炎の料理人周富徳 荒 仁 (著), 今泉 伸二 (イラスト) 集英社

炎の料理人周富徳 荒 仁 (著), 今泉 伸二 (イラスト) 集英社

どんな話ですか? 多数のテレビ出演でも有名な中華料理の巨匠、周富徳の半生をベースにした伝記風の作品。
グルメ漫画、ドキュメンタリー漫画というより、幼少から下積み時代の奮闘、修行先での試練やライバル料理人としのぎを削るコンクールを経てステップアップしていくという、エンターテインメント性が強く打ち出されています。
大らかで血気盛ん、お調子者の周は初めこそバタバタして挫折を味わうものの、たゆまぬ努力と土壇場での天才的な閃きによって目の前のハードルを次々と乗り越え、日本における中華料理文化に新しい可能性を開拓していきます。
順調に腕を上げつつあったある日、尊敬していた親方が病に倒れ、実力ナンバー2の副料理長も、やむなく中国へ帰郷することになります。
新料理長に抜擢されたのは周でした。ついに組織のトップに立った彼は、はたして伝統ある名店を守っていけるのでしょうか。
なぜその漫画をオススメしたいですか? かなりフィクション成分が強く、若き日の周氏は「浅草橋ヤング洋品店」などで見せる陽気でコミカルなキャラクターそのままに描かれています。
最大のみどころは、どう考えても不利な土壇場で活路を見出す、周の天才的な閃きです。
しかしそれらは、日々の努力や料理に対する好奇心、良いものは何でも吸収しようとする貪欲さに裏打ちされたものであり、単なる行き当たりばったりとは違う備えの大切さを教えてくれるように思います。

ブラック・エンジェルズ 平松 伸二 (著) グループ・ゼロ

ブラック・エンジェルズ 平松 伸二 (著) グループ・ゼロ

アマゾン商品紹介 全国を巡りながら自転車のスポークを武器に、現代社会に巣くう悪人を闇に葬っていく。自ら『黒い天使』と名乗る仕置人、それが雪藤洋士である。本気で更生しようとしている前科者の精二に執ように嫌がらせを続け、妹を強姦してまで挑発したあげくに射殺した外道刑事をトイレで刺殺した。そして辻斬りを楽しんでいた名家の息子。風呂屋の子供を誘拐したチンピラ。籠城し、殺人を繰り返す銀行強盗などをひそかに葬っていく。ヤクザのために覚醒剤中毒にされ、金を得るために通り魔を繰り返していた優子も愛するが故に自ら手を掛けるのだった…。

レビュー

どんな話ですか? アルバイトをしながら日本を自転車で旅する青年・雪藤洋二には別の顔があった。それは法で裁くことが出来ない悪を自転車のスポークで暗殺する、弱きを助け強きを挫く闇のヒーロー“黒い天使”だった。
無差別に人を殺す通り魔、権力を盾に悪事をはたらいたり、何の罪もない人々を痛めつける外道たち…。
世の中の正義では裁くことのできない悪を闇に紛れて裁いていく。
ストーリー中盤以降は竜牙会という暗殺者要請組織との死闘に展開していき、壮絶なバトルを含んだハラハラドキドキの展開となる。
なぜその漫画をオススメしたいですか? リアルで芸術的な絵。
本当に悪人と思えるやつをやっつけてくれる爽快感がある。
また中盤以降の竜牙会との死闘においてはバトルシーンが超迫力。
竜牙会を抜けて雪藤と行動を共にする仲間達のキャラも皆カッコイイ。

マジンガーZ 永井豪とダイナミックプロ 徳間書店

マジンガーZ 永井豪とダイナミックプロ 徳間書店

アマゾン商品紹介 永井豪画業50周年を記念して傑作ロボットマンガ『マジンガーZ』を単行本化!
『スーパーロボット大戦』などでマジンガーZは知っていてもストーリーまで知らなかったという方から、かつて読んでいたけどちょっと忘れてしまったという方まで、お手頃価格で一気読みできる決定版です。
カバー新規描き下ろし、最新ロングインタビューも収録!

レビュー

どんな話ですか? 天才ロボット工学博士である兜十三の孫である兜甲児が、祖父の形見であるスーパーロポット「マジンガーZ」に搭乗し、古代ミケーネの残した機械獣軍団を使い世界征服をもくろむ「ドクターヘル」の野望を打ち砕く。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 人が搭乗する巨大ロボットの最初の作品であり、超合金Zや光子力といった夢のある設定、ロケットパンチをはじめとする斬新で多彩な武器が印象に残る。
また敵もロボットとは思えない鋭敏な動きから、まるで獣だという事でストーリー中に機械獣とネーミングされたのも心に残っている。
特に子供心に訴え、科学の進歩に興味を抱かせる良い作品だと思う。

がんばれ!キッカーズ ながいのりあき (著) 小学館

がんばれ!キッカーズ ながいのりあき (著) 小学館

アマゾン商品紹介 サッカー大好き少年、大地翔は北原小学校のサッカー部・北原キッカーズに入部した。ところが、キッカーズには監督やコーチもいなく、メンバーは練習もせずゲームで遊んでいる。翔は、おんぼろキッカーズをなんとかしようと県下一の強豪・南陽SC(サッカークラブ)に練習試合を申し込むが…

レビュー

どんな話ですか? おんぼろサッカーチームの北原キッカーズ。すでにやる気も無くしてふてくされていたところに、名門サッカーチームのユニフォームを着た大地翔が登場。しかし腐りきったチームはそう簡単に変わらない。地区の強豪チームである南陽SCとの練習試合を取り付けてくるころからチームは少しずつ変わっていくのだが果たして。また面白いのはキャプテン翼のオマージュと思われる点である。主人公が転校してくるところから始まり、キャラも大地翔は大空翼、天才キーパーの上杉光は若林源三などその他も共通点が豊富に存在している。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 頑張り屋でサッカーセンス抜群の大地翔を中心とした涙と感動と友情のドラマは見るものを熱くせてくれる。青臭く古臭い熱血マンガであるが、だからこそ感じる部分も多々あるのではと思う。メンバーのレギュラー争いや離脱、加入、引き抜きなど、実社会でも起こり得るであろう問題の描き方も上手く表現されていて感心させられる。作画も迫力がありサッカープレーの描写を上手くとらえており、引き込まれるのだ。この漫画を読み終えた後はサッカーが好きになること間違いなし。

BLEACH 久保帯人 (著) 集英社

BLEACH 久保帯人 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 黒崎一護・15歳・ユウレイの見える男。その特異な体質のわりに安穏とした日々を送っていた一護だが、突如、自らを死神と名乗る少女と遭遇、「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。次々と倒れる家族を前に一護は!?

レビュー①

どんな話ですか? 王道のバトル漫画です。

人よりも霊感があり、霊が見えるということ以外普通の学生だった主人公「黒崎一護」が、虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊に襲われ、死神である「朽木ルキア」から虚と戦うために必要である死神の力を与えられることから物語が始まります。

しかし、普通の人に死神の力を与えることは死神の掟を破るものであり、ルキアは死神界に幽閉され、裁判が行われ、処刑される判決が出てしまいます。一護は責任を感じ、仲間とともに死神界にルキアを奪還するために乗り込みます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 王道のバトル漫画ですが、とにかく随所に作者のこだわりが見えて他の作品にはないオリジナリティを感じるのでお勧めです。

例えば、コマ割りやカット、セリフ、使っているペンも筆で描いたような仕上がりになっていて、ぱっと見ただけでも他の作品との違いがわかります。また、登場キャラクターも豊富ですが、ひとりひとり設定が細かくされていて個性的なキャラクターが多いこともお勧めの理由になります。そのような作品のため、映画化・舞台化・小説化など様々な媒体に変換されています。

レビュー②

どんな話ですか? BLEACHは「死神代行編」「尸魂界(ソウルソサエティ)編」「波面(アランカル)編」「死神代行消失編」「千年決戦編」の五部から成り立つ少年ジャンプ発行の漫画である。主人公黒崎一護は生まれつき霊感が強く幽霊を見ることができ、成仏しながら高校生活を送っている。そんなある日一護の前に朽木ルキアという死神が現れた。死神の仕事は虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊を魂葬(成仏)することである。ルキアは虚の退治にやってきたと一護に告げるが一護は虚の存在を信じなかった。その時虚が一護の家にやってきた。虚の前に家族を襲われた一護は虚を倒そうとするが失敗しルキアが傷ついた。虚を倒すためルキアの死神の力を一護に託し一護が虚を退治する。この時から一護は死神代行としての日々が始まる。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ただの高校生がある日家族を守るため死神の力を得る。その中で各小編で助けたい人、守りたい人が現れる。守る対象のためにどんどんと力をつけていき敵に果敢に立ち向かっていく。仲間も最初は敵だったがどんどんと仲間が増えていき、それぞれが助けたいもの、守りたいもののために全力で戦う。個人的には仲間の井上織姫を助けるために敵の本拠地に乗り込み自分がボロボロになり自分の理性がなくなっても戦い続けるシーンがあって、仲間を救出出来たところがおススメしたいポイントです。

レビュー③

どんな話ですか? 幽霊が視える高校生・黒崎一護がある日を境に死神・朽木ルキアと出会い、虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊が姿を現した。虚は一護を狙っていたけど一護の家族が襲われた。それを救ってくれたのはルキアが虚に重傷の傷を負わされ、家族を救うため一護自身も死神になる事になる。そして死神の力を失ったルキアの代わりに死神代行として町に現れる虚を退治することになる。そして他の死神や強い虚とかと戦っていくストーリーです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? BLEACHの漫画を読んでいると世界観にドキドキするし、自分自身もこういう風に強くなりたいなと思うし、ストーリーが気になって発売日とかまだかなと思ったりするほど面白いので読んでほしいと思います。あとキャラクターも魅力のひとつで、私は十番隊隊長・日番谷冬獅郎が一番好きなキャラクターです。他のキャラクターもカッコいい人や可愛い人ととかもいるのでオススメしたいし戦闘シーンも動きがあって迫力があり好きでオススメですね。

レビュー④

どんな話ですか? 主人公の高校生黒崎一護が一人の少女と出会った、その少女は死神だった。

そこから黒崎一護は、現世と死神の世界【ソウルソサエティ】を守るために戦うことになる。

少年漫画界の巨匠久保帯人が描く、渾身のバトル漫画。

圧倒的な画力で表現される【キャラクター】【世界観】がBLEACHの世界へあなたを誘うこと間違いなし。

また、少年漫画なだけあり男心をくすぐる【技】【武器】もこの作品を、私が愛してやまない作品たらしめる理由の一つであることはいうまでもない。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 久保帯人先生の世界観、アイデンティが遺憾無く発揮されているからです。

彼の特筆すべき稀有な才能は、画力のみらずストーリー、デザインなど候補をあげればキリがないが一番はワードセンスである。

彼の言葉に射抜かれた少年、青年はかなり多いのではないだろうか。

彼のワードセンスは一体どれほどの経験を積んだ上に滲んだものなのだろうか。

私のような普通の人間では彼のメッセージを上澄みしか、感じることができないのが悩ましい。

作品内にも彼のワードセンスを存分に練り込んであるので、ぜひ熟読して欲しい。

女王の花 和泉かねよし (著) 小学館

女王の花 和泉かねよし (著) 小学館

アマゾン商品紹介 亜国(あこく)の姫でありながら冷遇されている亜姫(あき)。幼いながらも母の世話をしながら、明るく生きる亜姫はある日、金の髪と天の色の眼を持つ奴隷の少年・薄星(はくせい)と出会う。境遇の違いを超えて、強い絆で結ばれる二人だったが、その先に待っていたのは…!?

レビュー①

どんな話ですか? 大国の姫として生まれながらも、冷遇されながら育った少女・亜姫は、正妃である母を第二夫人の策略により失ってしまいます。

そんな彼女を支えるのは、奴隷として差別を受けながらも、まっすぐと生きる少年・薄星。

人質という形で国を出された二人は、身を寄せた国で互いに支え合いながら成長していきます。

しかし、ただひとつの願いを捨てられないために、望まない未来へとどんどん進んでいき、過酷な運命に翻弄されることに・・・。

それでも、何度も何度も傷つけられながらも亜姫と薄星は懸命に立ち向かっていく、感動超大作なお話です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく、圧巻。少女漫画といっていいのかと思うくらいに厚みがすごいと感じる歴史ロマン作品で、読了後はなぜもっと早く出会わなかったのかと惜しく思うくらいです。読み始めたら一気読みしてしまいます。

たくさんの大人の陰謀に巻き込まれ、命を狙われたり、戦いに身を投じたりと息もつけない苛烈な日々の中で、亜姫と薄星の関係が尊くて、愛おしくて堪りません。

古代中国を模した世界は、簡単に人が死に、独裁極まりなさがまかり通る、そんな中で。ただ単純に、大好きな人たちと穏やかに暮らしたいと願った少女の、国盗り合戦に参加せざる終えなかった境遇が苦しくて、辛くて、しんどさがハンパないですが。それ以上に、魅力的な人物たちに心を揺さぶられ、奮闘する少女を彼らと一緒に応援してしまいます。

決して、身近な世界でも題材でもないけれど、共感せずにはいられない場面がたくさんあり、学ばせてくれる作品です。

レビュー②

どんな話ですか? 亜国の姫として生まれた亜姫とその奴隷として拾われた薄星の物語です。

姫と奴隷、2人は決して結ばれることのない関係性でしたが、長い年月をかけてお互いが誰よりも大切な存在になっていきます。

亜姫は薄星のために、薄星は亜姫のために、それぞれが相手のために生きていました。

それでも2人に残された道は苦しくて切ないものでした。

共に大人に成長した2人を待つのは国をかけた戦争、別れだったのです。

立場を超えて愛を貫いた2人の純愛物語です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく薄星がカッコいいのです!

ブレることなく亜姫が大好きで、立場を考えて行動したり、時に暴走したり…。

どんなに苦しくても亜姫を守り抜いた姿とラストの別れは涙なしには読めないです。

亜国は実際には存在しない国ですが、中国っぽい雰囲気を持っており、恋愛だけではなく、歴史ロマンのような壮大さも兼ね備えています。

登場人物もクセがあるキャラが多く、魅力的です。

この漫画は冒頭から結末が読めるようになっているのですが、そこまでの描き方・構成がとても素晴らしいので、是非最初から最後までどっぷり読んでみて欲しいです。

ケロケロちゃいむ 藤田まぐろ (著) フェアベル

ケロケロちゃいむ 藤田まぐろ (著) フェアベル

アマゾン商品紹介 どこか深い森の真ん中にあるかえるの国に、かえる族の姫・ミモリはたくさんのかえるに囲まれ幸せに暮らしていた。ある日、かえるの国に少年のアオイがやってくる。アオイは水にぬれるとかえるになる魔法を、ミモリの兄・マカエルにかけられていた。そんなアオイの魔法をとくためにミモリとアオイは冒険の旅にでかけることに!!アニメにもなった藤田まぐろの大人気作品!

レビュー

どんな話ですか? カエルの国のお姫様の主人公ミモリが、ある日水を被るとカエルになってしまう少年アオイと出会う。

ミモリの兄のミカエルに魔法を掛けられたアオイはミモリが解く方法を知っていると聞き、国を訪れるがミモリは方法を知らなかった。

アオイの魔法を解くために、ミモリは初めて国の外に出て手掛かりを探す冒険を始める。

また、冒険の中で行方不明の両親の手掛かりを掴んだり、天敵の蛇族の姫スーと出会ったり、様々な困難を乗り越えていく。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ミモリの能天気だか前向きな言葉に勇気を貰える。口ぐせは「大丈夫だよ」で、当時幼かった私でも何度も優しく勇気づけて貰えた。

敵の蛇族の姫のスーやその兄のシャド、可愛いマスコットキャラの様なイモムシ達。今ではよくある設定に思えるが、どのキャラも魅力的で今似ているキャラ達の元祖と言っても過言ではない。

一番感動したのは作者の伏線の回収方法。これは今の情報社会では難しい、この作品しか出来ない大掛かりな伏線で、最終巻で明らかになる。カエルの文字で暗号化された呪文は、解読する価値ありで今でも思い出すだけで感動できる。是非読んで欲しい。

 

ONE PIECE 尾田栄一郎 (著) 集英社

ONE PIECE 尾田栄一郎 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!

レビュー①

どんな話ですか? 主人公のルフィは、海賊王を目指して航海をスタートするところから物語が始まります。村で助けてもらった海賊のシャンクスとの約束を果たすために、グランドラインを目指していきます。航海が進むにつれて、ゾロやサンジ、ナミ、ウソップなどルフィの魅力に惹きつけられ仲間も増えていきます。強敵を倒しながら海賊としても、世界に名前が通じるようになり、ワンピースを目指して四皇や宿敵である黒ひげ海賊団との熾烈な戦いを繰り広げていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公のルフィは、無鉄砲ながらも人を惹きつける魅力を持っており、仲間を思いやったり大切にする事の大事さを改めて教えくれる漫画で、自分の生き方も振り返られるのでとてもお勧め出来ます。一緒に航海する仲間との絆や泣けるシーンや笑えるシーンなどが多くとても楽しい作品です。一つ一つの物語に哀しい過去や悪が蔓延る世界がありますが、ルフィが悪を退治していく姿も爽快感があります。大人から子供までハマるお勧めの漫画です。

レビュー②

どんな話ですか? ある少年(ルフィ)が『海賊王になる』のを夢見て、仲間を集めながら、『ひとつなぎの秘宝(ワンピース)』を手に入れるのを胸に、冒険する物語です。ルフィは幼い頃、村にやってきた海賊が持っていた悪魔の実『ゴムゴムの実』を食べ、ゴム人間になります。旅をし、次々と現れる敵を倒すごとに、能力を発揮し、さらに力をつけていきます。仲間もそれぞれ個性的で、世界一の剣士を目指すゾロ、嘘つきのウソップ、絶品の料理を作るサンジ、航海士のナミ、医者のチョッパー、船大工のフランキー、考古学者のロビン、そして音楽家のブラックがいます。それぞれの仲間にそれぞれの過去があり、ルフィが守り、救い、仲間にします。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ルフィはとにかく仲間想いなのです!仲間のためなら自己犠牲をしてでも救い出す、時には無茶もします。それが毎回感動します!敵を倒すと決めたら、ボロボロになって、倒れても、最後には倒すルフィ。ルフィの信念にいつも見入ってしまいます。そして、仲間たちもルフィと出会い、そのルフィの姿を見て、徐々に信頼して、絆を深めていくのです。みんな違って個性的な仲間たちだけども、すごく熱い絆を感じて、仲間って良いな!とワンピースを見て、しみじみ思います。

キングダム 原泰久 (著) 集英社

キングダム 原泰久 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 時は紀元前――。
いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は、500年の大戦争時代。苛烈な戦乱の世に生きる少年・信は、自らの腕で天下に名を成すことを目指す! !【受賞歴】
第17回(2013年)手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞

レビュー①

どんな話ですか? 舞台は紀元前春秋戦国時代の中国で、
孤児の少年「信」が最下層の下僕から天下の大将軍を目指すストーリー。信は村の長の下僕として、兄貴分の「漂」と共に暮らしていた。
貧しくも大将軍となる夢を持ち日々仕事の合間に二人で鍛錬を重ねている。ある日、秦国の高官「昌文君」が村を通りかかり、
秦国王「嬴政(後の始皇帝)」とうり二つの漂を登用する。
取り残された信は、さみしくも自分も活躍できる日を信じ続ける。ある晩信の住む小屋の戸をたたく音が。
そこには腹部をさされ重傷を負った漂が倒れていた。
漂は秦王嬴政の身代わりとして暗殺者に追われていたのだった。「俺を天下に連れて行ってくれ」二人の夢である天下の大将軍。
そう言い残して漂は息絶えた。追手が迫る中信は漂が残した地図に導かれ、信は進む。
たどり着いた先には小屋があり、
その中には漂にうり二つの秦王嬴政がたたずんでいた。。。

最初は子供の信であったが、
秦国大将軍「王騎」との出会い~別れは彼にとって大きな成長をもたらす。

王騎将軍の形見の矛を受け取った信は、
同期の仲間「蒙恬」「王賁」、後に軍師となる「河了貂」、蚩尤族の「羌瘣」、
魅力あるキャラクターと共に大将軍を目指す。

実在の歴史上の出来事と人物がどうなるのか、
歴史の空白をどう表現するのか。
想像するだけでも今後の展開が楽しみな作品である。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 原作者が元サラリーマンで、社会人としての経験があるからかもしれないが、

キャラクターたちのセリフが心に刺さるものが多く、

上官である将軍たちが理想の上司と言えるほどとても人徳がありかっこいい。

本当に世の中にこのような責任感がある管理職が多かったら、

嬴政のような人が国政にいたら、日本もよくなるのではないかと思える。

そして春秋戦国時代というマイナーな時代の出来事を描いているので、

新鮮で興味深い。

資料が少ないので作者の想像も大きいのかな・・?

レビュー②

どんな話ですか? 中国の歴史漫画です。舞台は春秋戦国時代、戦国の中で争いは絶えず、各国が覇を競っていました。主人公の信は秦という国の下僕の少年でした。夢は中華の将軍になること。下僕の仕事の傍、立身出世を夢見てひたすら剣を振っていました。ある日、政権争いで敵勢力に追われ逃げていた王様と出逢います。敵勢力から王様を救い出し、下僕から士族の地位をもらいました。ここから信の将軍へと成長していく物語が始まります。数々の戦を命懸けで戦い抜き、ときには大切な仲間を失うこともありました。倒した敵の思いも倒れた仲間の思いも背負って信は前に前に進みます。信の周りにはたくさんの仲間で溢れ、次第に信の名は中華に知れ渡るようになります。目的は中華の統一。王様と信の夢を叶えるため信は王様の矛となり戦い続けます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 物語は歴史に沿って進んでいきますが、春秋戦国時代の資料というものはかなり少なく、作者の想像で大半が描かれますがそれがキングダムの魅力の1つです。作者の原先生は原稿を書いている途中にキャラクターに感情移入して泣きながら執筆されることもあります。そんなふうにして描かれた物語は激動と感動の連続です。読者の想像を簡単に超えていく怒涛の展開、主人公だけでなく仲間や敵キャラクターまでキャラが立っておりファンがついています。読めば読むほど面白い漫画です。

レビュー③

どんな話ですか? 時は紀元前3世紀、古代中国の春秋戦国。

秦という国に、ある男がいた。

彼の名は政。

後の始皇帝である。

500年続く戦乱の世を終わらすため、中華統一という偉業を成し遂げる夢をえがく。

そして、その夢を実現すべく政の剣となるのがこの漫画の主人公である信という少年だ。

彼は戦争孤児で下僕であった。

下僕というみでありながら「将軍」になるという夢を叶えるため、自信もまた戦の舞台にたつ。

そんな、信と政を中心に描かれたストーリーである。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 信が将軍になるという夢を描くストーリーなのに、まず1巻の1ページ目に将軍になった信を描いている。

結果を先に描いても、そこまでのプロセスや人間模様を細かく描写しているのでハラハラしながら読める。

また、登場人物がヒトクセある者が多い。

しかし、全員を好きになれるくらいキャラクターが人間味溢れている。

そして、女性も男性も楽しく読めるというのが大きい。

性別の垣根を越えて、幅広い年齢層が楽しめる漫画になっている。

レビュー④

どんな話ですか? 物語の舞台は古代中国の春秋戦国時代で、下僕だった主人公が大将にまで成長するストーリーです。

主人公はその下僕ですが、秦の始皇帝が成長するストーリーにもなっており、実際の歴史がモデルになっております。

下僕からスタートした主人公がさまざまな戦を通じて、成長し、仲間が増えていく過程は読んでいて楽しいです。

1巻目で主人公の相棒的存在が死亡するのも衝撃的でした。

個性溢れるキャラクターがたくさん登場するので、そちらも見ごたえがあると思います。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ほとんどが戦いの描写が多く、話の展開が早いので飽きることなく読み進めることができます。あと個性溢れるキャラクターが多いのでキャラクターに愛着が沸いたりもします。

しかし、戦いの最中にそのキャラが絶体絶命なったりして、ハラハラドキドキが止まらないです。

キャラクターが死亡するシーンも多く、感情移入することも多々あります。

そして、その敵討ちをしたときの爽快感といったら、何とも言えないものがあります。

戦いの描写で残酷なシーンがありますので、グロテスクが苦手な人はあまり良くないかもしれません。

レビュー⑤

どんな話ですか? 中国春秋時代。下僕として育ちながらもいつの日か戦場へ出て天下の大将軍になること

を夢見て日々切磋琢磨し剣の腕を磨き続ける信と漂という二人の少年。

ある日、少年たちが住む集落を偶然通りかかった貴族の出の昌文君。

子供にしてはあまりに過激な稽古に目を見張り、思わず声をかける。

千を超える対戦を経てきたという彼らに、半信半疑ながらも興味を持ち、

話を聞いていると漂のある特徴に気付いた昌文堂は、改めて二人の元を訪れ、

漂だけを王宮で預かると言い出す。

一人取り残された信のもとにある晩、現れた傷だらけの漂。

ある場所へ向かえという言葉を残し、腕の中でで息絶えた漂の仇を打つため

賊を追い、向かった先にいたのは漂と瓜二つの姿をしたこの国の王を名乗る少年。

このか弱い王を助け、手柄を立て、漂との約束であった天下の大将軍になることを

誓った信が戦場に向かい、絶体絶命の危機を仲間と共に乗り越えながら成長してく姿と、

幼い秦国の王、嬴政が始皇帝になるまでを描く壮大な中国史ストーリー。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ある程度史実に沿っていて臨場感があるし勉強になる。

展開が早くて一巻を読んだら最新刊まで辞められる人いないと思います。

キャラクターや、ストーリーの構成もすごく綿密で、「こいつ大物だな」とか

「これあとで絶対重要になるな」というような期待感が常に満載です。

どうでもいいキャラにもそれっぽい名前が細かく付いているのも面白いです。

作中の人物の話し方などが現代風にアジャストされているところもいいですね。

「マジ」とか「うちら」といった表現がコミックとしての読みやすさを引き上げてます。

ホントに無理!っていう展開をきちんとした理屈で最後には勝利を収める飛信隊の

戦いと、そこに織り交ぜられた史実が魅力です。

レビュー⑥

どんな話ですか? 中国を統一した秦の始皇帝の実話を元にした戦国時代の物語。下僕に生まれた貧しい少年「信(しん)」が、のちの秦の始皇帝となる中華の大王「嬴政(えいせい)」と出会い、天下の大将軍を目指し、数々の困難を乗り越え大爆進!馬鹿正直なほどに真っ直ぐで、でも戦いの才能だけはピカイチの信が仲間を増やしながら成長していくという、少年漫画の王道ストーリーでありながら、壮大な舞台設定や多くの魅力的な登場人物たち、ぐいぐい引き込まれるストーリー展開で、読み始めたら止まりません!
なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく、面白さが桁外れ!

中国の歴史に対する興味ゼロ、漫画もあまり読まない私が、たまたま友達が貸してくれたので暇つぶしに第1巻を読んでみたら、一気にはまってしまいました!

そして5巻、10巻と読み進めていくうちにさらに面白くなってどんどん引き込まれ、すっかり大ファンになって結局1巻から最新刊まで、迷わず全巻購入してしまいました!中国の歴史に興味ゼロの私がこうなんだから、興味ある人は絶対に読まないとダメです!

手元において、何度でも読み返したい、読めてしまえる漫画です。

主人公の信と嬴政の、目標に向かう熱い想いと行動力、どんなに大きな困難にも諦めない、折れない心の強さに圧倒されまくりです。

数々の魅力的なキャラがまた良い!渋いキャラ、カッコいいキャラ、面白いキャラ!

出会いと別れにも、いちいち心を大きく揺さぶられて、読みながら何度号泣したかわかりません。ティッシュの用意必須です!

目標に向かって突き進む信と嬴政の姿に読んでいるこちらも激しく揺さぶられ、自分の中からも熱い思いが湧き出てきます。

元気のない時にも、もう一度立ち上がるエネルギーをくれる漫画です。

明日クビになりそう サレンダー橋本 (著) 秋田書店

明日クビになりそう サレンダー橋本 (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 「会社のコピー機で私物を刷る」「出張でクオカードをパクる」ーー。

稀代の意識低い系漫画家・サレンダー橋本が贈る、︎クズ社員あるあるGAG‼︎

「仕事をサボって個室ビデオへ」「忘年会のお店の予約を忘れる」などウォーターサーバー会社の生意気なサラリーマン、宮本の小狡く愚鈍な言動の数々を現役サラリーマン漫画家である作者がコミカルに描く!
現代社会を生き抜くリーマンたち、そしてこれから働こうとする人々へ向けたーー
クズ会社員のおバカ処世術、ここに爆誕‼︎

レビュー

どんな話ですか? 漫画作者はサレンダー橋本

一時期ネットで話題になった、「新社会人よ!窓際を目指せ」の作者

この漫画の主人公は、会社員・宮本。ウォーターサーバーの営業会社の若手社員

宮本がとにかくクズすぎる話で、見ていてハラハラする。一方で、これはあるあると思う事もあり、

共感も出来る部分も多い。

クビになるギリギリを攻めていく主人公には、見ていてハラハラするが、面白い。

また彼の周りの人間関係も面白く、読み進めて行く内にハマってしまう事間違いないです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 一話完結系の話で、基本的には読みやすい。

働く社会人へ見てもらいたい。

自分より立場の弱い人にはどうふるまっているかとか、仕事をやっている振りをしていないか、

ボーナスの時期になれば途端に媚びを売り始めたりするか?等

もっと自分も頑張って働こう、という事を考える事が出来る。

また、職場の人にあてはめて連想したり、よく自分もこういう事やってるかもといった事も結構ある。

そういった所が漫画の世界観に入り込みやすい。

話しが笑える事ばかりで、元気が貰える漫画。