図書館戦争 LOVE&WAR 弓きいろ, 有川浩 (著) 白泉社
アマゾン商品紹介 | 「メディア良化法」により、本が狩られる時代。その検閲に対抗すべく、図書館は本を守る防衛隊として「図書隊」を有している。笠原郁は、昔助けてくれた(顔は憶えていない)図書隊員に憧れ入隊。が、待ち受けていたのは「憧れの王子様」ではなく「鬼教官」堂上篤による訓練の数々…!? |
レビュー
どんな話ですか? | 「図書館戦争」シリーズは、有川浩の同名の小説が原作の漫画です。
小説は4巻と別冊2巻、漫画は全15巻と別冊9巻のシリーズです。 図書隊という架空の組織を舞台に、主人公とその仲間たちが国家による不当な本の検閲に立ち向かうストーリーです。 漫画では小説よりも、登場人物の恋愛模様といった日常生活を中心に、クスッと笑えるようなコメディチックに描かれている部分が多いです。 一方で、国家機関から逃走するスリリングな展開や、銃器を使った戦闘シーンは漫画でも緊迫感があります。 |
なぜその漫画をオススメしたいですか? | 小説を原作にしているのでストーリーが緻密に練られており、架空の世界なのに現実と紐づいた物語として楽しめるところです。
本の検閲との戦いを眺めているうちに、現代社会の政治や歴史について考えるきっかけにもなります。 自分も図書隊に入隊している気分になり、普段の仕事に向き合う姿勢においても参考になりました。 もし主人公だったら・・・この登場人物だったら・・・どのように判断するだろうか、と考えてしまうくらい、キャラクターの人間性がしっかりしており一人ひとりが尊敬できます。 |
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