失恋ショコラティエ 水城せとな (著) 小学館

失恋ショコラティエ 水城せとな (著) 小学館

 

 

アマゾン商品紹介 製菓学校に通う爽太(ソータ)は一つ上のサエコと交際中。4年前の一目惚れから想い続け、去年のクリスマス直前にようやく初キス。大のチョコレート好きな彼女のため、チョコ作りの腕を磨く日々。彼女からタバコの匂いがしても、バレンタインのデートを断られても、全くくじけず挑み続ける爽太だったが…!?

レビュー

どんな話ですか? お菓子職人を目指す主人公の男子専門学生:爽太は、ダメもとで憧れの先輩サエコに告白し、まさかのOKをもらう。そこでバレンタインデーに向けて、一世一代の気合を込め、チョコを作るもサエコは他に彼氏がいると受け取り拒否…「エッチをしてなければ付き合っていない」というサエコのロジックの元に玉砕したのだった。

チョコレート大好きなサエコを振り向かせるべく、爽太は渡仏。有名パティスリーの元で修行にに励む。数年後努力が実を結び、有名パティスリー日本出店の為、「チョコレート王子」として凱旋帰国を果たす。

満を持してサエコと再会するも、サエコはすでに他の男性と結婚が決まっていた。それでもまだ爽太は諦められず、今までの印象を一新すべく、「悪い男」を演じサエコにアピールしていく。

そんなある日、爽太はお互いの片思いについて意気投合したモデル:えれなとセックスフレンドとして関係を持つようになる。一方、サエコは家庭を顧みない夫に疲弊し、冷え切った夫婦生活を送っていた。

えれなの片思いの終わりにより、爽太はえれなと真剣に付き合おうと決意。しかし、そんな中、夫のDVに耐えかねて家を飛び出したサエコが店に押し掛けてきてしまう。ついにサエコと肉体関係を持った爽太。えれなとサエコへの想いで板挟みになってしまったが、そんな爽太へ長年想いを寄せていた同僚:薫子からの告白もあり、爽太のサエコへの想いは決着を迎えることになる。

なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく漫画に登場するチョコレートが美味しそう。ボンボン・ショコラはもちろん、パン・オ・ショコラやショコラ・ショーなど様々なチョコレート菓子が丁寧に、かつとてつもなく美味しそうに描かれている。爽太のお店「ショコ・ラ・ヴィ」のチョコレートは、再現したボックスが三越伊勢丹で開催しているチョコレートのお祭り「サロン・デュ・ショコラ 」で販売されるほどファンが多い。

もちろん「失恋」をテーマにしたストーリーも秀逸。登場人物たちの想いが交差する様がさながらほろにがく甘いチョコレートのよう。

バレンタイン時期にぴったりの漫画です。

酒のほそ道 ラズウェル細木 (著) 日本文芸社

酒のほそ道 ラズウェル細木 (著) 日本文芸社

アマゾン商品紹介 お酒を飲む時はお酒の味はもちろんだけど、季節、天気、お店、雰囲気、酒の肴…なども重要! より美味しく、より楽しく、お酒を飲みたい人に贈る「酒飲み」指南書! 大雪、台風、大事件…年に何回かの「特殊な日」には外でお酒を! 「非日常」は何よりの酒の肴!

レビュー

どんな話ですか? 一話読み切り型のグルメ漫画で、現在も「週刊漫画ゴラク」で連載しています。

主に酒、つまみ、居酒屋、酒席でのあるある話など、

アルコールを嗜むひとには身近な話題を短編漫画で紹介しています。

主人公はとある企業の営業マン、岩間宗達。

根っからの飲兵衛で、何かにつけて酒を飲んでいますが、

旬の食材や季節ごとのイベントには敏感で、

それについての蘊蓄をつい披露してしまい、

同席のメンバーに煙たがれることもしばしば。

また、俳句を嗜むなど風流なところもあります。

会社の同僚や友人が主なキャラクターですが、

それぞれが酒についてのこだわりを持っていたりして、

グルメ漫画にありがちな、作者からの押し付けがましさもありません。

なぜその漫画をオススメしたいですか? お酒についての知識や、家で簡単に作れるツマミのレシピを紹介していて、

酒好きにとって役に立つというのもありますが、

気軽にパラパラと読む漫画としてちょうどいいです。

1994年から連載している、かなりの長寿漫画ですが、

よくこれだけネタが尽きないものだと、

作者の創作意欲には素直に感服します。

また、単行本では漫画の他にエッセイを多数収録しており、

漫画と合わせての読み応えはなかなかあります。

読者層は主に青年〜中年男性と思われます。

トリコ 島袋光年 (著) 集英社

トリコ 島袋光年 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 世はグルメ時代! IGO直属ホテルの料理長・小松は、局長から「ガララワニ」捕獲の命を受ける!! 任務に抜擢されたのは、カリスマ“美食屋”トリコ!! 二人は最高の食材を求め、命を懸けた旅へ出発するが…!!

 

どんな話ですか? 時はグルメ時代と呼ばれていた…「美食屋」という職業が存在し、彼らは己の「フルコース」を完成させる事を目指し食材のハンティングにいそしんでいる。ただのホテル料理長(実は本人すらも気付かないが天才料理人)の小松は食材調達を依頼するために美食屋四天王であるトリコを訪ねる。以降彼らは世界中を旅し、トリコの友人達「美食屋四天王」も巻き込んであらゆる食材をおいしくいただきながら、そして「美食會」という悪の組織と闘いながら成長していく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 古き良き少年ジャンプの少年漫画の王道を行っている作品!「強く優しいヒーロー」「頼りないようで実は才能がある」「美形青年」「悪い人に見えるけどしっかり仲間ポジションのキャラ」等々抑えて欲しい所をしっかり押さえてくれています。今まではただの料理漫画になりそうであった「食」に関する事をこのようなファンタジーバトル漫画に昇華しているのは凄い事だと思いました。悪の組織も絶妙に応援したくなってしまうようなキャラ満載、もちろんどうしようもないクズも居る、あっという間に読み進めてしまいます。

いつかティファニーで朝食を マキヒロチ (著) 新潮社

いつかティファニーで朝食を マキヒロチ (著) 新潮社

 

アマゾン商品紹介 28歳の東京で暮らす佐藤麻里子は、編集者の創太郎と7年同棲していたが、そのだらしない生活に幻滅。豊かな朝ごはんを楽しむ家庭で育った彼女は、恋人と別れ、自らの朝食を見直し、新たな生活をしようと決意するのだった! グッドモーニングカフェ、築地の和食かとう、ル・パン・コティディアン、七里ヶ浜のbills……など、実際の美味しい朝食のお店を巡りながら「朝食女子」たちの姿を描く新感覚ストーリー、いよいよスタート!

レビュー

どんな話ですか? 4人のアラサー女性の日々の奮闘物語。あらすじ自体は非常にシンプルです。朝食がストーリーの軸になっていて、実在する店舗で食事をするシーンがたくさん出てきます。それぞれ悩みを抱えながら生きていても、ゆっくり穏やかに朝食を取る時間があれば、大概のことはどうにか乗り越えられる、というメッセージが込められた漫画です。食べ物の香りや食感、湯気の温かさ、朝の軽い空気を感じることができ、読後は清々しい気分になれます。決して重くなく、あまり深く考えずに読める漫画だと思います。
なぜその漫画をオススメしたいですか? シンプルなストーリーに、温かさがたくさん詰まっている気がしてオススメしたい漫画の一つです。ネットでレビューを見ると、低い評価のものも多くびっくりするのですが、個人的には読むと人生ってシンプルだなと思えてリフレッシュできます。美味しいものを好きな人と食べること、このシーンがたくさん出てくる漫画で、見ていて幸せになります。わたし自身も、食事を大好きな人と囲むと大概の悩みは小さくなります。また気分が良い時は食事をすることでさらに気分が盛り上がったり。食べるという行為が持つ温かい力を何度も見られる漫画でオススメです。

食戟のソーマ 附田祐斗, 佐伯俊, 森崎友紀 (著) 集英社

食戟のソーマ 附田祐斗, 佐伯俊, 森崎友紀 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 実家が下町の定食屋を営む中学生・幸平創真。目標である料理人の父を越える為、創真は修業の毎日を送っていた。しかし突然、父から料理学校への編入話を告げられ…!? 創造する新料理マンガ、ここに開演!! 【同時収録】特別読切 食戟のソーマ/番外編『倉瀬さんの日記』

レビュー

どんな話ですか? 定食屋の息子である幸平創真が名門料理学校の遠月学園に入学し、持ち前の調理技術での活躍とその後の成長を描く料理漫画です。主人公の幸平創真は中学卒業後に実家の定食屋を継ごうとしていた。しかし、ある日父親である幸平城一郎の命令にて遠月学園に入学することになる。入学後、同級生であり後のライバルとなる薙切えりな、落ちこぼれの同級生の田所恵をはじめとした仲間たちと切磋琢磨し、料理人としての腕をあげ、成長を遂げていく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 料理漫画として歴史に残る名作だと思うからです。第一に料理の美味しさの表現が今までの料理漫画にない表現で興味深いからです。読者にイメージできるようなコミカルな表現は毎回楽しませてもらえます。第二に料理の知識が実際の生活に活かすことができるからです。食に関して、料理研究家の森崎友紀が監修しており、目から鱗な調理工程や食材の知識に毎回驚かされます。それぞれのキャラクターごとに得意ジャンルが設定されているため、幅広い分野の料理について学ぶことができます。

クッキングパパ うえやまとち (著) 講談社

クッキングパパ うえやまとち (著) 講談社

アマゾン商品紹介 荒岩一味は金丸産業に勤めるごく普通のサラリーマンパパ。だけど、料理の腕はとびっきり!?第1巻のメニュー……イタリアン鍋/アイスクリーム/まるごと・ザ・カレー/スペシャルモーニング/イシダイの姿造り/特製ギョーザ/ヘルシー・クッキング/メンタイのり巻き/博多風トン骨ラーメン/アッサリ雑炊/スイートアップル/ベーコン

レビュー

どんな話ですか? 料理を作る事が大好きな会社員荒岩一味を主人公として、家族・同僚・近隣住民と「家庭料理」を絡めて絆を深める漫画となっています。荒岩=クッキングパパとして家庭で腕を振るう事で、子どもたちも自然と料理が好きになっていき、家庭で料理を作る事・友人たちをおもてなすことが出来るレベルに至りました。夫婦共働きで多忙を極めているものの、子育てに関しても愛情を持って接したことで、立派な大人に育っていくのもこの漫画の魅力と言えます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 私は食べるのが好きでクッキングパパを読み始めたのですが、この漫画を読むまではほとんど料理をしたことが無い・仮にした場合であってもかなりおいしくない出来でした。しかし、この漫画を読んで料理にチャレンジしたところ、手順に則って作っていけば失敗が少なくておいしい料理が作れるようになったので、料理をほとんどしたことが無い人にお勧めしたいと感じました。男性一人暮らしでも簡単に作れる料理を紹介している事が多いので、一度料理をして作る側の気持ちになってみるのも良いと思いました。

焼きたて!!ジャぱん 橋口たかし (著) 小学館

焼きたて!!ジャぱん 橋口たかし (著) 小学館

アマゾン商品紹介 もともとゴハン党だった和馬は、6歳の時にパンの虜になった。その訳は、近所にあったパン屋さん「サンピエール」で、抜群においしいパンを食べたことにある。サンピエールの店主は、日本が世界に誇れる日本人のパン「ジャぱん」を創ることが夢だった。フランスパン、イギリスパン、ドイツパンなど、世界には自国の名を冠したパンが沢山が、日本にはない。そこで店主は、世界中に愛される日本のパンを創ろうとしていたのだ。フランスで修行を積んだ彼は、そのパンを故郷で創ろうとするが上手くいかず、東京に出ることにする。そしてまた和馬も、彼の意志を自分で実現させようとパン創りに夢中になったのだ。それから10年の月日が流れ、中学を卒業した和馬は、東京でも1、2を争う有名なベーカリーショップ「パンタジア」に採用され、大きな希望を胸に上京する

レビュー①

どんな話ですか?  主人公は東和馬(あずまかずま)。彼は田舎に住む少年であり、ある日、大手ベーカリーであるパンタジアの採用試験に応募し、自分は受かったものだと早とちりして上京する。しかし、実際はただ採用試験にエントリーしただけであり、そこから採用を目指して、様々な試験を乗り越えていく。

また、彼は実際誰かにパンの手解きを受けてきたわけではなく、最初、パン屋の店主にパンづくりを教えてもらって興味を持った後は、自己流でパンを作り続けてきていた。そのため彼が作り出すパンはいつも、普通の職人では考えつかない驚きのものばかりであった。

なぜその漫画をオススメしたいですか?  まず、話の中に出てくるパンが魅力的で読んでいるだけでお腹が空いてきます。また、レシピは実際に実現可能なものが多く、子供でも簡単にできるものから、少しレベルが高いものまであり、漫画の間にはレシピの説明が書かれたページもあります。

このお話はアニメ化もしましたが、同時に人気が出てきてからはコラボ商品として発売されたパンもあります。今はもう手に入らないものですが、作者の方の開発に関しての小話など漫画以外の部分でも大きな魅力がある作品です。

レビュー②

どんな話ですか? 焼きたて!!ジャぱんは、簡単に言うと料理の中でもパンを主軸とした漫画です。太陽の手というものを持つ主人公の東和馬が自分の作る独特なジャぱんというパンで、日本のみならず海外の中の様々なパン作りの人たちと勝負をし、自分のジャぱんを極めていくという物語です。また、その漫画には、東和馬だけでなく、出てくるキャラクター全てが個性的で、面白く、出されるパンも今まで知らなかったようなおいしそうなパンが多く出てくる所も魅力です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? まず、出てくるキャラクターが個性的で面白い所です。例えば、主人公の東和馬・関西弁の河内恭介・堅物な諏訪原 戒等のキャラクターのリアクションや個性的なパンは非常に面白いと感じました。次に、時々出てくるパンを作る際のマメ知識も実際のパンを作る際にためになるものが多いので魅力的だと感じました。さらに、パンの審査員の人たちのパンを食べた後のリアクションがオーバー過ぎて予測不能な所も非常に面白かったと感じました。

ラブ・ミー・ぽんぽこ! 赤瓦もどむ (著) 白泉社

ラブ・ミー・ぽんぽこ! 赤瓦もどむ (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 種の生き残りを懸けて、人間の雄(オトコ)と番うために山からやってきた化けだぬき・ぽんこ(♀)。より良い雄(オトコ)と結婚するため、セレブ~な学校に入学したが、たぬき姿の時にとある双子に拾われてしまう!その双子とはセレブ~な学校でも一目置かれる二ノ宮兄弟!化けだぬきであることもすぐにばれてしまうが、ある条件のもと、ぽんこの婚活を手伝ってくれることになり…!?サバイバル婚活ラブコメ、笑撃の第1巻!

レビュー

どんな話ですか? 白泉社から出ている少女漫画です。

狸の女の子が人間に化けて、将来食べることに困らないためにお金持ちの人間のお婿さんを探すお話です。

恋愛漫画かと思いきや主人公が狸なのでギャグ多めでとても読みやすいです。

人間に化けた姿は容姿端麗・優秀な女の子ですが、根が狸なので本能に忠実で食べることをいつも考えています。

ある日お金持ちの双子の同級生の少年に狸として拾われて一緒に暮らすことになりますが、人間の姿はバレていないのでその関係も面白いです。

色々なお婿さん候補・同じく人間に化けて暮らしている動物もたくさん出てきて見応えがあります。

なぜその漫画をオススメしたいですか? こんなに漫画って自由なの?!と思えるくらいのびのびとした漫画で見ていて面白いです。

作者さんが楽しんで描いているなというのが伝わってきます。

何度でも繰り返して読めますし、絵柄も可愛くてオススメです。

普通の恋愛漫画は疲れたなって方にもオススメします。

内容も恋ありギャグあり友情ありでテンポよく読めます。

婚活を目的に人里におりてきましたが、色々な出会いやお話もあり続きが気になります。

全5冊で巻数も少ないので一気に読むこともできます。

バーテンダー 城アラキ, 長友健篩 (著) 集英社

バーテンダー 城アラキ, 長友健篩 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 新しくオープンするBARのため、バーテンダーを探していたホテル社員・美和。かつて世界的なコンクールで優勝したこともある天才バーテンダー・佐々倉溜と出会い、半信半疑で採用面接の場に送り込むが…!?

レビュー

どんな話ですか? フランスから日本へ帰国したバーテンダーが主人公で、バーを訪れた人々との関わりを描く人間ドラマです。

主人公の作るカクテルは「神のグラス」と呼ばれ、腕はピカイチ、26歳という若さにして、バーテンダーという生き方に信念を持ちながらお酒を作ります。

時には迷い、弱気になることもありますが、お客様との関わりの中で成長する姿も見られます。

バーを訪れる人には様々な事情があり、その時のお客様に合ったカクテルを提供するシーンが見どころで、お酒の説明を交えつつ、お酒に詳しくもなれる漫画です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公がお客様にカクテルを提供する際、素晴らしい格言が描かれる場面が多いからです。

人生に迷う人がいれば、その人に合うカクテルを。

レシピ通りでなく、主人公なりにアレンジし、想いが詰まった一杯を提供するシーンは感動します。

沢山カクテルの種類が出てくるので、こんなお酒もあったんだ、と多くの発見ができるところもワクワクします。

次はどんなお酒が出てくるんだろう、どのお酒で人の悩みを解決するんだろう…と、先が気になってどんどん読めてしまう漫画です。

私も人生に迷い落ち込む日が続いた日にこの漫画を読みましたが、漫画に勇気づけられたのは初めてでした。

ミスター味っ子 寺沢大介 (著) 講談社

ミスター味っ子 寺沢大介 (著) 講談社

 

アマゾン商品紹介 日本料理界の至宝、全料理人を率いる総帥(そうすい)である“味皇(あじおう)”こと村田源二郎(むらた・げんじろう)が、町の安食堂で出会った少年、それは後に“ミスター味っ子”と呼ばれる味吉陽一(あじよし・よういち)だった――!! 味皇に腕を認められた陽一は、ひょんなことからイタリア帰りの有名料理人とスパゲティ対決をすることになった!! 今までにないミートソース・スパゲティを作るため、陽一はある食材で勝負に出た――!!

レビュー

どんな話ですか? 料理界のドンである味皇がふと入った日の出食堂。そこには少年料理人味吉陽一が料理をしている姿があった。そして頼んだカツ丼には、極厚のカツが二度揚げされているなど様々な見たことのないような工夫がされており、素晴らしい味わいであった。そこから天才少年陽一は、味皇料理会の主任のシェフや天才料理少年堺一馬など様々なライバルたちと料理勝負を繰り広げていく物語である。さらに料理勝負の中でも味皇GPという若い料理人が腕を競い合うコンテストのシリーズは見どころである。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公の陽一が作る料理は実際にあるようなものから、これは不可能なのではないかと思わせるようなものまで様々ありますが、作品に勢いがあり見ているとお腹が減ったり、美味しいものを食べたような気分になったりして幸せな気持ちになります。また主人公の陽一明るくバイタリティーに溢れているので、見ているほうも元気をもらえます。そして実際に料理をする時の参考になったり、料理の知識を新たに得たりと、世界が広がるような漫画であるからです。