが見たい人、
ごついキャラ以外に美少年タイプのキャラも多いので、美少年好きな人にもおすすめ!
読んだことによるエピソード ケニーの料理する内容は家庭料理やお弁当などが主なので、いつもの料理をちょっとおいしくする簡単なお料理小ネタなど参考にして普段の料理に取り入れたレシピがあります!

くーねるまるた 高尾じんぐ (著) 小学館

くーねるまるた 高尾じんぐ (著) 小学館

アマゾン商品紹介 ポルトガルから来た食いしんぼー女の子!!

マルタさんはポルトガルから来た貧乏だけど食いしんぼーな女の子。
築70年のおんぼろアパートで、慎ましいながらもエンゲル係数高めな
一人暮らしを満喫中。

紅茶チャーシュー、鶏油炒飯、パン耳タルト、蟹風味のディップ・・・等々
お金はなくても丁寧に。
マルタさんの美味しい日々!!

どんな話ですか? 『くーねるまるた』は、マルタさんというポルトガルからやって来た女の子が主人公のグルメ漫画です。マルタさんは都市工学の研究のために東京の大学院に留学していたのですが、日本での暮らしが気に入り、修士論文を提出した後もポルトガルに帰らず東京に住んでいます。築70年というおんぼろアパートで貧乏な生活を送っているのですが、食べることが大好きなマルタさんはアイディア満載の料理を作り、日々を丁寧に楽しく生きているのです。ポルトガル料理はもちろん和食までどれも美味しそうなものばかりで、アパートのご近所さんや大家さんなど、料理を通しての人々との温かい交流も必見である素敵な作品です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? マルタさんの明るく好奇心旺盛な人柄が良く、彼女を取り巻く登場人物も個性的で、今の時代には忘れられてしまったような人々との交流が見られます。マルタさんは日本が大好きなので文化などもよく知っているのですが、彼女の視点ならではの考え方や発想にも感心してしまいます。母国にサウダーデ(ポルトガル語で「郷愁」の意味)を感じながら、柔軟な姿勢で異文化を理解し、日本で前向きに丁寧に暮らしているマルタさんを見ていると元気が出てきます。また、各話に出てくる料理が幅広いジャンルで、しっかりしたご飯系からおつまみ系、スイーツも登場します。簡単に作れるものが多く、真似したくなるレシピがたくさんあるので、読み終わった後に作ってみるのもオススメです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 美味しそうな料理がたくさん出てくるので、マルタさんのように食べることが好きな人や料理が好きな人にオススメしたい作品です。また、料理だけではなく、時々暮らしのアイディアや街歩きの楽しみなどが出てくるので、一人暮らしの人や節約している人にも見てほしいです。今はSNSなどのテクノロジーの発達によりとても便利な世の中になりましたが、マルタさんのように日々を丁寧にゆったり送ってみたいと思っている方へもオススメしたいです。きっと心が豊かになるヒントが見つかるでしょう。
読んだことによるエピソード スマートフォンを持つようになってから、ゆっくり読書などをする時間が個人的に減ったと感じていたのですが、マルタさんの生き方や考え方にハッとさせられるものがありました。例えば、マルタさんは読書も好きで日本の文学作品も読んでいるのですが、その中に登場するグルメやそれにまつわるエピソードが出てきていて、そこから美味しい発想を生み出します。また、マルタさんがスマートフォンを使っている描写がないため、おそらく彼女は所持していないと思われるのですが、料理の待ち時間に読書をしたり、散歩を楽しんだり、公園でのんびりしたりと、アナログな時間を楽しんでいます。現代では料理の検索もスマートフォン一つで行えますが、アナログなものから得た知識を元に何かを生み出すという発想はとても豊かだと思いました。お金や便利なものがなくても自分で楽しく何かを生み出すことができ、毎日丁寧に生活するというマルタさんの生き方は、誰もが共感できるものだと思います。

3月のライオン 羽海野チカ (著) 白泉社

3月のライオン 羽海野チカ (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 その少年は、幼い頃すべてを失った。夢も家族も居場所も──。この物語は、そんな少年がすべてを取り戻すストーリー。その少年の職業は──
やさしさ溢れるラブストーリー。

レビュー①

どんな話ですか? 将棋を題材とした漫画。主人公の桐山零は幼い頃に両親を亡くしており、学校にもなじめず孤独な生活を送っていたが、酔いつぶれていたところをやさしくて暖かい3姉妹の長女に助けられ、その家族と親しくなっていく。家族の温かさもテーマとなっており、とても心温まる漫画となっている。主人公が将棋を通じて棋士として成長していく姿、恋をして人間としても成長してく姿が描かれている。テレビアニメ化、実写映画化がされており、人気の漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 青年誌に掲載された漫画であるが、通常の青年漫画らしからぬ、優しく温かみのある雰囲気の漫画であり、男女ともに楽しめると思います。桐山零が棋士として、そして人間として成長していく姿はとても頼もしく前向きな気持ちになることができます。桐山零はあまり学校生活を謳歌はしていないので、ちはやふるのような青春感は少ないですが、ティーンエイジャーが成長していく姿は、男女関係なく、何歳になっても楽しめると思います。

レビュー②

どんな話ですか? 中学生で将棋のプロになった少年・桐山零(きりやまれい)が主人公です。零は事故で両親と妹を失い、父の友人のプロ棋士に引き取られて将棋の道に進んでいきます。

孤独な零は様々な人と出会って、少しずつ変化していきます。事情を抱えて助け合いながら生きている川本三姉妹、友人がいない零を心配する高校の先生、共に競いあうプロ棋士達…。優しくされたり、恨まれたり、怒られたりしながら、零が人として成長していく物語です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 心理描写が本当に秀逸な漫画です。零が将棋を指している時は、ピンチで水中に溺れている絵があったり、予想もしなかった攻撃を受けたことを家の柱を持って殴られた描写で表現したりします。悩んでいる時には、エスカレーターで延々上っていった先が行き止まりで帰り道が無かったという表現があって、ゾクッとしました。

よく食事風景も出てくるのですが、温かい家庭料理で傷ついた零を癒したり、皆でワイワイと調理をすることで仲が深まっていく様子があったりと、まるで実際にこの人達が存在するかのような錯覚を受けてしまいます。

レビュー③

どんな話ですか? プロの将棋棋士であった父親と死に別れた主人公が、父の友人である棋士に拾われ育てられ、自身も棋士になる。棋士としての成績は順調ながらも「自分は将棋が本当に好きなのか、苦しいだけじゃないのか」という煩悶を繰り返し、孤独にも苦しまされる。そんな主人公を取り巻く同じプロ棋士らの明るい仲間、暗いライバル、またひょんなことから知り合う3姉妹との交流や愛情も描かれ、一人の将棋棋士の人生を立体的に描く物語である。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 藤井聡太から始まる将棋ブームの、その将棋の裏側がよくわかるから。藤井くんの淡々とした表情の裏にも、これだけの苦悩や葛藤が隠されていると知ることができるから。人生は一度きりで多くの人は将棋なんて素通りしてしまうけれど、この日本の伝統文化ともいえる将棋のことを、少しでも知っておいて損はないからおすすめしたい。また、作者の羽海野チカさんの画力も日本随一と思う。絵を描きたくて仕方ないというのがコマの隅々に溢れていて、それを鑑賞するという点でも楽しめる。

レビュー④

どんな話ですか? 幼い頃に何もかもを失った少年が将棋という類まれな能力が必要とする世界に身を置き、生きるということのために孤独の中で努力することにより多くの人々に評価され、挫折を味わいながらもライバルたちと成功していき、力強くなっていく物語です。また、一方で、ある一つの温かい家庭に触れることにより、人間としての大事なことを取り戻し、そして愛する人を守ることの大切さと難しさを体験していく中で、成長していくラブストーリーでもあります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 将棋の世界であるため、ほとんどの人が知らない世界ではありますが、主人公と同世代の高校生や大学生にとっては、誰もが体験する孤独と人生の岐路に共感が持てるでしょうし、すっかり大人になってしまった人にとっては、複雑ではあるが生き抜いていく中で幸せを感じる家庭を目の当たりにして、なんとなく羨ましく感じ、自分にフィードバックして自分を見つめるいい機会になると思います。また、絵が綺麗でどことなく安心させられるのも特徴の一つだと思います。

レビュー⑤

どんな話ですか? 「ハチミツとクローバー」の作者である羽海野チカさんが、日常を戦う人々を描いた大切にしたくなる作品です。幼い頃両親を亡くし、プロ棋士の内弟子として引き取られた桐山零。中学生でプロ棋士となり、周囲から孤立して生きていた零だが、個性が強すぎる棋士仲間との試合やひょんな事から出会った川本家の三姉妹あかり、ひな、モモとの交流を通じて、自分の居場所を見つけていきます。人と人が関わる痛みや、日常の隅に隠れた優しさを丁寧にすくい上げています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? かなりしっかりと将棋の試合が描かれていますが、将棋を知らない人でも楽しめる展開の連続です。戦法や打つ一手一手にその人の生き様や「今」が詰まっていて最高です。戦う棋士たちがとにかくカッコいいです。まさに百戦錬磨のおじさんたちが、勝利のために必死になってもがいて苦しんで立ち向かっていく様が素敵で、そこに下克上していく若手勢の勢いも熱いです。キャラクターが発する言葉の一つ一つに説得力があって、人生の教訓になります。

レビュー⑥

どんな話ですか? 高校生で天涯孤独、そしてプロ棋士の主人公桐山零が川本家の三姉妹と交流を持つようになり、周囲の人とも少しずつ関わりを持つ中で人としても棋士としても成長していくお話。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 心の柔らかで弱い部分を撫でるようなストーリー展開で、状況は違ってもこれ私も分かるなぁと思うことがあるんですよね。そんな登場人物の悩む姿に、自分だけじゃないんだって勇気が貰えます。

そばもんニッポン蕎麦行脚 山本おさむ (著) 小学館

そばもんニッポン蕎麦行脚 山本おさむ (著) 小学館

アマゾン商品紹介 シンプルにして奥深い“そば”の世界へようこそ!江戸そばを極めた男が、間違った知識や誤解にあふれた現代のそばを打ち直す!!
ひと仕事を終え、知り合いのそば店に入った稜。そこでは客が“手打ちでなければ、うまいそばは作れない”と主張し、製麺機を使うその店を批判していた。それならと、稜はその客がすすめる店について行く。近所で評判だという手打ち店のそばを一口食べて、稜が発した一言とは…?
どんな話ですか? 江戸そばを知り尽くした出張そば料理人の話。高いそば打ちの技術と知識を持つ稜は実はそば打ち名人の孫で祖父からそば打ちの技術を叩き込まれている。そば打ちの道具を車に積んで、主人公稜は出張打ち立てそばの食事会を開きながら全国を巡る。全国を巡りながら時折経営不信やそば打ちの技術が低い職人・そば店経営者の悩みを聞き、その高い技術力をベースに問題点を探り、改善していく。そばにまつわる様々なエピソードを描きながら、江戸そば・ご当地そばを紹介しています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 江戸そばのみならず様々な地方色豊かなそば打ち・そばの食べ方を紹介しています。例えば越前おろしそば更科そば、山形天保そばなど。その詳しい調理シーンを読むことによってそばの歴史やバリエーションを知る事が出来ます。ご当地そばのみならず、立ち食いそばや機械打ちのそば、そばの出前についてなど、様々なそばにまつわるエピソードと人間模様を描いているこの作品を通じて楽しくそば知識を得る事が出来、又人の生き方についても深く考えさせられます。
どんな人に読んでもらいたいですか? そば好きはは勿論ですが、普段それほどそばを食べない人達にもオススメします。エピソードはそばのみではなく、サイドメニューのカツ丼や、天ぷらについて描かれた回もあり、食べる事が好きな人や料理好きにはt特にオススメです。
読んだことによるエピソード そば打ちに対する情熱を描くこの漫画を読んで自分の仕事に対する姿勢が変わりました。

甘々と稲妻 雨隠ギド (著) 講談社

甘々と稲妻 雨隠ギド (著) 講談社

アマゾン商品紹介 妻を亡くし、ひとりで娘の子育てに奮戦する数学教師・犬塚。料理が苦手で小食で味オンチな彼は、ひょんなことから教え子・飯田小鳥と、一緒にごはんを作って娘と3人で食べることに!! 月刊「good!アフタヌーン」誌上で連載開始当初から話題沸騰! 愛娘&女子高生と囲む、両手に花の食卓ドラマ、開幕です!! 「このマンガがすごい!2014」オトコ編第8位にランクイン!!
どんな話ですか? お母さんを亡くしてしまった幼稚園の女の子と高校教師のお父さんが料理を介して家族の絆や友達との関係を深めていく物語です。
奥さんを亡くしてからコンビニ弁当やスーパーの惣菜でご飯を済ませていたお父さん。
ある日、テレビ番組の美味しそうなご飯をかぶり付くように見ていた娘の「ママにこれつくってってお手紙して」の一言で娘に美味しいご飯を食べさせたい、食べさせなければいけないという気持ちに気付きます。
以前、娘と花見をした時に知り合った女の子からもらった名刺を頼りに娘と一緒にお店に向かいます。
ほとんど料理をした事がないお父さんといつも元気でヤンチャな女の子、とある事情から包丁を持てなくなってしまった女の子が少しずつ成長していく素敵な作品です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 面白いのはもちろんですが、お父さんと子供が徐々に成長していく様子に感動するといった点がオススメです。

奥さんを亡くしたシングルファーザーと子供という少し重たそうに感じる題材ですが、内容はかなり明るくワクワクした気持ちで読み進める事が出来ます。よくある不仲の親子ではなく、仲良い親子がさらに仲良くなっていくという点も気に入っています。

作中に登場する料理は、美味しいそうなだけではなく料理初心者向けの簡単レシピが多いので料理に興味を持っているお父さんやレパートリーを増やしたいと考えているお母さんにも読んで欲しいです。

どんな人に読んでもらいたいですか? 子供がいる・いない関係なく「ほっこりしたい」「幸せな気持ちになりたい」という人にオススメの作品です。

また、子育てをした事がある人の多くが一度は悩んだ事のある問題も多々登場するので幼稚園~小学校の子供がいる方は共感しやすい内容だと思います。

読んだことによるエピソード 特にありません。

ハルとアオのお弁当箱 まちた (著) コアミックス

ハルとアオのお弁当箱 まちた (著) コアミックス

アマゾン商品紹介 ひとりで食べてるのにひとりじゃない。誰かが作ってくれたから、お弁当は今日も温かい。オタク女子のハルは、いつもは平気なのにふとしたある日、彼女を憐れむ世間の目に落ち込んでしまう。そんな時に出会ったオネエの蒼くんとハルは意気投合し、勢いで同居をすることに。だが、同居のルールはお弁当を作り合うことで!?「おはようとかおやすみとか」のまちたが贈る優しくて心温まる、手のひらサイズの往復書簡!
どんな話ですか? アニメオタク女子のハルは、いつもはどんなことがあっても平気なのにふとしたある日、彼女を憐れむ世間の目に落ち込んでしまいます。そんな時出会った看護士のオネエの蒼くんとハルは意気投合し、勢いで同居をすることになります。同居のルールはお弁当を作り合うことで、料理初心者のハルですが蒼君を喜ばせようと奮闘します。お互いの考え方を尊重しつつ同居をするのは難しいですがお弁当交換をすることで友情が深まっていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 同居というと男女の恋愛や同性の友情が一般的なテーマであるが、この物語では性別にとられずに好きな相手と一緒に暮らすというところが素敵です。お弁当作りを通じて相手を思う気持ちがよく伝わってきて幸せな気持ちになります。
どんな人に読んでもらいたいですか? 日常に疲れている人、恋人といても新鮮味がないなーとマンネリを感じている人におすすめしたいです。特別なことをしなくても日常を少し丁寧に暮らすだけで、新たな幸せを感じることがあると思います。
読んだことによるエピソード 私も家族にお弁当を作りたいと思いました。

高杉さん家のお弁当 柳原 望 (著) KADOKAWA

高杉さん家のお弁当 柳原 望 (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 冷めているから、あたたかい――ダメ30男の下にやってきた13歳美少女の心の交流を描くおべんとうコメディ オーバードクターの温巳は、従妹で12歳の美少女、久留里を引き取る事になった。何事にも遠慮がちで自分を他人に開かない久留里と、何事にも要領の悪い温巳。ふたりは共同生活の中で、おべんとうを通じて心を通わせていく。バリエーション豊かなおべんとうのレシピと、不器用な30男と12歳少女と彼らを取り巻く人々のちょっとラブありコメディです。
どんな話ですか? パッとしない研究者の主人公が、ある事情により従妹と一緒に暮らすことになります。なかなか心を開かない従妹とお弁当を通じて心を通わせていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公と従妹の心の距離が少しづつ縮まっていくところにほっこりできます。また主人公は地理学を専門としている設定で、たまに出てくる小ネタも楽しめます。理屈っぽく愚直にお弁当作りに奮闘していく様が面白いです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 普通の料理漫画では物足りないという人におすすめです。主人公の研究者精神をフル活用させてお弁当作り・仕事・コミュニケーションに奮闘する部分が面白いです。ほっこりしたストーリーなので気負わずに楽しめます。殺伐とした気持ちの時に読むと、登場人物のツンデレの可愛さ、ほのぼのとしたストーリーに癒されます。
読んだことによるエピソード 読んだ後、来週はちょっと頑張ってお弁当を作ってみようかなと思えます。