ぼくらの  鬼頭莫宏 小学館

ぼくらの  鬼頭莫宏 小学館

アマゾン商品紹介 あらすじ/夏休み、過疎地の村へ“自然学校”にやってきた少年少女15人。1週間が経ったある日、海辺の洞窟へ探検に入った一同は、その奥にコンピューターを持ち込んで住んでいた謎の男・ココペリと出会う。彼は自分が作ったゲームをやらないかと誘い、宇白可奈を除く14人の中学1年生が同意して契約を結ぶ。半信半疑で宿舎に戻った一同だったが、その日の夕刻、大きな物音と共に巨大ロボットが現れて…(第1話)。●本巻の特徴/突如現れた2体のロボット。1体をココペリが操り、もう1体の“敵”との戦闘が開始される。自らを宇宙人と明かすココペリは、最初の戦いを終えると「この後は君たちが地球を守るんだ」と言って姿を消してしまう。これは、本当にただのゲームなのか…? 15人の戦いが、いま幕を開ける!!
どんな話ですか? いわゆる鬱系マンガです。
15人の中学生が主人公の、巨大ロボットに乗って未知の敵と戦う、一見王道ロボットアニメのような話です。
この漫画の大きな特徴は、ロボットを操縦した人間は必ず死ぬということ。
ロボットは人間の生命力をエネルギーに稼働するため、戦いが終わるとパイロットは絶命するのです。
主人公達は、そのことを後から知るものの、時すでに遅く、パイロットの運命から逃れることができません。
そのうえ、もし一人でも戦いを放棄するか、戦闘に負けるかすると、その時点で世界が滅びるという事実まで明らかになります。
つまり、戦っても戦わなくても、パイロットにとっては自分が死ぬことに変わりはないということです。
そんな絶望的な状況下で、主人公たちはそれぞれの思いを胸に、戦っては死んでいき、残りのパイロットにバトンを繋いでいきます。
このように、ただでさえ心がえぐられるような辛い設定なのに、中盤からさらに追い打ちをかけます。
主人公たちは人間のあらゆる醜さを目の当たりにし、命がけで戦う意味に疑問を抱き出す中、想像もしなかった敵の正体を知って動揺します。
果たして、自分の命を犠牲にしてまでこんなにも醜い世界を救う必要があるのか?そんな主人公たちの心の葛藤が終始描かれます。
とことん救いようのない憂鬱な展開に、いったいどのような結末を迎えるのかがとても気になり、一度読みだしたら最後まで止まりまくなります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 中学生の子供たちが直面するあまりにも残酷な運命を見せられ、自分の境遇がいかに恵まれているかを思い知らされます。
行動や考え方を改める、良いきっかけを与えてくれます。
15人の主人公たちの心理描写が非常に丁寧に描かれており、どんな人でもきっと誰かの境遇と自分が重なり、共感を抱くでしょう。
人間の醜さの描き方も秀逸。この世界で生きていくことの生きづらさや、大人の汚さの表現は胸に刺さります。他人事には思えません。
人の命をテーマに扱い、斬新な手法で命の大切さについて教えられる、とても酷な話だけど素晴らしい作品です。
どんな人に読んでもらいたいですか? ・考えさせられる作品を読みたい人
・濃いテーマを扱う作品が好きな人
・鬱マンガが好きな人
・過激な作品が読みたい人
読んだことによるエピソード 過酷な運命を背負った人を思い、自分の境遇を嘆くことなく、できることをやろうと思いました。

銀の匙 荒川弘 (著) 小学館

銀の匙 荒川弘 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 超ヒット作『鋼の錬金術師』の荒川弘の最新作!
大自然に囲まれた大蝦夷農業高校に入学した八軒勇吾。授業が始まるなり子牛を追いかけて迷子、実習ではニワトリが肛門から生まれると知って驚愕…などなど、都会育ちには想定外の事態が多すぎて戸惑いの青春真っ最中。仲間や家畜たちに支えられたりコケにされたりしながらも日々奮闘する、酪農青春グラフィティ!!

レビュー①

どんな話ですか? 高校受験時進路をどうするか悩み、学校の先生の勧めで農業高校の酪農科に進学することから始まります。生き物の世話や食べるとは犠牲の下でなっていること等普通の学校では学べないことを学んでいきます。そんな中、友人たちと学び、バカなことをし、時には恋愛をし、何かをやり遂げようと一生懸命やり、時には頼らなければいけないことを知っていきながら成長する3年間を描いています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 高校選び特に何も考えず何となくで選んだ高校からの大学、社会人。きちんと考えていなかったらこそ今後悔ばかりしています。そんな中この作品を見ると、中学の時に悩み、それをきちんと受け止めてくれた周りがいてうらやましいと思います。そして、時には否定され、逃げたくなる、楽な道を進んでもいいところを目をそらさず自分自身で選んで進んだ主人公の生きざまがすごいと思いお勧めします。最終話では初回の描写と似たところがあり、こんな風に成長したんだと痛感させられます。人生逃げずに考え続ければ大変で辛い思いもするけど、結果が残ることを教えてくれます。

レビュー②

どんな話ですか? 主人公である男子高校生の八軒は、親からの学問に対するプレッシャーから逃れるために、全寮制の農業高校へ進学しました。そこには、農家の跡取り達(キャラが濃い)がひしめき合っており、八軒も次第に勉強以外の重要なモノに気付き始めました。特に部活動に馬術部があり、好きな女の子に近づくために入部するシーンがとても面白いです。また途中で、壁に当たり挫折するシーンも何度か見受けられますが、仲間や大人のフォローで乗り切っていきます。シリアスあり、ラブコメあり、笑いありの良作です。是非、読んでみてください。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 「銀の匙」とは、農業を専門とする北海道の高校で、高校生達の日常とラブコメが繰り広げられる漫画となっております。また単行本は15巻完結となっており、お手軽に全巻揃えることができます。内容自体は高校生の学園モノですが、テーマが農業高校であるため、独得な世界観となっております。内容としては、ギャグとシリアスがとても良いバランスで構成されております。この漫画は、週間少年サンデーで連載されていたこともあり、全年齢層が楽しめる内容となっております。

レビュー③

どんな話ですか? 高校受験に失敗した主人公、八軒勇吾。

学力競争などから逃げ出すために進学した「エゾノー」で、沢山の仲間や畜産動物(なかま)に出会い触れ合い、成長していく物語。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 初めはナヨナヨとしていそうに見える主人公だが、物語が進んでいく内に、人間としての成長していく様がしっかりと描いてあり、更には起業にまで取り組んで行く姿をみていると、気持ちが前向きになってしまう。

様々な困難に正面からぶつかって行く姿勢は、見習いたい物がある。

花の慶次ー雲のかなたにー 隆慶一郎 (著), 原哲夫 (著) コアミックス

花の慶次ー雲のかなたにー 隆慶一郎 (著), 原哲夫 (著) コアミックス

アマゾン商品紹介 “だが、それがいい” 時は戦国時代。北陸加賀の前田家に、いかなる権力にも屈せず、ただ己の信ずる義のために生きた天下御免の傾奇者(かぶきもの)がいた。その男の名は前田慶次。時代を超えて語り継がれる、戦国一の快男児の伝説が幕を開ける!(『傾き御免の巻』~『猛将の慟哭!の巻』までを収録)

レビュー①

どんな話ですか? 時は安土桃山文化、前田利家の甥で天下一の傾奇者、前田慶次郎利益は自由に生き抜く。
直江兼続、真田幸村、伊達政宗、結城秀康など多くの武人と深い親交を持ち、豊臣秀吉、徳川家康が認めた漢の生き様がそこにあった
なぜその漫画をオススメしたいですか? 窮屈な世の中を自由に生き抜く慶次の生き様は男なら誰もが憧れます。
自由なのにカッコいいこのひとの為なら命をかけられる、そんな漢の生き様です。

レビュー②

どんな話ですか? 『一夢庵風流記』を原作とした歴史漫画。前田慶次の傾奇者としての生き様を描いた作品。派手で大胆、しかし心に決めた人を愛し続ける真っ直ぐさも持つ、これぞ漢の中の漢、前田慶次。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 『花の慶次』と聞くとパチンコのイメージが強いが、その結果か『タイトルは知ってるけど漫画は読んだことがない』という人が大変多い。これは由々しき事態である。言わずと知れた原哲夫先生の作品なので、作画はもはや安心しかない。同氏の作品である『北斗の拳』と比べるとやや絵柄がさっぱりした印象であるので、女性でも割ととっつきやすい。『漢』とは何なのか、再確認したい時に読む本。これが漢か〜!なるほどな〜!って10000%なるはず。


彼方のアストラ 篠原健太 (著) 集英社

彼方のアストラ 篠原健太 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 宇宙への往来が当たり前になった近未来。高校生のカナタ、アリエスら9名は“惑星キャンプ”に旅立つ。未体験の宇宙旅行に胸を躍らせながら惑星に降り立った彼らを待ち受ける、予想外の事態とは!? 近未来SFサバイバルストーリー、始動!!
どんな話ですか? 惑星キャンプに訪れたカナタ達9人は突然ワームホームに吸い込まれ宇宙に投げ出される。
5012光年先から子どもたちだけで帰還するため大宇宙を旅していく
そして旅の中、世界の真実について解明されていく
なぜその漫画をオススメしたいですか? 今を代表する冒険マンガで未知への対応などこれほどワクワクしたマンガは少ない
多くの伏線が最終巻で見事に回収される圧巻は多くの人に語りたいほど見事
どんな人に読んでもらいたいですか? 普段あまりマンガを読まない人、マンガは何も得るものがないと考えている人に一度読んでみてほしい
読んだことによるエピソード 何か、新しいことへ挑戦したい気持ちになります

覚悟のススメ 山口貴由 (著) 秋田書店

覚悟のススメ 山口貴由 (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 3年に及んだ地殻変動は多くの生命と秩序を破壊した! 絶望の底から希望を紡ぎ、新東京の民は強く生きようとする! だがその芽を摘み蹂躙する化物どもが跳梁跋扈! 窮地に立たされた人々の前に現れしは黒鉄のヒーロー!! 瞬着! 覚悟完了!! 人類の剣となれ葉隠覚悟!!
どんな話ですか? 山口貴由先生により、週刊少年チャンピオンで連載されていた少年漫画。

環境汚染や核戦争により汚染された21世紀初頭の日本が舞台。

過酷な環境でも逞しく生きていうこうとする人間達、それを喰らおうとする戦術鬼と呼ばれる謎の怪人達。

主人公の葉隠 覚悟は最強の戦闘技術である零式格闘術と、零という強化外骨格を用いて、戦術鬼達から学友達を守るために戦う。

ザックリまとめると、マッド・マックスや北斗の拳やFalloutの様なディストピアを舞台に、アイアンマンのスーツみたいなものを着た主人公が、北斗神拳の様な技で敵と戦っていくお話。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 最初こそぶっ飛んだ戦術鬼のデザインやグロテスクさにヒいてしまうが、その癖の強さが病みつきになる。

物語が進めば進むほど熱さと面白さが加速度的に増していくのでドンドン読み進めたくなる。

話数も本編は全100話、単行本にして全11巻、文庫版で全5巻とコンパクトに纏まっていて読みやすい。

ディストピアが舞台ではあるが、だからこそ生きていこうとする登場人物達の全員がエネルギーに満ちていて魅力がある。

そして何より

「怒りを胸に沈めてはならぬ 怒りは両足に込めて己を支える礎とせよ」

「正道を進む者が頭を下げることはその時点で、敗北を意味する!正道を進む者は、誇り高く顔を上げて闘わねばならぬ」

等の名言(迷言も)が随所にあふれているのが一番の魅力。

どんな人に読んでもらいたいですか? ひたすら加速度的に燃えていくので、キルラキル、機動武闘伝Gガンダム、トップをねらえ!等が好きな人にお勧めしたい。

作風こそ違うものの、主人公がひたすらに弱者の味方であろうとし続けるので、金色のガッシュのガッシュと清麿なんかが好きな人もハマるかもしれない。

読んだことによるエピソード 飽き性かつ忍耐の無い人間だったのですが、この漫画等の影響で愚直に努力していくことが出来る様になりました。

ホーリーランド 森恒二 (著) 白泉社

ホーリーランド 森恒二 (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 学校にも家庭にも身の置き所がなく、自分の存在が確認できない高校生・神代ユウ。ボクシングのワン・ツーを覚えた彼は“ヤンキー狩り”をするハメになり、夜の街の戦いに巻き込まれていくが…!?

レビュー①

どんな話ですか? 引きこもりの高校生「神代ユウ」が、路上のカリスマと呼ばれるストリートファイトの達人「井沢マサキ」と出会い、あらゆる格闘技の猛者たちを倒していくアクション漫画です。

主人公の神代ユウは最初我流のボクシングをベースとして街の強敵たちと闘いを繰り広げますが、もう一人の主人公と呼べる井沢マサキに、路上で通じるオフェンスやディフェンスを教わり、圧倒的に強くなっていきます。

作者である森恒二さんが格闘技経験者であり、実際にストリートファイト経験者のため非常にリアリティのあるバトルシーンが秀逸な作品です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 私はボクシングを通算6年以上経験しており、実際に若い頃ストリートファイトをしたことがあります。ですからこの作品は本当に「リアルな喧嘩」を上手く再現していると感じました。実際に格闘技経験者同士がノールールで戦った場合にどのようなリスクがあるのかがよく分かります。喧嘩を勧めているわけではなく、逆に格闘技をたしなんでいる人間が素人相手に手を出すとどうなるか、または異種格闘技のようなものをリング外で行うと悲惨な結末が待っているというのが理解できるはずです。若いうちは血気盛んで自分の力を試したいという人が多いですが、この漫画を読んで実際の喧嘩の危険さを知ってほしいと願います。

レビュー②

どんな話ですか? 学校ではいじめられ、家庭内では家族からの憐れみの目に苦しみ、どこにも居場所がないと絶望していた主人公が、喧嘩を通じて夜の街に居場所を見出し、さまざまな登場人物との喧嘩や友情を通して人間的に逞しく成長していく、といったお話です。もちろん主人公は最初から喧嘩が強かったわけではありません。不登校の生活の中、本で知った知識をもとにボクシングの練習を室内で始め、そこで知ったワン・ツーの素振りだけを毎日5000回などと続けていくうちに、いつしか喧嘩に必要な瞬発力や判断力を身に付けていき、そこから夜の街を舞台とした人間成長劇へと発展していきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 喧嘩の描写が単に暴力的であるような漫画とは違って、パンチひとつにしても力の込め方から拳の軌道など、かなりテクニカルで踏み込んだ内容の説明が読めることです。どんな分野でも素晴らしい技術にはそれを裏打ちする原理や鍛錬の仕方があるのだなあといったことが納得させられます。また、主人公の、がむしゃらな反復練習的努力だけでなく常に考え続け、技術を自分なりのものとして完成させようと真剣になるさまにも感動させられます。また、ひとりだけの力だけで強くなることは不可能であることを数々のストリートファイトで得た師や友人から学んでいく姿も非常に教訓的でした。

アイシールド21 稲垣理一郎 (著), 村田雄介 (著) 集英社

アイシールド21 稲垣理一郎 (著), 村田雄介 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 泥門高校1年・小早川瀬那。気弱な性格が災いし、幼き頃よりパシリ人生を送ってきた。だがそのおかげで(?)ズバ抜けた俊足を持つ瀬那は、悪魔のごとき男・ヒル魔によりアメフト部へと引きずり込まれるが!?
どんな話ですか? 気弱な高校生、小早川セナがその足の速さを見込まれて、半ば強引にアメフト部に入部させられる。悪魔のような性格の上級生ヒル魔や、心優しい先輩栗田とともに試合に出続けるうち、アメフトの魅力に惹かれていくセナ。さらには進清十郎といった強大なライバルも現れて、闘いは熾烈を極めてゆく。高校アメフトでは、クリスマスに全国大会決勝が行われ、これをクリスマスボウルという。クリスマスボウルに出ることが、ヒル魔や栗田の夢であり目標だった。そこにセナが加わり、さらにはキャッチの達人モン太や、セナをいじめていた不良連中もアメフト部に加入。弱小アメフト部はクリスマスボウルに出場できるのか、そして、数あるライバルとの闘いの結末とは?
なぜその漫画をオススメしたいですか? アメフトは日本ではほとんどなじみのないスポーツだけれど、ルールについて何も知らなくても、物語の中で説明してくれるので、自然と引き込まれます。アメフトというスポーツ自体の魅力や、時には熱く、時にはコミカルに展開する物語、さらには魅力的なキャラクターがたくさんでてくるなど、本当に面白いです。チームメイトとの友情だったり、ライバルとの熱い戦いも見どころです。この漫画を通じて、アメフトのルールだったり、アメフト自体の魅力を知ることができるので、オススメです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 逆境の中でもがいている人ですね。主人公やその周りのキャラクターは、かつて一度は大きな挫折や失敗を経験した人物です。それを乗り越えていく根性や勇気、熱さをこの漫画は与えてくれます。何度も打ちのめされても、それでも諦めない、そしてその先にキャラクターの成長がある。この漫画を読み終えたあとは、大きな勇気とエネルギーであふれていると思います。
読んだことによるエピソード アメフトのルールがわかったので、実際のアメフトの試合を見るようになりました。

Paradise Kiss 矢沢あい (著) 祥伝社

Paradise Kiss 矢沢あい (著) 祥伝社

アマゾン商品紹介 受験勉強に追われる早坂ユカリは、単調な日々を送っていたが、服飾専門学校「矢澤芸術学院」に通うジョージの学園祭でファッションモデルを務めることになった。夢を追いかける仲間たちとの出会いは、やがて---。 ファッション誌「Zipper」で連載。

レビュー①

どんな話ですか? NANAなどを描いた矢沢あい先生『ご近所物語』の続編作品。

普通とはかけ離れたオシャレすぎる高校生たちが、将来や切ない恋愛に悩む物語です。

容姿端麗な主人公・早坂紫。

親の期待を背負いながらも、進学校での成績が振るわず、進路に悩む落ちこぼれ高校生。

そんな時、謎の高校生・ジョージにファッションショーのモデルをしてほしいとスカウトされます。

服飾学校に通う『ご近所物語』主人公の妹・美和子や、

容姿端麗すぎる謎の高校生・ジョージにより、紫の高校生活は一変!

恋愛模様や友情だけでなく、煌びやかなファッションショーなど見どころいっぱいの作品です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? なにより、お洒落な世界観!

連載誌がファッション誌だっただけに、とにかく華やか。

前作『ご近所物語』と同じ高校生でありながらも、少し大人な世界観。

煌びやかなファッションショーのシーンは、色あせることがありません。

彼らのブランド「Paradise Kiss」はラグジュアリーでありながらも、繊細なディティールが素晴らしい。

紫は基本的に進学校の制服姿ですが、「矢澤学園」に通うジョージ、実和子、嵐、イザベラなど、私服姿が個性豊か!

夢を追う高校生たちの物語としてはもちろん、ファッションを見ているだけでうっとり。

レビュー②

どんな話ですか? 端正なルックスにモデル体型と容姿に恵まれながらも、母親との関係性から自分に自信がない平凡な女子高生だった主人公・紫(ゆかり)は、ファッションの専門学校である矢澤芸術学院の「パラキス」メンバーと出会い、学園祭のショーのモデルにスカウトされる。受験勉強真っ最中の紫は「あんたたちの遊びに付き合っている暇はない!」と突っぱねるが、パラキスのメンバーたちが真剣に自分の夢と向き合っているということを知りモデルを引き受けることに。次第に”誰のためでもない、自分の人生を歩くって決めたんだから”と葛藤や周りとの衝突を繰り返しながら一人の自立した女性へと成長していく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ファッション誌「Zipper」での連載開始から20年以上経った今でも、移り変わりの激しい”ファッション”がテーマの漫画でありながら全く”時代遅れ”を感じさせない作品。

自身が10代の頃にはキラキラしたファッションの世界への憧れや、自分の手で夢のように美しいドレスを作り上げるパラキスメンバーたちに、ただただ「夢」を見せてもらっていた。メインの登場人物たちよりも大人になって久しぶりに読んでみると、煌びやかな世界観だけでなくその表情やセリフの中に今だからわかる思春期特有の揺らめきや繊細さを感じ取ることができ、主人公の紫だけでなく、一人一人の心の動きがものすごく丁寧に描写されていることに気づいて感動した。

主人公の紫とジョージの恋の行方について、2人の選択に10代の頃はどこか腑に落ちないものがあったが、30代の今は「わかるよ」と共感してしまったところに時の流れを感じた。

また今作は、矢沢あい先生の「ご近所物語」のその後の世界と繋がっているためご近所ファンにとっても”あのキャラがこんな大人になったのか!”という懐かしさと発見がとても感慨深かった。

レビュー③

どんな話ですか? 進学校に通う平凡な女子高生、早坂紫が個性豊かな矢沢芸術学園の生徒達と出会い、彼らとの交流を通して自分自身が本当にしたいことは何なのかと疑問に思うようになっていきます。

彼女は親の期待や希望に合わせるようにいい子を演じて過ごしてきました。

学校も無理をして自分のレベルよりも高い学校へ通い、塾にも通いますが成績は良くなく親にもがっかりされます。

紫は自分の存在価値を見失ってしまいます。

そんな彼女にショーのモデルをして欲しいと頼む矢沢芸術学園の生徒の一人嵐。

彼の友人達の熱意も感じモデルをやってみようと決心します。

また、リーダー的存在の譲二は紫とは全く違い、自分の夢や考えを持っていて自信に満ち溢れています。

紫は彼の存在を否定しながらも自分とは全く違う性格の彼に惹かれていき、恋をします。

紫にとって彼女の周りで起きる全てのことが新鮮であり魅力的。

親の反対を押しのけて、自分の人生を歩くと決めたと誓い、葛藤しながらも一生懸命自分の人生と向き合い、成長していこうとするストーリーです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 私を含め、10代の中高生は将来の進路や夢に行き詰まり、親の言われたとおりに行動し学校へ通う人は多いです。

私自身、自分で決めた進路に進みながらもこれでいいのか、もっと他にやりたいことはないのかと自問自答することが多かったです。

しかし、挑戦することでの失敗を恐れて安全な道を突き進んできました。

誰でもない自分自身の人生なのだから自分が一生懸命考え、行動して失敗もして成長することは自信へも繋がります。

あの頃は戸惑っていた私も今なら分かります。

矢沢あい先生の作品は中高生にとても人気です。

多感な10代の子供たちが学校や恋愛に悩むことが多いけれど、読みやすい漫画の中に参考になる言葉が多く出てきます。

少しでも多くの人の悩みが早く解決できればと思いオススメします。

ふしぎ遊戯 渡瀬悠宇 (著) 小学館

ふしぎ遊戯 渡瀬悠宇 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 中学3年生の夕城美朱(みあか)は現在、花の受験生。女手ひとつで育ててくれた母親の期待に応えるために、超難関進学校の城南学院を目指して猛勉強の毎日を送っていた。ある日、美朱は親友の唯と受験勉強をしていた図書館で“四神天地書”という古い本を見つけた。この本を読み終わると、本の主人公と同じように朱雀(すざく)の力を手に入れて、望みがかなうという。その本を開いてしまった2人は、本の中に吸い込まれてしまった。本の世界でさらわれそうになった2人。あぶないところを鬼宿(たまほめ)という額に“鬼”と書かれた青年に助けてもらう。なんとか本から出られた2人だが、本のことが気になって…!? ●収録作品 ふしぎ遊戯

レビュー①

どんな話ですか? 主人公の中学生の美朱が「四神天地書」という本に吸い込まれる。

本の世界の中で朱雀の巫女となり、7人の仲間を集めながら世界を救っていく。

ストーリーの中で本の中の美朱を現実世界に戻す為に、親友の唯も入れ違いで本の中の吸い込まれる。

唯は美朱と敵対する青龍の巫女になってしまう。

美朱は自分の代わりに吸い込まれた唯を助け出そうと再び本の中に入り、仲間の朱雀七星士と唯を取り戻す旅を始める。

その旅の中で朱雀七星士の1人の鬼宿と両思いになるが、彼は本の中の人であり、現実世界を知っている美朱は2人のゆく末を悩み葛藤する。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 自分が小学校高学年から読み始めて、何度も読み返した漫画です。

主人公が中学生にも関わらず様々な困難に前向きに立ち向かっていく姿は、思春期の自分に勇気を貰えました。

私はどんな困難でも挑むよ!と敵の七星士を奮い立たせた美朱はとてもかっこ良かった。

他にも胸を打つシーンや涙無しでは読めないシーンが盛りだくさんです。

キャラクターも個性的で、今ではよくある設定かもしれませんが、この漫画が原点と言っても過言ではないと思います。

少女漫画ですが、少年漫画の様なアクションシーンも多く、男女共に楽しめる作品です。

レビュー②

どんな話ですか? 高校受験を控えている明るく食いしん坊の美朱。毎日勉強に追われ、親友である唯と一緒に受験勉強のため行った図書館にて関係者以外入れない部屋に入ってしまった二人は、四神天地書という本を偶然見つける。二人は本を手にとり開いた瞬間、本の中へ吸い込まれてしまう。

本の中の異世界へ来てしまった二人だが、そこへ現れたのが額に鬼の字を持つ鬼宿という青年。

そこは朱雀、青龍、玄武、白虎を守護神とし四つの国のある異世界。異世界から来た少女は巫女になり神獣を呼びだす事が出来、願いを3つ叶えてくれるという。現実世界へ帰れなくなってしまった美朱は、朱雀の巫女になり、願いを叶えるため朱雀七星士を探す旅に出る。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 私の中で名作中の名作で、初めて読んだのは中学生の頃でしたが大人になった今でも泣いてしまいます。

女性でも男性でも楽しめる作品ではないでしょうか。恋愛漫画ですが、少女漫画とは思えないクオリティのアクションシーンもあり、20年ほど前の作品ですが男性読者も多いようで、少女漫画なのでキュンキュンしてしまうシーンも盛りだくさんで恋愛的要素を求めてる女性にもおすすめですが、私がこの作品を強くおすすめしたいのは、中学生の少女が現実が嫌になり異世界に・・・という点で、これは大人でも当てはまる事で、序盤から共感して作品に入り込める事です。

少女が未来のため親友のため幸せになるために、周りの人に助けられながら前へ進んでいく姿は応援したくなり、また頑張って生きて行こうと思える作品です。

ただの少女漫画、と思わず一度読んで頂きたいです。

光の伝説 麻生いずみ (著) 集英社

光の伝説 麻生いずみ (著) 集英社

アマゾン商品紹介 【新体操部に入部、運命の出会いが!】愛香中学に転校してきた上条 光は、新体操の次期女王・椎名葉月、器械体操部のホープ大石誉昭と運命的に出会う! 有力選手がひしめく中、光は全国中学生大会出場をかけて、選手選抜テストに臨むが…。 アスリートの苦悩と恋をしなやかな筆致で描きあげた、週刊マーガレットで80年代に大ヒットした新体操まんが第1巻!
どんな話ですか? 主人公の上条光が新体操で活躍していくところや、恋愛などを描いた漫画です。光には新体操部に新体操界で活躍する同じ学校に通う椎名先輩というライバルがいて、その先輩は光の好きな器械体操界のホープである大石先輩とも仲がよく、微妙な関係になっていきます。そんな中、光の美しい演技が花開いていくのが素敵な漫画で憧れます。新体操の世界観が伝わるし、演技しているときの動きもきれいに描かれていて見とれてしまいます。絵もストーリーも魅力的な漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 夢に向かって頑張っていく光がとても魅力的で自分も夢に向かって頑張っていこうという気持ちにさせてくれます。課題を乗り越えて成長していく光の姿を見て、勇気をもらえます。いろいろな壁にぶつかり、乗り越えていく姿に感動するし、ピュアな恋愛も切なく感じました。夢に向かって何かをしている人や新体操が好きな方におすすめの漫画です。光が新体操を演技している姿は本当にきれいで見とれてしまいます。美しい絵が好きな方にもおすすめです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 夢に向かって頑張っている人や新体操やスポーツが好きな方、少女漫画が好きな方に読んで欲しいです。ストーリーも感動するシーンがたくさんあるのでとても楽しめます。新体操についても詳しくなれるし、演技の大変さもよくわかるのでおすすめです。
読んだことによるエピソード この漫画を読んでから私は麻生いずみさんの絵が大好きになり麻生いずみさんの漫画を一通り集めました。それくらい美しい絵の作品です。