神様はじめました 鈴木ジュリエッタ (著) 白泉社

神様はじめました 鈴木ジュリエッタ (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 父親が家出し、住む家もなくした女子高生・桃園奈々生の前に現れた怪しい男。「奈々生に家を譲ろう」という男の言葉を信じて彼の家を訪ねると、そこは廃神社! 怪しい男の正体は、土地神・ミカゲだった!! 奈々生は神社を譲られるかわりに、神様の仕事を任されてしまって!?

 

どんな話ですか? 主人公の奈々生はギャンブル好きの父親が残した借金のせいで、家を追い出されてしまい途方に暮れていたところ、ミカゲという男性に出会います。

そのミカゲという男性は土地神様で、家がない奈々生に神社を家として与え、土地神様の権利も与えました。

神社には巴衛という神使がいて、初めはぶつかることの多かった2人ですが次第に惹かれあっていきます。

それと同時に土地神様としての仕事もこなしていき、様々な神様と出会い成長していくお話です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 奈々生のポジティブで明るく、強い心を持っているところに憧れました。どんなに困難なことがあっても諦めず、チャレンジするところは読んでいて応援したくなります。

はじめは仲が良くなかった相手とも最終的には仲良くなるところなど、私も見習いたいなと思います。

また巴衛は強くてなんでもできて、頼りになるとても魅力的な男性です。

愛されている奈々生が羨ましく感じます。

お互いが好きなのになかなか素直になれないところなど、焦ったくも感じますがキュンとしてしまいます。

マップス 長谷川 裕一 KADOKAWA

マップス 長谷川 裕一 KADOKAWA

アマゾン商品紹介 普通の高校生だった十鬼島(ときしま)ゲンの前に突如現れた宇宙海賊を名乗る女、リプミラ・グァイス。彼女の目的は、2万年前に宇宙を放浪していた“さまよえる星人”と呼ばれる種族が残したと言われる秘宝だった。その秘宝“風まく光”の地図となっているのが、“さまよえる星人”の最後の子孫であるゲンなのだという。ゲンは、“風まく光”を狙う、スペース・パトロールとリプミラの戦いに巻き込まれながらも、次第に彼女にひかれていき、秘宝を手に入れたゲンは宇宙へ旅立つ決意をするのだった。

 

どんな話ですか? まるで空飛ぶ自由の女神のような天使型宇宙船リプミラ号の頭脳としてシンクロしているビメイダー(be mader 作られし者すなわち女性型人造人間)のリプミラ・ヴァイスと地球人の少年の十鬼島ゲンが、全宇宙の存亡を賭けた壮大なスケールの冒険を繰り広げるスペースオペラ。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 惑星規模の生命体である伝承族、武器もプロミネンス砲とか、続編のマップスネクストシートでは更にブラックホールバルカンとか、とにかく想像を超えてスケールがでかくカッコイイ。
メカデザインもカッコイイし女性キャラは可愛いらしい。
内容的にも優秀なSF作品に贈られる星雲賞を受賞していて読んで損はないと思う作品。

犬夜叉 高橋留美子 小学館

犬夜叉 高橋留美子 小学館

アマゾン商品紹介 ▼第1話/封印された少年▼第2話/甦る犬夜叉▼第3話/玉を狙う者▼第4話/屍舞烏▼第5話/かごめの矢▼第6話/逆髪の結羅▼第7話/骨食いの井戸▼第8話/帰還

レビュー

どんな話ですか? 現代と戦国時代を行き来できる井戸を通じて500年前にタイムスリップしてしまった中学生・日暮かごめは、かつて半妖の犬夜叉と愛し合った巫女・桔梗(ききょう)の生まれ変わりであった。
四魂(しこん)のかけらを集める冒険を通じて次第に惹かれ合う二人。
復活した桔梗を含めた3人の恋愛模様や、犬夜叉とその異母兄・殺生丸(せっしょうまる)との兄弟の因縁、最強の敵・奈落(ならく)との激闘。
冒険をベースに、恋愛や人間ドラマが盛り込まれている戦国御伽草子。
なぜその漫画をオススメしたいですか? タイムスリップ、生まれ変わりといったSF要素に加え、妖怪との激闘、主人公の成長、かごめの前世の桔梗を含めた複雑な恋愛感情、敵である奈落に関してもその心情など深く考えさせられる要素を豊富に含んでいる。

たいようのマキバオー つの丸 集英社

たいようのマキバオー つの丸 集英社
アマゾン商品紹介 日本競馬界は無敗の2冠馬・フィールオーライの独壇場!! ミドリマキバオー達の活躍も昔話に。そんな中、地方の高知競馬場に出馬してるマキバオーの姿が!? ミドリマキバオーそっくりのヒノデマキバオー。アイドルホースとして人気を集めているが、彼の正体は――!?
レビュー
どんな話ですか? みどりのマキバオーの続編に近いのが、たいようのマキバオーです。舞台は、地方競馬の高知競馬でマキバオーの妹であるマキバコの子供として生まれたヒノデマキバオーが活躍していくあらすじとなっています。ヒノデマキバオーは、マキバオーやマキバコとそっくりの姿で人気を集めるものの、レースでは勝てない日々が続いていました。騎手である福留隼人と二人三脚で歩んでいき、地方のG1制覇から中央、世界へと羽ばたいていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 前作のみどりのマキバオーを読んでいた人は、続編となるこちらの作品は話も繋がっている部分が多くとても面白いと思います。前作のみどりのマキバオーを読んでいなかった人でも、話が分かりやすくスタートからすんなりと読めると思いますのでお勧めです。競馬を知っている人、知らない人でもマキバオーをはじめとする、様々な登場キャラクターとのやり取りが楽しめる漫画だと思います。高知競馬や地方競馬についても詳しく知れるのでお勧めです。

いなくなれ、群青 京一 KADOKAWA

いなくなれ、群青 京一 KADOKAWA

アマゾン商品紹介 大人気シリーズ「いなくなれ、群青」、原作コミカライズ版開幕――

人口2千人の小さな島「階段島」、そこに住まうのは「捨てられた」人々。停滞した安定の中で、七草は穏やかに暮らしていた。しかし、どこまでもまっすぐな少女、真辺由宇との再会が、彼の日常を大きく変えて…?

 

レビュー

どんな話ですか? 現実の世界から何らかの理由で離れたいと思った人たちが集う、一見現実と変わらない別の世界にいる主人公が、ある日この世界に来た元旧友の少女が現れたのをきっかけに疑問を持ち始め、それまで満足していたその別の世界に疑問を抱き初めてしまいそれを解決するかのごとく、イタズラをしてみては自分の真相に迫ろうとしていく姿がミステリーの様に描かれています。
それが少々難しく思えるかしれないですが、じれったさがある分楽しいのです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 背景が繊細に描かれている事もあり、知らずうちに感情が豊かになって行きますので、初めは設定がややこしいと感じていた部分や伏線だと思っていた謎が次第に明らかになっていきますので、日常に退屈した特や刺激が欲しく思えて別の世界へ逃避したくなる位に思い詰めた時には、この作品に触れる事で解決策出来そうに思えるでしょうし主人公目線で追って行くと勇気付けられてもいくので、名作だと思える程の作品でした。

それだけ胸を張ってお勧め出来ます

鋼の錬金術師 荒川弘 スクウェア・エニックス

鋼の錬金術師 荒川弘 スクウェア・エニックス
アマゾン商品紹介 兄・エドワード・エルリック、弟・アルフォンス。2人の若き天才錬金術師は、幼いころ、病気で失った母を甦らせるため禁断の人体錬成を試みる。しかしその代償はあまりにも高すぎた…。錬成は失敗、エドワードはみずからの左足と、ただ一人の肉親・アルフォンスを失ってしまう。かけがえのない弟をこの世に呼び戻すため、エドワードは自身の右腕を代価とすることで、弟の魂を錬成し、鎧に定着させることに成功。そして兄弟は、すべてを取り戻すための長い旅に出る…。
レビュー
どんな話ですか? 国家錬金術師の少年・エドワードと鎧姿の大男・アルフォンス。幼い頃に『人体錬成』という禁忌を犯し、エドワードは体の一部を、アルフォンスは全身を失っていた。兄弟である彼らは失った身体を取り戻す為、『賢者の石』を求めて各地を旅していた。『賢者の石』を追うにつれ、彼らはその石の材料が大量の人間である事を知る。『賢者の石』を巡る国家ぐるみの陰謀を阻止しようと奮起する兄弟と錬金術師達。そして彼らを狙うホムンクルス達。エドワード達は失った身体を取り戻すことが出来るのか?
なぜその漫画をオススメしたいですか? アニメ版よりコミカルなパートが多く、テンポよく読める。世界観からしっかりと作り込まれているので安心して読める。さすが巨匠の成せる技。バトルシーンも流れるようで、作者が女性であるということに驚かされる。才能に性別は関係ないんや…。漫画という作品としてのクオリティがとにかく高い。絵描きの端くれとしては、どこを読んでも勉強になる。当然物語も最高に面白い。読まない理由が見つからない。

カジムヌガタイ-風が語る沖縄戦 比嘉慂 講談社

カジムヌガタイ-風が語る沖縄戦 比嘉慂 講談社
アマゾン商品紹介 外に敵、内にも敵──沖縄戦の真実を、重厚な人間ドラマとして描き出し、第7回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門大賞を受賞。 娘たちを犯しにやってくる米兵3名を相手に、シマ(集落)の人々が一致団結して戦う表題作『カジムヌガタイ』ほか、読み切り作品6編を収録。
レビュー
どんな話ですか? 沖縄出身在住の作者が朴訥な絵柄描く、沖縄人目線での沖縄戦の物語が詰まった短編集。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 沖縄の自然や文化が好きな人は多いが、戦争まで踏み込んで興味を持つ人は少ない。ひめゆり学徒隊以外にも様々な悲劇があったことを知って欲しい。

いちえふ 福島第一原子力発電所労働記 竜田一人 講談社

いちえふ 福島第一原子力発電所労働記 竜田一人 講談社
アマゾン商品紹介 「いちえふ(=1F)」とは福島第一原子力発電所の通称。「F」は福島。「1」は第一。
現場の作業員や地元住人は「フクイチ」ではなく「いちえふ」と呼ぶ──。新人賞MANGA OPENの大賞受賞作として「モーニング」に掲載されるやいなや読者、国内外のメディアからのすさまじい反響を呼んだ話題作がついに単行本化!
ここに描かれるのは「フクシマの真実」ではなく、作者がその目で見てきた「福島の現実」だ。「メディアが報じない福島第一原発とそこで働く作業員の日常」、そして「この先何十年かかるともしれない廃炉作業の現実」を、あくまでも作業員の立場から描写。「この職場を福島の大地から消し去るその日まで」働き続ける作業員たちの日々を記録した、いま日本に暮らすすべての人たちに一度は読んでみてもらいたい「労働記」です。
レビュー
どんな話ですか? 自称「売れない漫画家」であった作者が2011年の東日本大震災および福島第一原子力発電所爆発事故をきっかけに、原発作業員として働くことを決意。仕事に就くまでの過程や、高い放射線量の中、実際に働いた現場の状況が知れる貴重なルポ漫画
なぜその漫画をオススメしたいですか? 原発事故から10年、当時のことを思い出して欲しい。

失踪日記 吾妻ひでお イースト・プレス

失踪日記 吾妻ひでお イースト・プレス
アマゾン商品紹介 突然の失踪から自殺未遂・路上生活・肉体労働、アルコール中毒・強制入院まで。
著者自身が体験した波乱万丈の日々を、著者自身が綴った、
今だから笑える赤裸々なノンフィクション!
レビュー
どんな話ですか? 売れっ子漫画家が締め切りを放り出して失踪し、野宿生活から保護されるまでを本人自ら描いたノンフィクション。2度目の失踪やアル中治療編も収録。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 壮絶だったであろう失踪生活を明るい絵柄で悲壮感なく描いていて面白い。人間どんな状況でも生きていけることに勇気が出ます。

 

サスケ 白土三平 小学館

サスケ 白土三平 小学館
アマゾン商品紹介 あらすじ/大坂夏の陣を前に、徳川家康は江戸城で柳生但馬、服部半蔵などの家来を集め、会議を開いていた。席上、但馬は天井裏に潜む猿飛流の忍者を発見し、ただちに公儀隠密団の首領・服部半蔵に追跡を命じる。家康の敵・真田幸村の配下にある猿飛忍者を抹殺したい半蔵は、猿飛忍者を追う途中でひとりの少年・サスケに出会う。その頃、半蔵率いる隠密団だけでは猿飛忍者は消せないと判断した但馬は、自らの配下にある柳生忍群を使って猿飛忍者を追っていた。やがて柳生忍群の一人が猿飛忍者を仕留めるが、新たに出現した猿飛忍者によって殺されてしまう。そして、出来事の一部始終を目撃していた服部半蔵は、猿飛忍者が実は一人ではなく、猿飛の技を使う者すべてが猿飛忍者を名乗っていたことを知る(忍者猿群)。
レビュー
どんな話ですか? 甲賀の少年忍者・サスケの活躍と成長を描いた作品。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 作中の忍術の科学的な解説による種明かしが丁寧に書かれており興味を刺激される。
特徴的な日本画的な絵も魅力的だし、アニメ化作品においては話ごとに得られる教訓的なナレーションが素晴らしい。