黒執事 枢やな (著) スクウェア・エニックス

黒執事 枢やな (著) スクウェア・エニックス

アマゾン商品紹介 彼の職業は執事。彼は今日もお茶を煎れ、銀食器を磨く。そう、すべては主人のために…。スクウェア・エニックスが放つ、エキセントリック・執事コミック、第1巻ついに登場!

レビュー①

どんな話ですか? 物語の舞台はイギリス。貴族の少年シエルはある日誘拐され、家族を殺され家も放火されてしまう。

拐われ殺されそうになったとき、自分をこんな目に合わせた奴らに復讐しようと死ぬ寸前、悪魔(セバスチャン)と契約を交わす。

契約内容は犯人に復讐するまでシエルの言うことを何でも聞くこと。

セバスチャンの報酬はシエルの魂を頂くことで成立した。

セバスチャンは執事として、主シエルの護衛兼復讐の手伝いをすることになった。

そこからシエルの復讐劇が始まる。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 枢やな先生の絵が自分のツボを抑えていて、とにかく絵が繊細で美しく、世界観に引き込まれます。ひとりひとりの登場人物を掘り下げた話数も多いので、それぞれのキャラクターに愛着が湧くのも魅力のひとつだと感じます。

漫画は2020年10月の時点で30巻まで出ていて、アニメ化もされています。

いきなり30巻まで読むのはハードルが高いと感じる方もいるかと思いますが、その場合はぜひアニメからでも観て頂きたいです。

声がキャラクターにぴったりなので漫画を読む際により世界観に入っていきやすのではないでしょうか

レビュー②

どんな話ですか? 主人公セバスチャン・ミカエルはシエル・ファントムハイヴ伯爵の執事として日々様々な仕事をこなしている。しかし、実はセバスチャンの正体は、ある事情でシエルと契約した悪魔であった。シエルのある目的を果たすため二人は、たくさんの人と出会い、時には手段を選ばず、様々な事件に関わっていくことに。果たしてシエルとセバスチャンは、目的を果たすことが出来るのか、また隠された謎はどのようなものなのか。それが徐々に明らかになっていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 思わず一気に読みたくなってしまうぐらい引き込まれるストーリーで面白いです。シリアスの中にもギャグが少し混ぜられていて、そのバランスが最高です。ストーリーの中で気付かないぐらいの伏線も含まれていて、それを考察するのもとても楽しいです。また、一人一人のキャラクターが魅力的で、推してしまいたくなってしまいます。絵がとにかく綺麗で、初めて見たとき、一目惚れしてしまいました。読み進めていけばいくほど魅力が増していくのでぜひ読んで欲しいです。

レビュー③

どんな話ですか? とぼそやな先生が月刊Gファンタジーで連載している作品です。19世紀のイギリスが舞台で主人公であるシエル・ファントムハイヴは名門貴族です。そんなファントムハイヴ家は実は「女王の番犬」とも呼ばれており、裏社会での汚れ仕事を先祖代々行ってきていました。主人公は幼少期に両親を何者かによって殺され、自身も誘拐されるという過去があります。そのときにセバスチャン・ミカエリスという悪魔と両親を殺された復讐をするために自らの魂を代償に契約します。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 月刊で連載されているということもあり、絵がとてもきれいだからです。キャラクターデザインもどれも美しくて、みんないろいろな個性がありとても魅力的です。セバスチャンは完璧な執事で、その仕事ぶりも見ていてとても爽快感があります。マンガに多く伏線がはってあり、あれはこういうことだったんだと思うところが何度もあり何回読んでも面白いです。最新刊では使用人のメイリンの過去と明らかになり、よりストーリーが面白くなってきた。女性向けと思われるかもしれないが、男性にも是非読んでほしい作品です。

トモダチゲーム 山口ミコト , 佐藤友生 (著) 講談社

トモダチゲーム 山口ミコト , 佐藤友生 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 主人公の友一は4人の友達とともに、借金返済のため謎のゲームにのぞむ。友情さえあれば、おそろしく簡単なゲームのはずだった。そう、友情さえあれば…。だが、誰かのおかした裏切りが疑心を生み、ゲームは息づまる心理戦となる!!

レビュー

どんな話ですか? ある日クラスで修学旅行費が盗まれたことから、主人公の友一と仲のいいクラスメイト美笠、沢良宜、四部、心木と一緒にトモダチゲームの会場に連れてこられることから物語は始まります。ゲームの案内人のマナブくんから、この5人のうち誰かが2000万の借金を負っていて、盗まれた修学旅行費はゲームの参加費として使われていたことを告げられました。この多額の借金を返済するために誰かの借金を5人で分配して負い、数々のゲームに挑んでいきます。ゲームを進めていくうちに、登場人物それぞれが不信感を抱き始め、5人の友情はどうなっていくのか、またゲームにクリアし借金を返済することができるのか見どころです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? トモダチゲームをお勧めする理由はどのゲームも、この先どのようにピンチを乗り越えるのか、どのように裏切り者を暴いていくのか、どのようにゲームに勝つのかなどの見どころが満載だからです。また、登場人物それぞれには友人には知られていない過去があり、読み進めるごとに暴かれていきます。そのため、自分のなかで推理していたことがどんどん崩れていくので飽きることなく読むことができます。また、ゲームを進めていくうちに登場人物の心情が徐々に変化していくところにも注目です。

花のあすか組! 高口里純 (著) 祥伝社

花のあすか組! 高口里純 (著) 祥伝社

アマゾン商品紹介 【コミックス1巻の前編を収録】名作復活!80~90年代、誰もが夢中になった少女漫画の金字塔!九楽あすか14歳、元〈全中裏〉側近“左”。学校でも歌舞伎町でも独立独歩の一匹狼。紅神会・トキ正宗との抗争は、やがて全中裏や鬼畜レディースをも巻き込んで…。親から子へ読み継がれる、魂を揺さぶる不朽の名作!!

レビュー

どんな話ですか? 主人公である中学生の九楽あすかを中心に繰り広げられる物語で、基本的には敵対する”全中裏”という組織との対立が全編を通してありますが、その中に友情、恋愛、家族愛などの要素も取り込まれていて単なる乙女チックな少女まんがとは違い、女子中学生がバトルを繰り広げるなど、かなりアクションの要素も取り込まれている読んでいてはらはらドキドキする物語です。基本的には都内が舞台ですが、中には”蘭塾編”といわれる問題のある少年少女の施設での物語や、”戦・23編”は都内23区を舞台に陣取り合戦の様な争いを描かれているもなど、とても良く出来た漫画だと思います。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 私がこの漫画を好きなところはただの女子中学生の戦いを描いているだけではなく、その中に友情であったり、家族愛であったり、人として大切な部分もしっかりと描かれているところです。また信頼している人に裏切られたりと、ちょっと大袈裟かもしれませんが、”世の中はそんなに甘くない”といった要素もきちんと織り込まれているところです。また基本的に主人公の九楽あすかは一匹狼のスタイルを保っていますが、常に周りには彼女をしたう仲間が存在するところも魅力の一つです。

今際の国のアリス 麻生羽呂 (著) 小学館

今際の国のアリス 麻生羽呂 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 やりきれない日常に苛立つ高校生・有栖(アリス)良平が悪友の苅部(カルベ)や張太(チョータ)とブラつく夜、街は突然巨大な花火に包まれ、気づけば周囲の人気は消えていた。夜、ふらりと入った神社で告げられる「げぇむ」の始まり。一歩誤れば命が奪われる理不尽な難題の数々を前に、アリスの眠っていた能力が目覚め始める…「呪法解禁!!ハイド&クローサー」の麻生羽呂が全くスタイルを変えて挑む戦慄のサバイバル・サスペンス、開幕!

レビュー

どんな話ですか? ゲーマーオタクの主人公が、現代の世界に嫌になり親友の2人と合わせて3人で誰もいない世界にいきなり転移します。その世界では3人以外にも選ばれた人間が何人かいて、各場所でゲームが始まります。そのゲームで勝ち残ればビザという生きれる日にちをもらえて、ゲームに負ければ死ぬようになっています。色々なゲームに望んでいき、色々な予期せぬ展開に巻き込まれたりとハラハラドキドキできる作品です。最近ではNetflixで実写化されたものが配信されています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 初めは何気ない平凡な生活の場面から始まり、違う世界に飛ばされる親友3人は今の世界で嫌なことや逃げたいと思っている中で、いきなり誰もいないゲームで生きていく世界に飛ばされます。そこからは本当に毎回のゲームで人が死んだり、ゲームをクリアしたりとドキドキさせられます。それだけではなくて、人と人との関係を考えさせられたり何故その世界に行ったのか何故このようなゲームを行われているのかが今の現代の日本で考えさせられるからです。

約束のネバーランド 白井カイウ , 出水ぽすか (著) 集英社

約束のネバーランド 白井カイウ , 出水ぽすか (著) 集英社

アマゾン商品紹介 母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。真実を知った彼らを待つ運命とは…!?

レビュー①

どんな話ですか? この漫画は、グレイスフィールドという孤児院で、血のつながりがない子供たちが「ママ」のイザベラと共に幸せそうに日常を過ごす場面から始まります。

彼らは12歳までに里親を見つけられては、里親の元に送り出されます。

ある日、コニーという少女が里親の元へと送り出されますが、彼女がいつも大事にしているぬいぐるみが忘れられていることにエマは気づき、ノーマンと共に孤児院の外に出て、コニーにぬいぐるみを渡そうとしますが、エマ達2人がそこで見たものは、変わり果てたコニーで、人を食べる鬼がいたのです。

エマ達はそこで私たち孤児院の子供たちは鬼の食料として、育てられているということに気づき、孤児院の外の世界へと逃げようと計画を立て始めます。

エマ達は、果たして孤児院の外の世界へと逃げだすことができるのかー。無事に逃げ出せたとしても、外の世界はどうなっているのかー。とてもハラハラする内容です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画をおすすめする理由として、まずストーリー展開に目を引き付けられます。冒頭部分では優しい「ママ」と孤児院の子供たちみんなとの毎日がとても幸せで、穏やかな日々の暮らしが描かれていて、ほんわかしていますが、ある事件をきっかけにその穏やかな日々は決して幸せではないとエマ達が知り、孤児院の脱出を計画するまでのストーリー展開は誰もが予想することもできないぐらい圧巻な展開だと思います。

そして、エマたち子どもたちは強大な敵(ママや鬼たち)と対峙することになりますが、一人ひとりが最大限やれるべきことを考えて、皆で協力し合う様子は心を打たれ、「頑張れ」とつい、応援したくなってしまいます。

レビュー②

どんな話ですか? 秘密が秘められた孤児院の物語。

親の顔も知らない数十人の子供たちが優しい「ママ」と孤児院で生活し、

孤児院卒業の日(養子に出る日)を待つという物語・・・

が物語は一変、その孤児院は食用児飼育農園だった!

鬼が住む世の中で人間を狩らせないために世界を二つに分断。

そうして鬼の世界には「食用児」を育成する施設がもうけられ、

養子に出たと思っていた子供たちはみんな「出荷」だった。

それに気づいた主人公エマ達はこの農園脱獄を試みる!

なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公エマのひたむきさ、誰も見捨てない心のやさしさ、鬼をも思いやるその寛大さ。

こういった漫画には珍しく、主要人物がほとんど死なないんです。

エマが最初から「全員で農園を脱出する」と言っていたように出荷されてしまった

子供たち以外はほとんど生きているという奇跡的な展開。

物語も単調なものではなく、迫力あるバトルシーンや伏線の考察なども楽しめる要素の一つ。

時折残酷な描写もありますが、感動のラストシーンは必見です。

レビュー③

どんな話ですか? ある孤児院へ収容されている10歳くらいまでの子供たちがいて、里親が見つかった順にそこを出れると夢見て平和な日々を過ごしています。しかし、里親が見つかったというのは嘘で、実は子供たちは家畜として飼われており、外の世界にいる鬼の餌となってしまいます。

その現実を、あるきっかけで目の当たりにした主人公たちは頭をひねり脱走作戦を考えます。

孤児院で優しく世話をしてくれていたママが実は悪いやつであり敵なので何とかそこを悟られないように脱走計画を立てる子供たちの活躍がすごいです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 最初の平和な毎日から突然、残酷な世界を知ってしまうところから急展開して面白いです。

また、子供たちも頭がいい子もいるのでその子たちの作戦を話し合って実行するところや、

いつママに見つかるかバレるか冷や冷やするところなど食うか食われるかなのでとてもドキドキします。

子供たちは立場上とても弱い立場にいるし常に監視されている状態なのでいかに頭を使って脱走するかやり取りするところが楽しいです。また、ママも頭がいいのでなかなか一筋縄ではうまく逃げられないところも面白いと思います。

レビュー④

どんな話ですか? 親のいない孤児院で、イザベラというママと共に皆家族のように仲良く楽しく暮らしている。その子供達はとても優秀で常に難関のテストを受けさせられ頭脳明晰に教育されている。

子供達は里親が決まると孤児院を離れて里親の元で幸せに暮らせるはずなのだが…。

その中でもエマ、ノーマン、レイの3人はとても仲が良く、優秀な子供達の中でもずば抜けて知能が高い。

その3人がある日その孤児院の秘密を知ってしまう事で幸せな暮らしが一変し、家族を守る為の壮大な戦いが始まるのである。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ストーリーがとても面白いのに付け加え展開の速さと意外な真実がどんどん明らかになりハラハラさせられ読む者をどんどん惹きつけていきます。

そしてこの主人公のエマという少女は家族を大事にし、常に何がベストかを考えどんなに無理難関な事でも決して諦めようとはせずに、自分が正しいと思った道を貫き突っ走ります。

その姿に彼女の信じる心と家族を思う温かさ、大事なものを必死に守る強さに心を打たれます。

彼女のキャラクターは、現代の欲と争いにまみれているこの世界を、浄化してくれるかのように感じられます。

すべての人が彼女のような心をもっていればこの世界にも平和が訪れるのではないかと思わせる素晴らしい作品です。

怪獣8号 松本直也 (著) 集英社

怪獣8号 松本直也 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】怪獣発生率が世界屈指の日本。この国は、容赦なく怪獣が日常を侵していた。かつて防衛隊員を目指していたが、今は怪獣専門清掃業で働く日比野カフカ。ある日カフカは、謎の生物によって、身体が怪獣化、怪獣討伐を担う日本防衛隊からコードネーム「怪獣8号」と呼ばれる存在になる。

レビュー

どんな話ですか? 怪獣と呼ばれる生物が、人々の日常生活を破壊する“怪獣大国”の日本が舞台。少年漫画の主人公としては、32歳とちょっとおっさんな日比野カフカは、幼馴染の亜白ミナとの「怪獣を全滅させる」という約束を果たすため、日本防衛隊の隊員を目指して一念発起する。ところが突然、謎の生物に侵食されてしまい、なんと自我を保ったまま怪獣化してしまう。怪獣であることを隠しながら、怪獣の全滅を目指すカフカと仲間達の絆や、怪獣の謎を追うバトルヒーローもの。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公が一度夢を諦めた32歳という、同年代なら誰もが共感してしまう設定であること。世間に対してちょっと斜に構えているけれど、仕事熱心で面倒見が良いカフカは職場の同僚や先輩に欲しいと思えるイイ奴。こんな平凡な、なんなら自分の周りにもいそうなおっさんが、怪獣になったり、一回りも年下の隊員たちと競ったり友情を育んだり…。大人がもう一度夢や青春をやり直すような姿に胸が熱くなる。ヒーローものは子供っぽい、主人公がとにかく強いだけというイメージを打ち砕く、おっさんの活躍を読んでもらいたい。

レビュー②

どんな話ですか? 怪獣が頻繁に発生する国、日本を舞台にしたバトル漫画。日々襲い来る怪獣を退治する日本防衛隊。その隊員になる約束を幼馴染の女の子としていたのに諦めてしまった主人公、日比野カフカ。怪獣処理の仕事におわれる毎日だったが、ある日後輩を怪獣からかばってケガをしてしまう。入院中のカフカの目の前に突然小型の怪獣が!気が付くとなぜかカフカの体が怪獣に変身している?!どこからどう見ても怪獣になってしまい、怪獣を退治するのが夢だったのに、逆に退治される立場に。怪獣に変身してしまったカフカは退治されてしまうのか、それとも約束した防衛隊員になるれるのか、これも一種のヒーロー漫画になりそうな予感がする漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公の日比野カフカは冴えない男なのに、なぜか気になる存在。一度はあきらめそうになった子供の頃の夢を、後輩に影響され再び目指し始めます。まっすぐで憎めない性格が見ていて気持ちが良い。悪い怪獣を倒すヒーローになると諦めない姿、後輩にも憎まれ口をたたきながらも優しくする姿、命を張って後輩を助ける姿にグッときます。人はどこかにヒーローになりたい願望があるんでしょうね。くすっと笑えて元気を貰えるので、おすすめしたい漫画です。

地獄楽 賀来ゆうじ (著) 集英社

地獄楽 賀来ゆうじ (著) 集英社

アマゾン商品紹介 最強の忍として畏れられ、抜け忍として囚われていた画眉丸は、打ち首執行人の“山田浅ェ門佐切”から無罪放免になる為の条件を突きつけられる。その条件とは極楽浄土と噂の地で「不老不死の仙薬」を手に入れること…!! 生死を悟る忍法浪漫活劇、開幕――!!

レビュー①

どんな話ですか? 江戸の末期、かつて最強の忍として恐れられていた”がらんの画眉丸”は、抜け忍として捕らえられ死罪人となっていたが、打ち首執行人の山田浅ェ門から

極楽浄土と噂のある島から不老不死になれる仙薬を入手することが出来れば無罪放免となると告げられます。

他の死罪人と執行人たちと上陸の後、天仙という不老不死を研究し修行を重ねる仙人たちと遭遇。

不老不死の仙薬は人間から作られており、天仙は本土の人間すべてを仙薬に変え、完全なる不老不死を目指していることを知り、

それを阻止する為、そして画眉丸は愛する妻・結の元へ戻る為に、天仙たちとの戦いが繰り広げます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 元々は週刊少年ジャンプでの出張読み切りという形で読んだのがきっかけなのですが、ストーリーの設定にまず衝撃を受けました。

極楽浄土の島へ渡る前、先に調査に行った者が身体から花を咲かせた状態で戻ってきた画がとても印象的で、

何故?どうして?という謎と不可思議さに興味を持ちました。

島へ渡るのは監視役の執行人と死罪人のペアですが、各々が個性的であり、

天仙との戦いでの協力で、お互いの生い立ちや過去を知り、分かち合っていく部分が芽生えたりと、

キャラクターの関係性にも惹かれる部分があります。今までに感じたことがない印象の漫画です。

レビュー②

どんな話ですか? 江戸に近い世界観のファンタジー漫画。極悪大罪人に、蓬莱の島から不老不死の仙薬を取ってくるなら、死刑を免除し恩赦を与えると条件を出し、その条件を飲んだ数人の大罪人が島に渡る。主人公もその一人。冷徹な暗殺者の彼はかつての仲間に罠にはめられ投獄、死刑を言い渡されていた。死刑の介錯人とペアを組まされ、未知の化け物や仙人と戦い、かつ、お互い殺し合いながら、この謎の島と不老不死の仙薬の真相に迫っていく。同時に、主人公たち自身の過去も次第に明らかになっていく。その先に未来はあるのか?
なぜその漫画をオススメしたいですか? まず、主人公が極悪人なのに違和感がなく、キャラクター達に同情や嫌悪感を覚えて感情移入しやすい。敵も味方もすべてのキャラ設定がしっかりできていて、ただのアクション時代ファンタジーではなく、物語の奥深さを感じる。敵であっても悪いからと断罪できない気分にさせられるところが、人間味やファンタジーでありながら現実感が出る魅力になっている。一度一巻だけでも読んでいただきたい作品ですね。今後のアニメ化や実写映画化が期待出来る作品だと思います。

宝石の国 市川春子 (著) 講談社

宝石の国 市川春子 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 今から遠い未来、宝石のカラダを持つ28人は、彼らを装飾品にしようと襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。

レビュー

どんな話ですか? はるか昔に人類が滅亡した遠い未来、地上では宝石の体を持つ人型の生き物たちが生活していました。彼らは髪の毛からつま先まですべてが宝石でできており、容姿は美しく、体内にある微小生物の効果で不老不死です。しかし、彼らを狙い、空から襲い来る「月人」との戦争により、宝石たちは何度も砕かれたり、連れ去られたりしていました。主人公・フォスフォフィライトは、そんな宝石のうちの一人。月人好みの美しい体と、何もなし得ない不器用で脆弱な体を持て余していました。そんな彼が、仕事を得るため、仲間の悩みを解決するため、あるいは前に進むために頑張り始めるのですが、そのたびに彼の心身は傷つき、そして地上と月の状況は大きく変わっていくのです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく「凄まじい」作品だからです。まず、設定。宝石の体を持つ人型の生き物は、美しく、どこか背徳的です。しかもその設定の裏には、作者の知識の豊かさを感じられます。そして彼らの美しい体は、戦争によって容赦なく傷つけられます。宝石でできたその体は砕かれもなお美しいのですが、それが逆にエグく感じられ、同時にどうしようもなく魅力的です。それから、ストーリー。美しく魅力的な設定と繊細な絵に反するように、ストーリーはどこまでいっても残酷で、重々しいです。常に、遠くに希望の光のようなものが見えているから、余計に残酷さを感じます。どこまで読んでも胸を締め付けられるのに、読むのをやめようとは思えない、凄まじい魅力がある作品なのです。

NARUTO―ナルト― 岸本斉史 (著) 集英社

NARUTO―ナルト― 岸本斉史 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 ここは木ノ葉隠れの里。忍術学校の問題児、ナルトは今日もイタズラ三昧!! そんなナルトのでっかい夢は歴代の勇者、火影の名を受けついで、先代を越える忍者になることだ。だがナルトには出生の秘密が…!?

レビュー①

どんな話ですか? 木の葉隠れの里に住む忍者アカデミー落ちこぼれナルトが内に抱える秘密から里人に無視されたり陰口や嫌がらせを受けながらも、忍者の頂点に立つ火影を目指す成長物語です。虐げられ馬鹿にされながらも、決して諦めず努力を続け忍者となり、悲劇から復讐の闇に落ちたチームメイトを救うためにさらなる強さを得るために修行を続けます。その過程で同期仲間や他里忍者とも友情を深め、ナルト自身の人格的魅力に気付いた人々が孤独で一人ぼっちだった少年を認めていくことになるのです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ナルトのなかには、沢山の至言があります。頑張っているけど、なかなか報われない方々に贈るエールがあります。それは、主人公だけに語らせている言葉だけではありません。何事にも不器用で成果を得るのに時間がかかる私達に贈られたメッセージです。困難な手術を前に自分を信じない者に努力する価値はないと気弱になった弟子を励ます先生の言葉はこれ以上に無い程グッときます。また、復讐に囚われた友を俺とお前は逆だったかもしんねえと憂う主人公の洞察力は、深さに感服します。

レビュー②

どんな話ですか? 忍者の話で、主人公のナルトが里の長である火影になる為に、修行を重ねて成長していく物語。

最初はセンスがなく、他の人から相手にもされない中、良き指導者である畑かかしをはじめ、他の仲間から良い刺激をもらい、切磋琢磨し最終的には火影になる事ができた。それまでにはライバルであるサスケや悪の組織である暁と戦い、犠牲者を出しながらも任務をこなしていく。色んなキャラクターの技やセリフはとても心を擽られるものであり、どの年代にも楽しまれる作品です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ストーリーや個々のキャラクターの成長などで多くの感動があり、面白いのでオススメしたいです。

話は長いですが、飽きにくく夢中になる内容です。

最初に謎だった出来事や裏の話が漫画の後半で分かるところも、面白いです。

特にナルトの師匠である自来也が戦いで死んでしまう場面は感動します。

どんなに才能の無い人でも、努力次第で成長し、報われる日が来ると教えられる話です。大人になって仕事に明け暮れてる私にとっては、幼い頃や初心を思い出させる作品でした。

レビュー③

どんな話ですか? 落ちこぼれ忍者のうずまきナルトが、火影になるという夢に向かって、不器用ながら努力し続けるという物語です。ナルトは、里の人々からとある理由で忌み嫌われ、疎まれています。しかし、自分の存在を認めさせるという強い思いと、まっすぐ自分の言葉は曲げないという忍道を胸に、彼が逆境に立ち向かい克服し、成長していく過程が描かれています。その中で、友や仲間を思い、大切にし、また仲間からの信頼を勝ち取り火影となるのを描いた、週刊少年ジャンプの三大原則である友情・努力・勝利を具現化した作品と言えます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ストーリーが面白く、個性豊かなキャラクターがたくさんおり、様々な忍術や体術、幻術が繰り出されるのは魅力の一つですが、それとは別に、どんな人にとってもこのナルトという主人公から学べることがあると思います。不遇な幼少時代を過ごしてはいましたが、夢を持って努力をし続け、友や仲間を大切にし、どんな逆境でも決して諦めない生き様には、とても感動させられます。笑えて、泣けて、感動できる作品であるので、読んで欲しいと思います。

BAMBi カネコ アツシ (著) KADOKAWA

BAMBi カネコ アツシ (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 5億円の賞金をかけられたピンク色の髪と銃を持つバンビ。誘拐した少年と共に旅を続ける彼女に次々に襲い掛かる追っ手。ふたりの旅路の果てに待つものとは……? ピンク色の髪とピンク色の銃を持つ殺戮処女・バンビを巡るロードコミック第1巻!

レビュー

どんな話ですか? 子どもを依頼者(老人3人組)の元まで届ける若い女の子(ピンクの髪でピンクの髪銃を所持している)と、その子どもを誘拐したいが為に追い回すギャングチームやロックスターなど悪党たちのロードムービー。

女の子はかわいい見た目なのにすごく強く、どんな悪党たちも容赦なく殺していく。

またターゲットとなっている子どもは子どもらしさが無く、追い回されても全く怖がる様子もなく、子どもの素性があかされていくにつれ物語が深くなる。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 筆ペンで描かれた絵が全てとてもかっこよく、どのシーンも音楽CDのジャケットになりそうで素敵。

人が殺されるシーンがバンバン出てくるが、気持ち悪さよりも何故か爽快感すら感じるスピード感がとても心地いい。

物語の内容も謎が少しずつあかされるのが歯がゆいようで気持ちよく、続きをすぐに読みたくなり、気づいたら全て読み終わっている。

出てくる登場人物が全て濃く、全員キャラが立っているのも読んでいて飽きなくて楽しい。