僕の心のヤバイやつ 桜井のりお (著) 秋田書店

僕の心のヤバイやつ 桜井のりお (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 ネットで話題! 陽キャ美少女×陰キャ少年の
ニヤニヤ系青春格差ラブコメディ! !
学園カースト頂点の美少女・山田杏奈の殺害を
妄想してはほくそ笑む、
重度の中二病の陰キャ・市川京太郎。
だが山田を観察する内に、
京太郎が思う
「底辺を見下す陽キャ」とは
全然違うことに徐々に気づいていき…!?陰キャ男子・京太郎の初めて恋、始まる。
コミックスでしか読めない
激レアエピソード
描き下ろし漫画あり!
どんな話ですか? 主人公は中学2年生男子の「市川京太郎」

友達はおらず、いつも1人で本を読んでいる所謂「陰キャ」です。

心根は優しく、クラスメイトのために自ら悪者になったり、見返りを求めない優しさを発揮できる良い奴でもあります。

市川のクラスメイトで、今作のヒロイン「山田杏奈」は学校一の美人。

友達も多く、モデル仕事もしている、市川とは真逆の「陽キャ」

初めは山田のことを「陰キャを見下す嫌な女」と勝手に決めつけて敵視していた市川ですが、彼女の意外な本質を垣間見て恋を自覚。

山田も、市川のさりげない優しさに触れて徐々に惹かれていきます。

陰キャであるが故に積極的になれない市川と、不器用なアタックを仕掛けてくる山田の、甘くて甘い、甘すぎるラブコメです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 作者は元々ギャグ漫画をメインに描いてきた人なので、ギャグ描写は当然面白いのですが、それ以上に、登場人物の心理描写、表現が巧みです。

この作品は、主人公市川の視点でのみ描かれているので、ヒロインや他の登場人物の内面は描写されません。

そのため読者は、表情や間、セリフのニュアンスで心の内を読み取るわけですが「本当にギャグ漫画家だったのか?」と思うほど、その表現が上手いです。

また、数話前に出てきたさりげない描写が、実は重要な伏線になっていたりなど、読むたびに新しい発見がある素晴らしいラブコメです。

どんな人に読んでもらいたいですか? 作者曰く、ヒロインの山田は「こんな女の子がいたらいいな」というコンセプトで描いているようですので、かわいい女の子に悶えたい男子におすすめたです。

また、ラブコメとして、かつてないほど構成が巧みなので、ラブコメは好きだけど、最近は同じような作品ばかりで飽きたという人にも是非読んで欲しいです。

読んだことによるエピソード 他のラブコメを読むと「浅っ」と思うようになってしまいました。

セトウツミ 此元和津也 (著) 秋田書店

セトウツミ 此元和津也 (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 「この川で暇をつぶすだけのそんな青春があってもええんちゃうか」。 まったりゆったりしゃべるだけ。関西の男子高校生、瀬戸と内海のクールでナナメでシニカルな放課後トーク7編。
どんな話ですか? この漫画は男子高校生の瀬戸小吉と内海想が河原で話すだけの物語でそれ以上でもそれ以下でもありません。舞台が河原から移ることはほとんどなく、彼らとその友達の会話劇を中心にストーリーが進行していきます。伏線の回収とウィットに富んだ会話が魅力的で、読んでいると思わずにやっとしてしまうような漫画です。基本的には一話完結のコメディ作品なのですが、ラストで衝撃の事実と展開が待っています。普通の高校生が話すだけなのに面白いという不思議な感覚を味わうことができる漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 優れた漫画はおしなべてその作品でしか味わうことができない物語になっていると個人的には思っているのですが、セトウツミがまさにそれです。それこそがおすすめしたい一番の理由です。会話で物語を成立させるだけでなく、笑いやユーモアの中にさらっと考えさせるような言葉が盛り込まれていたり、ただのシチュエーションコメディにとどまらない微妙な空気感は読まないと絶対にわかりません。他のギャグ漫画のように大味ではなく、感情の機微が丁寧に描かれているという点もオススメしたい理由の一つです。
どんな人に読んでもらいたいですか? ギャグやコメディが好きな人にはもちろん、青春漫画が好きな人にもオススメしたい作品です。というのもコメディでありながら登場人物の心情の揺れがリアルであり、瀬戸と内海の二人の友情物語として読んでも上質なストーリーに仕上がっているからです。
読んだことによるエピソード 物語の行間を読む力がついたような気がします。

くーねるまるた 高尾じんぐ (著) 小学館

くーねるまるた 高尾じんぐ (著) 小学館

アマゾン商品紹介 ポルトガルから来た食いしんぼー女の子!!

マルタさんはポルトガルから来た貧乏だけど食いしんぼーな女の子。
築70年のおんぼろアパートで、慎ましいながらもエンゲル係数高めな
一人暮らしを満喫中。

紅茶チャーシュー、鶏油炒飯、パン耳タルト、蟹風味のディップ・・・等々
お金はなくても丁寧に。
マルタさんの美味しい日々!!

どんな話ですか? 『くーねるまるた』は、マルタさんというポルトガルからやって来た女の子が主人公のグルメ漫画です。マルタさんは都市工学の研究のために東京の大学院に留学していたのですが、日本での暮らしが気に入り、修士論文を提出した後もポルトガルに帰らず東京に住んでいます。築70年というおんぼろアパートで貧乏な生活を送っているのですが、食べることが大好きなマルタさんはアイディア満載の料理を作り、日々を丁寧に楽しく生きているのです。ポルトガル料理はもちろん和食までどれも美味しそうなものばかりで、アパートのご近所さんや大家さんなど、料理を通しての人々との温かい交流も必見である素敵な作品です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? マルタさんの明るく好奇心旺盛な人柄が良く、彼女を取り巻く登場人物も個性的で、今の時代には忘れられてしまったような人々との交流が見られます。マルタさんは日本が大好きなので文化などもよく知っているのですが、彼女の視点ならではの考え方や発想にも感心してしまいます。母国にサウダーデ(ポルトガル語で「郷愁」の意味)を感じながら、柔軟な姿勢で異文化を理解し、日本で前向きに丁寧に暮らしているマルタさんを見ていると元気が出てきます。また、各話に出てくる料理が幅広いジャンルで、しっかりしたご飯系からおつまみ系、スイーツも登場します。簡単に作れるものが多く、真似したくなるレシピがたくさんあるので、読み終わった後に作ってみるのもオススメです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 美味しそうな料理がたくさん出てくるので、マルタさんのように食べることが好きな人や料理が好きな人にオススメしたい作品です。また、料理だけではなく、時々暮らしのアイディアや街歩きの楽しみなどが出てくるので、一人暮らしの人や節約している人にも見てほしいです。今はSNSなどのテクノロジーの発達によりとても便利な世の中になりましたが、マルタさんのように日々を丁寧にゆったり送ってみたいと思っている方へもオススメしたいです。きっと心が豊かになるヒントが見つかるでしょう。
読んだことによるエピソード スマートフォンを持つようになってから、ゆっくり読書などをする時間が個人的に減ったと感じていたのですが、マルタさんの生き方や考え方にハッとさせられるものがありました。例えば、マルタさんは読書も好きで日本の文学作品も読んでいるのですが、その中に登場するグルメやそれにまつわるエピソードが出てきていて、そこから美味しい発想を生み出します。また、マルタさんがスマートフォンを使っている描写がないため、おそらく彼女は所持していないと思われるのですが、料理の待ち時間に読書をしたり、散歩を楽しんだり、公園でのんびりしたりと、アナログな時間を楽しんでいます。現代では料理の検索もスマートフォン一つで行えますが、アナログなものから得た知識を元に何かを生み出すという発想はとても豊かだと思いました。お金や便利なものがなくても自分で楽しく何かを生み出すことができ、毎日丁寧に生活するというマルタさんの生き方は、誰もが共感できるものだと思います。

はたらく細胞 清水茜 (著) 講談社

はたらく細胞 清水茜 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 人間1人あたりの細胞の数、およそ60兆個! そこには細胞の数だけ仕事(ドラマ)がある! ウイルスや細菌が体内に侵入した時、アレルギー反応が起こった時、ケガをした時などなど、白血球と赤血球を中心とした体内細胞の人知れぬ活躍を描いた「細胞擬人化漫画」の話題作、ついに登場!!

肺炎球菌! スギ花粉症! インフルエンザ! すり傷! 次々とこの世界(体)を襲う脅威。その時、体の中ではどんな攻防が繰り広げられているのか!? 白血球、赤血球、血小板、B細胞、T細胞…etc.彼らは働く、24時間365日休みなく! 連載初回から大反響を呼んだ「細胞擬人化漫画」、待望の第1巻登場!

レビュー①

どんな話ですか? 一生懸命自分の仕事に取り組む彼女。彼女の仕事は赤血球。舞台は人の体内で血液内の様々な細胞や臓器、病気などを擬人化した漫画です。

赤血球の仕事は体内の細胞のエネルギーになる栄養素や酸素を届け、細胞が酸素を利用した後の廃棄物である二酸化炭素を排出するので、宅配業者のように例えられています。

彼女が仕事をする中で病原菌に出会ってしまったり、病気や怪我により体調の変化などのトラブルに対応する、白血球や免疫細胞との絆を通して、健康な体を守る細胞の暮らしが描かれています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? あらゆる人が体験する風邪やちょっとした怪我などで体の中はどのように対応しているのかが、物語として大変おもしろく描かれています。

作画もきれいで見やすく、医学の専門的な知識がなくても、楽しみながら簡単に理解することができます。

体の中で一番小さな細胞である血小板は幼女、体を守る為に自身の細胞も破壊するキラーT細胞は海兵隊のようなマッチョ集団と、とにかく例え方(擬人化)が素晴らしくわかりやすく、楽しく表現されていて、どんどん読み進めてしまいます。

レビュー②

どんな話ですか? 赤血球や白血球、血小板、ヘルパーT細胞、マクロファージなど、ヒトの体の中で働く細胞たちがキャラクターとなった世界で、ヒトの体の中の日常が描かれています。時に、肺炎球菌やスギ花粉症、インフルエンザ、すり傷などの脅威がヒトの体を襲い、細胞たちが協力してその脅威に立ち向かって行きます。各細胞の役割や疾患などのストーリーは、実際の免疫学で説明されている仕組みが反映されています。擬人化された細胞たちはキュート&カッコよく描かれていて、戦い意外の部分ではクスッと笑えるシーンもあり、和み系の漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 働く細胞たちのそれぞれの役割や細胞同士の連携プレー、疾患などの仕組みが免疫学に忠実に描かれていて血液・免疫系の勉強の参考書としておすすめです。血液・免疫系の勉強では、多くの細胞や似たような名前の細胞が登場し、文字ばかりの参考書で勉強するのはなかなか大変です。この漫画ではそれらの細胞がキャラクター化されていて免疫反応の仕組みもストーリー化されているので、難しい血液・免疫系の話も頭にすんなり入ってきます。

レビュー③

どんな話ですか? 人の身体の中で毎日休むことなく一生懸命にお仕事をしている、体内細胞たちを擬人化した漫画です。主人公は血管の中で酸素や養分を運んでいる赤血球の女の子。体内に侵入してくる細菌を殲滅するために戦う白血球の青年と出会い、自分たちに与えられた仕事をきちんとこなしながら世界(宿主の身体)を守るために奮闘します。

ウイルスや花粉が入ってきたときに人間の体内では何が起こっているのか、すり傷とはどんなものでどんな風に治っていくのかなど、衛生にまつわる身近なことを可愛いキャラクターたちを通して楽しく学べます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 病気や怪我のときに細胞たちが身体の中でどんな反応、対処をしているのかがすごくわかりやすいストーリーになっていてオススメです。細胞や免疫などの話はとっつきにくいこともありますが、とにかく擬人化された細胞たちが魅力的なので勉強しよう、と意識しなくても自然と知識がついてしまいます。

フランスはとにっき 藤田里奈 (著) 徳間書店

フランスはとにっき 藤田里奈 (著) 徳間書店

アマゾン商品紹介 30歳を目前に、無職で独身。ヒマな時間をもてあましていた藤田里奈(作者)はワーキングホリデーで海外に1年住む事を決意!海外に行って戻ってきたら就職するから、最後の記念に趣味の漫画を描き上げて、出張編集部に持ち込みをしてみようと思いコミックリュウ編集部へ。そこで出会った編集者の目に止まり、漫画の連載が決まった!え、私1年ほどフランスに行くつもりなんですけど!?
ハマる人続出中!コミックリュウHP内で連載中!
どんな話ですか? 無職で結婚の予定も何もないアラサーの女性が、思いつきで急に、ワーホリビザでフランスに1年間滞在することになったエッセイ漫画です。フランス滞在が決まると同時に、漫画の連載も決まり、無事に現地で働かなくても良くなったのですが、フランス語も全然話せないままドタバタで出発。1年間の滞在中に起こったあらゆることを、作者独自の視線でユーモアいっぱいに綴られています。海外滞在のアレコレや、思ったことと違った的なエピソードはもはや珍しい話ではないですが、それでも彼女独特の視点が面白くて一気に読めてしまいます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 普通はフランスに行くとなれば語学をマスターするとか、何か目的を持って行くと思うのですが、漫画家としての仕事があるせいか、作者の生まれ持っての素質なのか、全然ガツガツしたところがなく、現地の人と恋愛エピソードに発展することもなく1年後に無事帰国。途中色々なトラブルもありつつ、読んでいてストレスに感じることもなく気楽に読める。フランス人のおかしいだろう、という感想も正直に書いているのですが、全然嫌味がなく自分がフランス人だったとしても面白く読めるのでは、と思います。
どんな人に読んでもらいたいですか? 人生に血迷ってる若い方や、ある程度歳を重ねて落ち着いて来た旅好き女性など。また、フランスやパリ、旅行に興味がないけど単純に笑える漫画が読みたい人。あまり重すぎるテーマのものはしんどい、サクッと読んで単純にリフレッシュしたい、という人にもオススメしたいです。
読んだことによるエピソード 自分は海外旅行に行くときは、事前に下調べして、しっかり予定を組んでテキパキ動いてしまうタイプで、この漫画の作者さんとはちょっと逆かもしれません。もう少し緩くてもいいのだなぁと思いました。(色々な意味で)

スクールランブル 小林尽 (著) 講談社

スクールランブル 小林尽 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 恋する乙女・塚本天満、高校2年。恋のお相手は同級生の烏丸大路。運命のクラス替えの日、天満の祈りが届いたのか、二人は同じクラスに!! しかし喜びも束の間、彼があと1年で転校することが判明。ゼ~ッタイ転校前に告白するぞ! そんな彼女に恋をしているのが播磨拳児。天満の気持ちをつゆ知らず、あれやこれやとアタックするも、天然ボケな天満は完全スルー! 天満の播磨の片想い、どうなる?‥ってお話です。
どんな話ですか? 男女二人の高校生の物語がそれぞれがスタートします。男女二人の主人公の目線がメインとなり、その他にも回によって各キャラクター目線で物語が展開する青春群像劇のテイストをとっています。播磨拳児、塚本天満の二人が、それぞれ好きな相手を求めて行く恋の物語が展開します。その中でかなりギャグテイストな見せ方もしていくテンポのよい学園ラブストーリーになっています。登場人物たちそれぞれの青春を追っていくもので、キャラに感情移入できる内容になっています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 恋愛とコメディをこれでもかと絡めた物語性は練られたもので面白みがあります。登場するキャラクターがとにかく面白く、かなり個性派なキャラクターが揃っています。特に播磨拳児の暴れん坊な青春は意外性があって面白いものです。漫画家になり、マグロ漁船になって陸を離れるなどの普通の学生とはかけ離れた青春をおくる様は笑えて面白いです。明るくおバカなテンションでの見せ方も多いですが、等身大の恋の感情を描いた展開にはキュンとくるものがあって楽しめます・
どんな人に読んでもらいたいですか? 太い筋がずっと続く緊張感がなく、多くは緩い学園ラブコメの展開となり、個々のエピソードも短編のものが多いです。長くシリアスな話だと集中力が持たない、疲れるという人であれば、てっとり早く笑えて楽しめるこの物語がおすすめできます。少しの時間でクスリと笑いたい、可愛いヒロインを楽しみたいという人にも向いています。
読んだことによるエピソード とくになし。

魁!!クロマティ高校 野中英次 (著) 講談社

魁!!クロマティ高校 野中英次 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 普通に暮らしていた優等生・神山高志は、なんの因果か日本一の不良校・クロマティ高校に入学してしまった。脱力系ギャグの金字塔!

普通に暮らしていた優等生・神山高志は、なんの因果か日本一の不良校・クロマティ高校に入学してしまった。しかし、そこは「どこが不良(ワル)?っていうか何?」という高校生の巣窟だった! 『クロ校』沿革・校歌他、おまけページ満載の第1巻!!

レビュー①

どんな話ですか? 不良の巣窟であるクロマティ高校に、とある理由で入学するはめになってしまった優等生の神山高志。真面目で不良に縁のなかった神山だが、何だかんだでいちばんクロマティ高校に馴染んでいるのが面白い。不良の友人を初め、もはや高校生なのか分からない謎の男・フレディ、ゴリラ、どう見ても見た目がロボットなメカ沢等、個性的なキャラクターとの交流を深めていく。野球部を作ったり、遠足や修学旅行に行ったり…と、神山の高校生活をゆるーいギャグを交えながら描いたお話。でも、ストーリーというストーリーはなく、脱力系ギャグを楽しむ漫画。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ストーリーやキャラクターの設定がとにかくぶっ飛んでいるうえ、ゆるーい脱力系のギャグがツボにはまるととても笑えるので、とにかく面白い!一話一話が6Pほどで短く、さらっと読めるので、時間がない時でも大丈夫。キャラクターもたくさん出てくるが、それも複雑に絡み合うわけではなく、全体的にゆるいので、あまり頭を使わずに読める。それに、ストーリーというストーリーも存在せず、作者自身がかなりゆるい雰囲気で描いているので、読んでいる方も何も考えずにゆるーく読める。ギャグが面白いのと、ゆるく読めるので、おすすめ。

レビュー②

どんな話ですか? 不良の巣窟であるクロマティ高校に入学した主人公(優等生)の高校生活を描く、脱力系ギャグ漫画。
なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかくゆるーい世界観とギャグが笑えます。何も考えずに楽しめるのでおススメ!

静かなるドン 新田 たつお (著) 実業之日本社

静かなるドン 新田 たつお (著) 実業之日本社

アマゾン商品紹介 関東最大の暴力団・新鮮組の総長が射殺された! 跡目を継いだのは息子の静也。しかし彼の本業は、ランジェリー会社「プリティ」のデザイナーだったのだ。かくして、昼はしがないサラリーマン、夜はヤクザの大親分という、奇妙な生活が始まった……。
どんな話ですか? 日中は下着会社で働いている青年近藤静也は、実は日本有数の広域大組織の暴力団の総長でありますが、カタギの彼は背も小さく、上司の部長からはしょっちゅう怒られている冴えないサラリーマンです。チーフである女性に片想い中ですが、あまり相手にされていません。

が、彼がひとたびドンになった裏の姿はとても素敵で、言動・行動がすべてにそつがなく、トップリーダーとして組の者を率い数々の困難や他の暴力団組織との抗争にも打ち勝っていきます。

そのギャップは読んでいてとても痛快であり、男性としての理想をみるようです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 裏街道の長として、類まれな極道の素質を持った若きドン近藤静也の、カタギ世界に憧れ、女性に一途な彼の想いにはとても哀愁があり、普通の生活の幸福というものをあらためて読者に感じさせてくれます。

同時に、近藤静也という男のどんな状況でもぶれない価値観を持ち続けるという強さにも感嘆させられます。

単なる、コミカルマンガという観点ではなく、人の生き方という面でもかなり勉強になるマンガなのでオススメしたいと思います。

どんな人に読んでもらいたいですか? きわどいシーンも多々あるので、20歳以上の学生やサラリーマン等、現実に疲れた人やこれからどうしてよいか分からなくなっている人、将来に希望が持てない人など、幸せ感がうすい人々に男女問わず読んで欲しいと思います。
読んだことによるエピソード 近藤静也のサラリーマン生活での笑顔に日常生活のしあわせの探し方を教えられました。

日常 あらゐ けいいち (著) KADOKAWA

日常 あらゐ けいいち (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 妄想がふくらみがちな夢見る女子高生・ゆっこの回りにはロボやらヤギやら謎なものがいっぱい。今日も微妙にシュールな日常が始まります。
どんな話ですか? 京都アニメーションによりアニメ化もされたあらゐけいいち氏による、月刊少年エースで連載されたギャグ漫画です。
うすた京介氏が連載した伝説のギャグ漫画、セクシーコマンドー外伝すごいよ!マサルさん を始めとする、いわゆる「シュールギャグ」に分類されます。
高校に通う3人の女子と1ロボを主にその友達や先生などを巻き込んだシュールなギャグを展開していきます。
漫画の一コマの「ぬかしおる」を始め、ネット上に有名画像としていくつかのコマが残っているので、話をしらなくても漫画の一コマで知っている人も多いでしょう。
なぜその漫画をオススメしたいですか? なんといってもs「シュールなギャグ」です。

アニメ化もさることながら、漫画においても4コマで完結する話と通常の漫画方式で完結するパターンがあり、1話完結型の読みやすい作品になっています。

3人と一人のロボの女子高生達は全員とてもBL好き婦女子、バカ、寡黙だが口を開けばボケる、ゼンマイが背中についたロボの4人でそれが元になって話が展開されていきます。

普通にキャラクターは可愛い見た目をしていてキャラクターだけみれば日常系漫画なのですが、その内容はぶっ飛んでいてギャグ漫画好きには是非おススメです。

どんな人に読んでもらいたいですか? うすた京介、増田こうすけを始めとした、シュールギャグと呼ばれる不条理なギャグが展開するギャグ漫画好きには是非おススメしたいです。

なぜこの場面でそのセリフを言うんだ?なんでこの場面でそのキャラクターが出てくる?といった意味がわからないけど面白いでも、思い出すと笑えてしまうと言った方に是非おススメします

読んだことによるエピソード セリフが一切登場しない回が存在するのですが、絵柄とリアクションのみで笑える漫画を始めて見て驚愕しました。

吸血鬼すぐ死ぬ 盆ノ木至 (著) 秋田書店

吸血鬼すぐ死ぬ 盆ノ木至 (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 行方不明の子供を助けるため、真祖にして無敵の吸血鬼・ドラルクの城にやってきた吸血鬼ハンター・ロナルド! だがドラルクの正体は、凄まじい頻度で死んで塵と化す史上最弱のザコ吸血鬼で!?
どんな話ですか? 吸血鬼退治人として活躍するロナルド、彼はとある田舎町の吸血鬼が棲むという古城に行ったきり帰ってこないという少年を探しにかっこよく乗り込んだ…が、そこに居たのはちょっとした刺激ですぐ死んで砂になってしまうクソザコ吸血鬼のドラルクだった。どちらがボケでツッコミでとも言えないぐだぐだな状況で少年を追い、自爆に等しい状況で城を焼け出されてしまったドラルクは勝手に新横浜にあるロナルドの事務所に居候することに決めたのだった。新横浜に巣食う吸血鬼と個性豊かな退治人とのどたばたギャグ!
なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく面白い!読んだ人が絶対「久々に声出して笑った!」と言ってしまうぶっ飛んだ内容。吸血鬼も虫型から人型等いろいろなタイプが登場、正直「こんなのまで吸血鬼?」と思ってしまうキャラも居るけれどそれもこの作品の魅力の一つ。そして吸血鬼に負けないほどの個性豊かな退治人は心優しい男性達から巨乳で辛口なお嬢さん達までよりどりみどりで推しを探すのが大変。なぜか神奈川県の新横浜が舞台というニッチな設定もたまりません!
どんな人に読んでもらいたいですか? かわいい動物が好き、かわいい女の子が好き(巨乳だとヨシ)、イケメンが好き、かわいい人妻が好き(巨乳)…と贅沢な方におすすめ。くだらないけどちょっと練られたギャグ漫画が読みたいという人生に疲れたサラリーマンにはお酒のおともにいかがでしょうか。
読んだことによるエピソード 新横浜をやたら意識するようになりました。作品に登場するビルが「あ、あのビルがモデルかな?」と思いながら散策してしまった事も。