ARIA 天野こずえ (著) マッグガーデン

ARIA 天野こずえ (著) マッグガーデン

レビュー

どんな話ですか? 人間が住めるように改造された、火星の都が舞台です。地球にある「ヴェネチア」をモチーフに作られた街で、水の都として知られています。そこではゴンドラに乗って観光案内を行う「ウンディーネ」と呼ばれる仕事が有名で、一人前のウンディーネになるべく、水無灯里という少女が地球からやってきます。

灯里は「アリアカンパニー」に入社し、そこで様々な人との出会いや出来事を経ながら、一人前を目指して少しずつ成長していきます。

癒し系の漫画として知られており、様々な登場人物たちとの心温まる触れ合いが印象的な作品です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 読んでいると心が温かくなり、リラックスできるため。絵も綺麗だし、複雑なストーリー展開などは無いので、疲れているときでも読みやすくオススメです。

マイルノビッチ 佐藤ざくり 集英社

マイルノビッチ 佐藤ざくり 集英社
アマゾン商品紹介 まいるは、どブス。メイクやお洒落などもっての他とモッサリ髪に眼鏡の誰もが気味悪がる地味女。ブスに恋愛なんかちゃんちゃらオカシイ…と思っていたら、「サボらずに掃除してるの偉いと思って」と告白してくる男子が!?…これ、まいるが生まれ変わるきっかけの事件なんだけども…詳しくは読んでのお楽しみ。ゼロから始める美人入門スタート!
レビュー
どんな話ですか? 陰キャでクラスメイトから日々バカにされていた主人公・マイル。いつものようにクラスメイトからのいじめを受けていたところに、メイクアップアーティストへの夢を追う天佑が現れ、悔しいなら自分が変わるしかないと声を掛けます。これをきっかけにマイルの大変身計画がスタート。かわいくなる努力をし始めます。もともと素材のよかったマイルはその才能を開花させ、みるみるうちに華のあるかわいい女子高生へと変身していくのです。笑いあり、涙あり、女子同士の友情あり、たくさんの恋愛あり。頑張る女子のバイブルになること間違いなしです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 読むと元気になれる作品です。コンプレックスのない人はなかなかいないと思いますが、自分を変えようと頑張るマイルとそれを周りで支える人々を見ていると、自分もこうしてはいられないと感化されていきます。男子が読んでも「女子はこんなことまで気を使っているの?!」と新たな発見を得られること間違いなし。性別年齢問わず楽しめる作品です。

ガラスの仮面 美内すずえ (著) プロダクションベルスタジオ

ガラスの仮面 美内すずえ (著) プロダクションベルスタジオ

 

アマゾン商品紹介 演劇界に小さな巨人誕生!演劇への熱く激しい想いをもつ北島マヤ。
その小さな小舟が、演劇界幻の名作「紅天女」というゴールに向かい、今荒波の大海に漕ぎ出す。そこでマヤを待ち受ける数々の怪物たち。はたしてマヤはどう戦っていくのだろうか?

レビュー

どんな話ですか? ドジでみそっかすで何のとりえもないマヤは、病弱な母親と中華料理屋に住み込んで働く中学生。

ですが、一度見た芝居の台詞や役者の動作を完璧に覚え、演じさせれば役を深く理解し表現する事が出来るという非凡な能力を見出され、伝説の女優月影千草の弟子になります。そして平凡な自分でも夢中になり、成長出来る事を実感、何より芝居の面白さにのめり込み、芝居を重ねる度に急成長していくマヤ。

父は映画監督、母は大女優という演劇界のサラブレット、姫川亜弓とライバル関係になり、伝説の演劇「紅天女」の主演を競う程にまで成長していきます。果たして紅天女を演じるのはどちらになるのか?

なぜその漫画をオススメしたいですか? 少女漫画のジャンルですが、内容は昔のスポーツ漫画そのものです。

困難に対し、自らの気付きや周囲の助言、そして目標達成に向けてひたすら稽古や訓練を行い

どんどん芝居を成功させていくマヤの姿は、「努力により強敵を倒し、どんどん強くなっていく主人公」そのもので

芝居の話であるにも関わらず爽快感すら感じさせてくれます。

ライバルの亜弓との関係性やサラブレット故の苦悩、大都芸能の速水真澄との絡み

貧乏なマヤをいつも助けてくれる謎の紫のバラの人等

続きが気になったりやきもきするような人間ドラマも魅力です。

 

盾の勇者の成り上がり 藍屋球 (著) KADOKAWA

盾の勇者の成り上がり 藍屋球 (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 勇者として異世界に召喚された尚文は、冒険三日目にして仲間に裏切られ、すべてを失ってしまう…。他者を信じることのできなくなった尚文の前に、一人の少女が現れるのだが…!? MFブックスの大ヒットファンタジーが早くもコミカライズで登場!! 原作者がコミカライズ記念に書き下ろした前日譚も同時収録!!

レビュー

どんな話ですか? 普通の日本の大学生の岩谷尚文(以下 尚文)はある日図書館でたまたま手に取った本をきっかけに、四聖勇者の一人、盾の勇者としてメルロマルクという国に転生をする。そこでは、尚文と同様に召喚された槍の勇者、剣の勇者、弓の勇者も居て、国王から別次元から魔物が出現する”波”から世界を守って欲しいという事であった。

しかし、実際盾の勇者はハズレくじであり、防御のみで攻撃ができない。更に、メルロマルクでは盾の勇者は忌み嫌われており、仲間の裏切りで、全財産を失い、冤罪をかけられ名誉を失う。

攻撃ができず、人への信用を失った尚文は奴隷のラフタリアを買い攻撃を任せようとする。波を何とか退けつつ、日々努力するにつれ次第にラフタリアとも信頼し合うようになる。新たな仲間のフィーロも加え、行商をすることに。

波に対処し続けるにつれ、次第に実力と着実に名声を得ると同時に、波の真の正体が明るみになっていく。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 異世界転生後のリアルな厳しさと主人公の人間味が溢れ、楽しめる作品です。近年、異世界転生漫画が流行っており、その中でも多いのが所謂”主人公最強系”や”主人公無双系”です。転生する際に神様からスキル授かったりなどして、出だしから強いパターンが目立ちます。

しかし、主人公の尚文は盾の勇者になったことで、名誉、信頼、仲間、全てを失うことになります。最初はかなり弱いですし、勇者なのに全国民から嫌われるレベルで最悪の状態です。そこから、必死に生きるために血のにじむような努力、そして多少の運も味方することで、徐々に頭角を現していきます。そこでトラブルや挫折もあるが、最終的に少しずつ自分の存在意義を見出します。リアルさと、まさに”成り上がり”という上品ではない成功という切り口のこれまでに無かった面白さがあります。

 

鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン! 鴻池剛 (著) KADOKAWA

鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン! 鴻池剛 (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 ツイッター上で人気に火がつき【第1回次にくるマンガ大賞】でWebマンガ部門 第2位を獲得! 自由きままな猫のぽんたと、振り回されっぱなしの作者・剛が日夜繰り広げる狂騒劇!! コミックでは、書き下ろし「ぽんたがうちに来た日から」「ぽんた、0歳期 前編」「ぽんた、0歳期 後編」を収録☆

レビュー

どんな話ですか? 作者である鴻池剛氏が実際に買っている猫のお話です。

まず、作者の友人から「ぽんた」(もとはのんたという名前)をむりやり押し付けられ?飼うことになったことからはじまります。その後しばらくして、作者がある日の夜、衰弱して目も開かなくなった子ネコをみかけ、放っておけず動物病院へ連れていき、そしてその猫も飼うことになります。その猫は「アルフレッド」と名付けます。

作者と2頭の猫の日常を、様々なアクシデントなどを面白く描かれている作品です。猫を飼っている人なら、あるあると笑ってしまうマンガです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 読むと楽しい気持ちになれるマンガです。

猫を好きではない人でも楽しめると思います、猫好きならなおさら面白いです。猫との日常をここまで面白く描かれているマンガはありません。「ぽんた」は、作者のことを本当に嫌いではないはずですが、いつも引っかかれたり猫パンチをくらっています。飼い主なのに笑えます。猫の尻にしかれている?作者。マンガの中の、猫の表情がとても面白いです。猫は無表情なのに、その場面の雰囲気をよく表していて作者はすごいなと思います。

気分が落ち込んだときなどに読んでも、フッと笑ってしまう、そんなマンガです。そのような理由からオススメしたいです。

 

マッシュル-MASHLE- 甲本一 (著) 集英社

マッシュル-MASHLE- 甲本一 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 誰もが魔法を使い、その優劣が全てを決める魔法界。人里離れた森の中で、日々筋トレの鬼と化す少年・マッシュの秘密は、魔法が使えないこと。その秘密を他人に知られた時、日常は一変!! なぜか魔法学校に入学し、トップを目指すことに…!? 鍛え上げた筋力とパワーで、全ての魔法を粉砕するアブノーマル魔法ファンタジー、ここに開幕!!

レビュー

どんな話ですか? 皆が魔法の力を持っている世界で、魔法の力を持たないずに産まれてきたマッシュが主人公です。

魔力を持たない物は異端とされ、この世界では直ぐに抹殺され生きていけません。

マッシュは生まれながらに魔力がありませんでしたが、心優しい親に森に隠されながら育てられたました。

話の中で、自らが生活していく中で無意識に鍛え上げたられた桁外れの筋力で、敵の魔力をものともせず己の腕っぷしのみで倒していきます。とても痛快です。

基本的にマッシュが強すぎで相手は魔法と勘違いします。

なぜその漫画をオススメしたいですか? マッシュの動きが速すぎたり強すぎたり常識を超えてくるので、敵の皆がマッシュに魔力があると勘違いするのが、毎回お約束で面白いです。

力の使い方が面白いので、読者の予想も超えていきます。

どんなシリアスな場面でも、マッシュの大好きなシュークリームでマイペースを貫き通す姿に、ありのままで良いなぁと元気を貰えます。

何だかんだで結局敵も仲間にしちゃうマッシュの包容力も素晴らしく、敵の細かい事は気にせず、各々認め合う事の良さを感じさせます。

ロボットポンコッツ レッド・カンパニー (著) 講談社

ロボットポンコッツ レッド・カンパニー (著) 講談社

アマゾン商品紹介 超人気ゲームボーイソフト「ロボットポンコッツ」がまんがで登場!!
ゲームといっしょに楽しもう!

レビュー

どんな話ですか? ざっくり言えば、ポケ〇ンのロボット版。

起源はゲームボーイ時代のソフトで、主人公はポケ〇ンのサトシやデジ〇ンの太一と同じく小学生のユースケ。

心を持ったロボットの「ロボポン」が人間と共生する世界で、ユースケはロボポンを社員とする会社を爺ちゃんから相続する。

しかしその会社は借金まみれで…。

何とか借金を返そうとするユースケに閃いたのは「グレイテスト1」。

バトルをもって大陸最強の名を得れば会社の宣伝になると考え、まずは最下位ランカーのグレイテスト8に挑む!

仕事に励みつつ、ランキングを上げつつ、新たな仲間も続々と増えていく、でもなぜかいちいち事件に巻き込まれる終始バタバタ忙しい、少年心をくすぐられるロボット漫画です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? まず原作からしてそうだが、メインキャラクターであるロボポン達の種類が多い。

そこに加えて心惹かれるのが、ロボポンそれぞれが非常に個性的で、キャラによってはさも人間かのように描かれているのが良い。

良い意味でロボットらしくないのが、ロボット漫画のくせに取っつきやすい理由だと思う。

そのくせバトルシーンになると迫力のある戦闘シーン満載で、ゲーム版を知る読者であればゲームの方が物足りなく感じるだろう。

そして小学生であるはずの主人公の小学生らしくない豪快さやいやらしさ、ずる賢さと駄々洩れの熱いハートがロボポン達の個性それぞれと入り混じって、毎度毎度いやでもこちらも熱い気持ちにさせられるのだ。

こんなのおススメしない男の子はいないだろう?

SPY×FAMILY 遠藤達哉 (著) 集英社

SPY×FAMILY 遠藤達哉 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 名門校潜入のために「家族」を作れと命じられた凄腕スパイの〈黄昏〉。だが、彼が出会った“娘”は心を読む超能力者! “妻”は暗殺者で!? 互いに正体を隠した仮初め家族が、受験と世界の危機に立ち向かう痛快ホームコメディ!!

レビュー

どんな話ですか? 東西冷戦が続くとある国の諜報機関に所属するスパイ≪黄昏≫はどんな任務でも完璧にこなす凄腕スパイ。ある日彼に与えられた任務は冷戦続く敵国に潜入し、敵国の重要人物に接触し極秘情報を入手すること。しかし、その任務を遂行するためには、敵国随一の名門校に子供を送りこみ優秀な成績を収めさせる必要があった。この超困難な任務を遂行させるため仮初の家族をつくることに。仮初の家族が織りなす、ハートフルファミリースパイコメディーとなっています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公黄昏に与えらた任務の内容や世界観の設定などはとてもシビアで戦争が背景にあるのですが、本編中は全くそのような雰囲気を感じさせない、質のいいホームコメディとなっています。主人公の黄昏と仮初の家族となった妻は殺し屋で娘は人の心が読めるエスパーとここもとんでも設定なのですが、娘の人の心が読めるというところがうまく絡み合っていてとてもうまく話しがころがっていき、作品にどんどん引き込まれていきます。また、話のおもしろさだけでなく魅力的なキャラクターがたくさん登場するのでその点もオススメしたいです。

湘南純愛組! 藤沢とおる (著) 講談社

湘南純愛組! 藤沢とおる (著)  講談社

アマゾン商品紹介 湘南最強の鬼爆(おにばく)コンビ、鬼塚英吉と弾間(だんま)龍二。女ひでりの日々に終止符を打とうと、心機一転、ナンパ少年に大変身!だが、彼らの行く所、トラブルがつきまとい、最後は、いつも大乱闘。おかげで未だに、悲しい独り者のヤンキー小僧たちの、明日は、どうなる!?

 

どんな話ですか? 最強の喧嘩コンビ「鬼塚英吉」と「弾間龍二」通称「鬼爆」が主人公のヤンキー漫画です。

二人は喧嘩モードに入ると鬼神の如き強さを発揮しますが、女の子にはからっきし弱いという一面を持っているのが特徴的です。バトルの描写が秀逸であり、ギャグの要素も多めですがとても良いバランスが取れています。

主人公二人の絆はとても強く、特に龍二が罠にはめられて瀕死になり、友達のためにたった一人で敵をなぎ倒してく英吉の男らしさがカッコイイです。

後に名作「GTO」の主人公となる鬼塚英吉が教師になる前の物語です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 藤沢とおる先生の作品である「GTO」はとても有名ですが、その主人公である鬼塚英吉の原点となっている「湘南純愛組!」を読んでいないという人が意外に多いからです。

なぜあの破天荒な教師が生まれたのか、鬼塚英吉という人物がどういった少年時代を過ごしてきたのかを知ることで、GTOファンは新たな一面を見ることができるでしょう。

作品単体としても、喧嘩を通しての友情や仲間への思いやり、男とは?と言った情景描写が非常に上手く描かれており、登場人物たちがたいへん魅力的なのもおススメしたい理由の一つです。

プリンセスお母さん 並庭 マチコ (著) KADOKAWA

プリンセスお母さん 並庭 マチコ (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 「こんなお母さんいてほしい」との声続々!
娘が語る、ちょっと(?)不思議な母と家族の
爆笑実録ギャグコメディ!

レビュー

どんな話ですか? 著者である漫画家さんの家庭の様子を描いた漫画になります。ストーリー漫画ではなく日々の様子を漫画にしているんですが、その様子が普通ではないのです。主人公は漫画家さんの母親になります。このお母さんがとてもいい意味で変わっていて数々の奇行を見せるんです。たとえば一緒に寛いでいる時になんの脈絡もなく「植物人間状態になったら延命してほしい?」などと質問してきたりします。そんな風に変わりすぎているお母さんの挙動を楽しむ漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画を読んでいるととても楽しい気持ちになるからおススメしたいですね。最近はコロナやそれでなくてもストレスフルな毎日を送っている人も多いと思います。私もそうでした。しかしこの漫画を読めばそんな重苦しい空気もどっかに吹き飛んでしまいます。これは本当にそう思いました。気分があっという間に明るくなり人生を肯定的にとらえられるようになりました。主人公であるお母さんはどんなに変わっている自分であれ受け入れて愛しているのです。その姿が胸を打つんだと思います。元気になれるんでぜひともおすすめしたい漫画ですね。