ちびまる子ちゃん さくらももこ (著) 集英社

ちびまる子ちゃん さくらももこ (著) 集英社

アマゾン商品紹介 “さくらももこ”は小学3年生。とても小さくて女の子だから“ちびまる子ちゃん”とよばれている。そんなまる子ちゃんが、おかしな家族の人たちや学校のお友だちとくり広げる、愉快な日常絵日記コミック。

レビュー①

どんな話ですか? 主人公は小学3年生のさくらももこです。みんなからはまる子、まるちゃんと呼ばれています。

まるちゃんの家族や友人やクラスメイトが出てくるお話です。

まるちゃんの周りで起きる出来事が描かれていて、笑えてほっこりし時には感動してしまう楽しいお話が描かれています。

おじいちゃんと仲良しだったり、お姉ちゃんと喧嘩したり、たまちゃんという仲良しの友人がいたり、学校のクラスメイトに変わった子がいたりして楽しいお話がたくさん描かれています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ちびまる子ちゃんは、難しいストーリーではなく日常での出来事などが描かれていて気楽に読むことができます。

またほとんどが一話完結なので、途中から見始めても内容が分かりやすいのもオススメできるポイントです。

自分の小学3年生の頃の事と重ね合わせて読む事ができて、懐かしい気持ちにもなり心が穏やかになれます。

誰かを憎んだり傷つけたりなどは一切出てこないので、とても平和でどの年代の方にもオススメできる漫画だと思います。

レビュー②

どんな話ですか? 静岡県清水市の小学校3年生のちびまる子ちゃんをとりまいている、何気ない家族とのやりとりや、同級生等の友達とのやりとり等の日常生活を面白おかしく描いたコメディ漫画です。家族や同級生のキャラクターがそれぞれ特徴があり、自分達のまわりにもどこかこんな感じの人いたなーと思うことや、日常にあるささいなことを作者の力量や切り口で面白おかしく描かれていることがとても面白くつい引き込まれて読んでしまうような作品です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 単純に気楽に読むことができる漫画だからです。どんな体調や気分の時であっても気楽に読んで楽しい気持ちになれるんだろうと思っています。というのも、小学校3年生の日常なのでエピソードの多くが、ある特定の前提や物語の経緯なども追う必要がない話が多く、何巻からでも手にとって読んでいくことが出来てまた、エピソード毎に読んでいくことが出来ることもオススメ出来るポイントです。また、国民的な漫画なので、多くの人と共有の話題として利用出来る点もポイントです。

レビュー③

どんな話ですか? ちびまる子ちゃんは作者であるさくらももこ先生の子供期時代がモデルになっています。

静岡県に住む小学校三年生の「ちびまる子」とその家族、友人たちのほのぼのとした日常が描かれています。

個性的なキャラクターに囲まれて、笑いあり涙ありの心温まるエピソードばかりです。

まる子がドジをしながらも明るく前向きに成長していく姿を見守ることができます。

当時の流行歌手やおもちゃも登場して、昭和の一般家庭の風景やカルチャーを学ぶこともできます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 嫌なことがあったとき、ちびまる子ちゃんを読んでいつも笑って元気をもらっていました。

ギャグセンスの高さとキャラクターの個性にいつも感心してしまいます。

そして、読んでいるうちにすごく心が温かくなって、不思議とイライラや不安が鎮まっていくのです。

「こんなときもあったなぁ」と自分の少女時代とリンクしていって、家族や友達との思い出が蘇ってきます。

学校帰りの友達との会話、家族の団らん、兄弟喧嘩など、ノスタルジックな気持ちに浸ることができるからです。

この世界の片隅に こうの史代 (著) 双葉社

この世界の片隅に こうの史代 (著) 双葉社

アマゾン商品紹介 平成の名作・ロングセラー「夕凪の街 桜の国」の第2弾ともいうべき本作。戦中の広島県の軍都、呉を舞台にした家族ドラマ。主人公、すずは広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。しかし、一日一日を確かに健気に生きていく…。

レビュー①

どんな話ですか? 1944年の広島で、絵を描くことが好きなすずという女の子がいました。子どもの頃は自分の想像と現実が入り混じった表現があり、初めはファンタジーのようでした。19になって子どもの頃にあったかもしれない男の人とすずは結婚しました。旦那のおねえさんは口は悪いけどすずの服をこしらえる為に家事をやっといてくれる人でした。戦争中ではあるが、お隣さんとの集まりや家族の為にお料理を考えたりする姿など、戦時中であっても日々を生活している姿を描いている作品です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 私が子どもの頃から見ていた戦争の物語はとにかく我慢をしいられ、辛く、重苦しい生活を表現していたように思えます。ですが、この世界の片隅は戦争まっただ中であってもお料理はするし、近所づきあいはするし、憲兵に怒られても笑ってしまったりそんな描写が本当にリアルな戦時中の生活の姿のように思えました。自分の大切なものを失って苦しい想いはすれどそれでも生活は続いていくのが実際の戦争を感じさせました。戦争の物悲しさも、それでも生活していく姿を今の日本人に見てもらいたいと思いました。

レビュー②

どんな話ですか? 太平洋戦争後期の呉市でを舞台に、一人の女性「浦野すず」の、嫁入り先での淡々とした普通の暮らしと、時折やってくる戦争の悲惨さを交えて描いた作品です。
日本における戦争を語る上で外せない原爆と広島からあえて少し外様の人々を中心にしているのが特徴で、戦時下における一般的な生活ぶりを描いた、かぎりなく個人の視点となっています。
各話の題名は日付になっており、絵が得意でそこから想像力を働かせるのが好きな「すずさん」の回顧録か絵日記のように感じる構成になっています。
日常系は日常系でも戦争という非常の只中であるゆえに、単なるほのぼのだけでは済まないやりきれない出来事もまったく突然に起こり、すずさんが当時の特別な存在なわけではなく、きっとあちらこちらに同じような人生があったはずなのだ、と深く考えずにはいられません。
激しい戦闘の描写があるわけでも、英雄が出てくるわけでも、東京や沖縄、原爆ドームが舞台なわけでもありません。それでもこれはまぎれもなく、毎年8月に読みたくなる漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ヒロインのすずさんはかなりほのぼのとした天然キャラで、小さな花のような可憐な女性です。
アニメ化された際には声をのん(能年玲奈)が担当し、あまりの適任ぶりに話題となりました。
大半は食材を無駄なく使うとか、義姉となかなかうまくいかないとか、ごく普通の出来事ですが、すずさんだからこそそれが絵になるのでは。
当時の呉の様子や詳細な生活風景を窺い知るという点でも、歴史史料並に貴重な作品といえます。

マンガで分かる心療内科 ゆうきゆう (著) 少年画報社

マンガで分かる心療内科 ゆうきゆう (著) 少年画報社

アマゾン商品紹介 うつ ED 認知症 幻聴 小児性愛…
心療内科の病気のすべてを笑いながら学べる!
メンタルクリニック院長がお届けする
笑えて学べる異色の心療内科マンガ!!
どんな話ですか? 「ゆうメンタルクリニック」の公式サイトに掲載されているマンガでヤングキングに連載されています。原作は心療内科医のゆうきゆう氏で、心療内科の領域での病気や悩みについて、どなたでもわかりやすく面白く解説されています。毎回、1話ずつ読み切りのテーマをあげ、キャラクター達に降りかかるトラブルやエピソードに絡めながら、心療内科についてかみ砕いて説明してくれます。テーマは「うつ」「ED」「認知症」「小児性愛」など、現代人が興味を持ちやすく、人知れず「自分は異常ではないか」と悩みがちなものが多いです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? まったく堅苦しさ、難解さがなく、心療内科に関する専門用語が理解できるからです。キャラクター設定も魅力的です。健康医療ジャンルなのにほとんどがギャグなのですが、後書きを読むと「うつや心が弱っている時は笑えるほうが受け入れやすい」という計算のもとに面白おかしく表現されていることが分かり、作風にたいへん納得できました。心療内科の医師が作成しているので、内容も信頼性と説得力もあり「心療内科」がどのような診療科なのかが理解しやすいです。特にメンタルヘルスに興味がない方でも楽しめるし、勉強にもなると思います。
どんな人に読んでもらいたいですか? 基本的には一人でも多くの方におススメしたいです。気持ちが楽になると思うので、メンタルヘルスのことで少しでも不安のある方には是非オススメします。また、複雑な現代社会を柔軟に生き抜くためのヒントがたくさん詰まっていると感じたので、特にメンタルヘルスに関心のない方、元気な方にも一読してもらいたいです。また、医療関係はもちろん、心理学やコミュニケーションの勉強をしたい方にも参考になると思います。
読んだことによるエピソード 周りの人に対する接し方に気を遣うようになりました。

ハイスコアガール 押切蓮介 (著) スクウェア・エニックス

ハイスコアガール 押切蓮介 (著) スクウェア・エニックス

アマゾン商品紹介 HERE COMES A NEW CHALLENGER!

『ポリゴン』って何? 食えんの?
そんな2D全盛期だった古き良き格ゲーブーム到来の1991年。
ヤンキーとオタクとリーマンが蔓延る場末のゲーセンに、彼女は凜と座していた──。

表紙描き下ろし、加筆、修正、16Pの描き下ろし特別読み切り掲載のリニューアル版!

どんな話ですか? 時代背景は90年代前半、勉強もスポーツも芸術も駄目、落ちこぼれの主人公小学6年生のハルオの唯一の特技がゲームで、日々ゲームセンターに通っていた。そんなある日勉強もスポーツも芸術も完璧、容姿端麗なお嬢様であるクラスメイトの晶と出会う。最初はハルオも晶もお互いのことが気に入らなかったが、互いにゲームを通じて認め合うようになるが、晶は海外に転校してしまう。そんなハルオと晶の中学、高校と成長する中での思いが交錯する青春ストーリー。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ゲームを通じたハルオと晶のお互いの距離感がもどかしい。しかし中学で出会う小春という新たなヒロインとの関係性も見ていてもどかしくなる。そんな恋愛要素がとにかくキュンキュンできる。また実際に存在するゲームを時代背景に沿って登場するので、ゲーム好きであれば絶対面白い。当時の環境を知らなくても受験やバイト、そしてゲームを通じて何度もつまずきながらも落ちこぼれと言われていたハルオが成長していくストーリーがとにかく熱い。
どんな人に読んでもらいたいですか? 大人になって今の生活このままでいいのかと悩んでいる人。私はそんなときに読んで、好きなことにとにかく熱中して一生懸命になって、つまづいても諦めずに少しずつ成長しようとするハルオの姿にものすごく元気づけられました。
読んだことによるエピソード 特にないです

WORST 高橋ヒロシ (著) 秋田書店

WORST 高橋ヒロシ (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 悪名高き鈴蘭高校に入学した月島花を待ち受けていたのは、鈴蘭名物“一年戦争”だった!! 不良(ヤンキー)まんがの巨匠が描く新・最強伝説!!
どんな話ですか? 地域最大規模のワル【不良】が集まると言われる鈴蘭男子高校。カラスの学校と言われるその高校は毎年問題がある血気盛んな若者が集まるヤクザ養成学校でもある。未だかつてその高校をまとめた番長と言われる存在がいない中、月島花という田舎育ちの青年が色々なライバルをかき分けながら、鈴蘭のテッペン【番長】を目指す青春不良漫画。前作のクローズから続く話やキャラクター、お馴染みのライバル高校の鳳仙も登場しており、読み応えのある作品となっています
なぜその漫画をオススメしたいですか? 私自身現在36歳ですが、自分の高校時代を思い返してもここまで熱くなれる事も、はたまたここまで激しい描写の様な事はとてもじゃないけどありませんでした。そして私の青春時代に思春期の男の子には有り余るパワーを発散させてくれる場所や機会は中々無かったです。しかし、 、この漫画は思春期のあのやり場のない思いや何とも言えない怒りを代弁してくれる作品となっています。悶々とした思い、パワーをこの漫画を通じて発散してほしいです!
どんな人に読んでもらいたいですか? 一番は今青春を謳歌している男子中学生、高校生。やり場のない怒りやパワーをこの漫画で発散してほしい。ただ同じ年代の女の子にも読んでほしいです。同年代の男の子がどういう物に憧れて、興味があるのかこの作品を通じて感じてほしい。
読んだことによるエピソード 特にないです

可愛い僕のミア 天然貴族様の愛されメイド tsugumi (著) ぶんか社

可愛い僕のミア 天然貴族様の愛されメイド tsugumi (著) ぶんか社

アマゾン商品紹介 蜜愛生活のルールは「決して恋をしない事」

優しくてイケメンのご主人様のもとにメイドとして雇われたミア。
今日もお皿を割ってしまったのに、可愛いお仕置きで私を許してくれる。
そんな彼とミアの間には、二人だけのルールがある。
「お茶は一日2回」「贈り物を拒んではいけない」「食事は一緒に食べること」…。

けれどご主人様がミアに課した一番のルールは「決して僕たちは恋をしない」というもので…。

恋愛厳禁なご主人様とメイドが本当の「恋」を見つけるまでを描く、
ロマンチックラブストーリー!

【コミックス特典】
・書き下ろしエピソードを2編収録!
・書き下ろしおまけページ収録!
・紙コミックスだけのカバー裏書き下ろし特典も!

どんな話ですか? 貴族の御曹司とメイドのちょっぴりえっちな純愛ロマン。

世俗を厭い、街外れの別邸で一人で暮らす、貴族の御曹司である儚げな美青年のユーゴ。彼に雇われたのは、元気で明るい村娘のミア。

最初はただの主人とメイドの関係だった二人。だけどミアが風邪を引いて倒れたことで大きく変わります。

隙間だらけの使用人室の寒さ。食事のお粗末さ。

メイドとしては当然の環境でした。

当たり前だと言うミアに、彼女の明るさに惹かれ始めたユーゴは愕然とします。

身分の大きな違いを初めて自覚するユーゴ。

彼女に毎晩一緒に眠り、同じ食事を摂るように命令します。

当然のように結ばれた二人。

だけどユーゴはミアとの間に新たなルールを設定します。

「きみは絶対、僕に恋をしてはいけない」

恋人同士のように暮らしながら、ミアは笑ってそれを受け入れます。

身分制度の厳しい時代、貴族とメイドの恋は悲しい結末にしかならないものでした。

誰も居ない小さな館で暮らす二人。

次第にミアに心を開いていくユーゴ、ユーゴをどんどん好きになっていくミア。

ミアは行き場の無い恋に苦しくなり、ユーゴはミアに引きこもる原因になった家族の事情で傷ついた自分を知られることを恐れ、揉めてミアが飛び出すことに。

ミアを愛していることを自覚したユーゴは、彼女を追いかけます。

そして家名を捨てる覚悟をしたユーゴとミアは身分を越えて結婚します。

なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかくミアが健気で可愛くて、ユーゴがかっこいい!何より、二人の恋愛をとても丁寧に綴られているんです。

ユーゴは母を早くに亡くしています。すぐに入った後妻にも懐いていましたが、口さがない使用人のおしゃべりから、後妻が母によって引き裂かれた父の恋人であったことを知ってしまいます。

父に恋した母は、実家の力で二人を別れさせて結婚し、ユーゴを産んでいました。

傷ついて引きこもったユーゴが、ミアの明るさに救われて惹かれていく様子がとてもよくわかります。

R18シーンメインになりがちなTLですが、物語がしっかりしていて、感情移入出来るんです。

おそらくヴィクトリア時代のイギリスが舞台だと思うのですが、当時の身分制度や服装などもとてもよく調べて描かれているのも、お話の深みになっていると思います。

どんな人に読んでもらいたいですか? 疲れている大人の女性にぜひおすすめしたいです。

絵柄はとても可愛いですし、惹かれ合い、愛し合う二人が、身分を越えて結婚するというハッピーエンド。

物語もドラマチックです

心が癒やされると思います。

ロマンティックな少女漫画が好きな方にぜひ。

読んだことによるエピソード 癒やされました

中卒労働者から始める高校生活 佐々木ミノル (著) 日本文芸社

中卒労働者から始める高校生活 佐々木ミノル (著) 日本文芸社

アマゾン商品紹介 工場で働く18歳の片桐真実(かたぎりまこと)は、自分を中卒だと笑い捨てた周囲を見返すべく、高校受験に失敗した妹の真彩(まあや)と共に人種のルツボ“通信制高校”に入学する。そして入学式当日、見目麗しきお嬢様・逢澤莉央(あいざわりお)と劇的な出会いを果たす―――。『ドットインベーダー』の著者、熱描!ムキダシのリアル青春ラブコメ、待望の第1集!!
どんな話ですか? 父親が犯罪者になり、母も病気で亡くし、妹の真彩を育てるべく中学卒業後建設会社で働いている兄の真実が、ひょんなことから真彩と通信制高校に入学することになり、働きながら諦めていた高校生活を始めるという話です。

クラスメイトには70歳過ぎた高齢者、シングルマザーなど様々な事情を抱えた生徒がいて、中でもお金持ちのお嬢様逢坂莉央とは、最初はお互いいい印象ではなく何度もぶつかってしまうのですが、徐々にお互いにとって大事な存在に変わったりして真実はクラスメイトから色々な刺激を受けながらただ卒業の為に勉強するのではなく人間的に成長していく姿が描かれています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画のクラスメイトや主人公の上司、妹などの考え方がとても好きです。

その人それぞれの経験から来る感情にとても共感してしまうし、こういう考え方もあるんだなと自分を見つめ直して前向きな気持ちになれる漫画だなと感じます。

特に好きなのが主人公が警察に保護された時親代わりとして上司が迎えにきて、それに対し後ろ向きな発言をし突っぱねる主人公に対し「お前な自分を可哀想がるのをやめろ。自分を卑下するのをやめろ、自分が自分を決めつけてんだ。」と言ったシーンが何だか自分に言われたような気がしてとても染みました。

どんな人に読んでもらいたいですか? 私は高卒ですが、大卒と比べると引け目を感じてしまうのと同じで、中卒で尚且つ社会人として働いてきた人が「よし、高校いこう」って気持ちになるのは容易なことではないし、人生諦めることがどこかにあると思います。

でもその中でも主人公がその後ろめたさを感じながらも頑張って高校生活を楽しんでいる姿を見てとても勇気をもらいました。

読んだことによるエピソード とてもマイナス思考で「自分なんか…」って思う毎日だったのですが、この漫画の中の人物はそんな辛いことを乗り越えてがんばって生きている姿に感動して、あまり自分を卑下したり下に見たりすることをしなくなりました。

コウノドリ 鈴ノ木ユウ (著) 講談社

コウノドリ 鈴ノ木ユウ (著) 講談社

アマゾン商品紹介 出産は病気ではない。だから通常の出産に保険はきかない。産科医療は怪我や病気を治す訳ではない。なので通常の出産に産科医は必要ない。だが、何かが起こりうるから産科医は必要なのだ──。年間約100万人の新しい命が誕生する現場の人間ドラマ、開幕!モーニングで大好評だった「未受診妊婦」「切迫流産」「淋病」「オンコール」を収録。

レビュー①

どんな話ですか? 主人公の産科医鴻鳥サクラをはじめとした、ペルソナ病院で働く人たちの妊娠と出産にまつわる物語です。ペルソナ病院には、出産を前にした妊婦がたくさん来院します。その妊婦や家族は、何かに悩んでいたり出産への不安を抱えています。ペルソナ病院で働く人たちは妊婦や家族の抱えている悩みに真摯に向き合い、必死で救おうとします。

命が誕生する奇跡、出産の大変さ、医師たちの苦悩、出産を取り巻く厳しい現状など、妊娠や出産をテーマに繰り広げられるヒューマンドラマ作品です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? コウノドリをオススメしたいのは、中高生や大人たち全員に知って欲しいことがたくさん描かれているからです。誰もが妊娠と出産という言葉は知っていますが、実際にどういうことなのか深くは理解していない人が多いはずです。この漫画を読むことで、妊娠や出産に対する理解が確実に深まります。妊娠や出産に考えが及ぶだけでも、この漫画を読む価値があると思います。また単純にヒューマンドラマ作品として非常におもしろいですし、ぜひとも多くの人に読んで欲しいです。

レビュー②

どんな話ですか? 産婦人科医が主人公の医療漫画。主人公は医師であり、天才ジャズピアニストでもある。

妊婦とその家族を中心に描き、話が進んでいく。テーマ毎に2話~4話程度の話であることが多い。

登場人物も個性豊かな人物が登場。産科医・助産師・ソーシャルワーカー・小児救急医等。それぞれの立場からの発言や行動がストーリー展開に影響する。

一人一人の生活スタイル等のバックグラウンドが分かりやすく描かれている。出産が奇跡であることを痛感出来る作品。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 妊婦の不安な気持ちに寄り添っているから。
私自身もこの漫画を読み始めた時は妊婦だったが、出産に対して無知で恐怖心しかなかった。
医療用語も登場するが、一般人であってもある程度は分かるし、その点がリアル感を出していた。男性目線・女性目線どちらでも楽しめる漫画。
漫画に出てくる絵も緻密で丁寧に描かれており、漫画が苦手な人でも読みやすい。出産を迎える妊婦だけでは無く、その妊婦さんの周りの人にも子育てを始める心構えとして読んでおいたほうが良い作品だから。

レビュー③

どんな話ですか? 産科医の鴻鳥先生を中心に、妊婦さんとその家族のお話で、流産や不妊、赤ちゃんの障害など、出産にまつわるテーマを描いています。鴻鳥先生は、いつも優しく妊婦さんと家族、ベービーに寄り添ってくれる素敵な先生です。鴻鳥先生を取り巻く同じ病院の先生や看護師さん、助産婦さんも人間的にもとても魅力的な登場人物がたくさん出てきます。お母さんとベビーどちらを助けるか?など、時にはシリアスな場面もありますが、妊娠・出産がいかに奇跡的で素晴らしいことか、命の尊さが伝わる漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 実際に私が妊娠中に読んでいて、漫画に登場する妊婦さんの不安や疑問などが一緒に解決できたので心強かったです。本当にバイブルにしていました。普段なかなか知ることのできない医療現場を覗き見しているような感覚になります。人の命が誕生するのは奇跡だなぁと本当にしみじみ思うことができると思います。妊娠、出産に関する専門的な知識がなくても、楽しめるしタメになる内容になっていますし、涙なくしては読めない回も多く感動します。

翔んで埼玉 魔夜 峰央 (著) 宝島社

翔んで埼玉 魔夜 峰央 (著) 宝島社

アマゾン商品紹介 「埼玉県民にはそこらへんの草を食わせておけ! 」
ネット上を震撼させた衝撃の埼玉ディス作品、ついに復刊!
『パタリロ』で知られる魔夜峰央の伝説の名作……いや迷作、「翔んで埼玉」。
近年Twitterで、その恐るべき埼玉ディスが話題となりました。
いわく、「埼玉から東京に行くには通行手形がいる」「一生に一度は三越に行くのが埼玉県民の夢」
「病気になっても医務室は都民のもの」「埼玉県民にはそこらへんの草を食わせておけ! 」……。
執筆当時、埼玉在住だった魔夜峰央氏の実体験が、たっぷり! ?
長きにわたりファンの間で語り継がれていた「埼玉版『ロミオとジュリエット』」が、今ここに、 再び幕を開けます。
新規描き下ろしのあとがきマンガも収録予定!
どんな話ですか? 埼玉県を自虐的に描いたギャグ漫画。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 埼玉と千葉、東京などの争いが具現化したストーリー。出身者にとっては時折出てくるローカルネタが身に沁みます。一巻完結なのもまた読みやすいです。
どんな人に読んでもらいたいですか? ギャグマンガが好きな人。埼玉や千葉県出身者。愛郷心が高まるかもしれません。
読んだことによるエピソード 特になし

坂本ですが? 佐野 菜見 (著) KADOKAWA

坂本ですが? 佐野 菜見 (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 この物語は、とあるクール、いや、クーレストな高校生・坂本の学園生活を綴ったものである――。入学早々、クラスの、いや学校中の注目を集める一人の生徒がいた。その名は坂本(さかもと)。彼にかかれば、ただの反復横跳びは、秘技「レペティションサイドステップ」へと変貌し、上級生からの「パシリ」は、「おもてなし」へとクラスチェンジする。そんな彼のクールな一挙手一投足から、目が離せない。

レビュー①

どんな話ですか? クールを飛び越えて、クーラー、クーレストな高校生・坂本の学園生活を綴った漫画。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 漫画を読んでゲラゲラと笑い転げるわけではないですが、主人公の底知れぬクールさとスタイリッシュな身のこなし、そのギャップに思わず口に含んでいたコーヒーを吹き出してしまう、じわじわと笑いの沼に引きずり込まれてしまうようなシュールギャグ漫画です。

レビュー②

どんな話ですか? 常に周りの視線を独り占めする高校生、坂本。
彼は常にクールに物事を対処し、スタイリッシュに決める
なぜその漫画をオススメしたいですか? 圧倒的な演出で一瞬なるほどと思わせてしまう不思議なシュールギャグ作品です。
読めば読むほど馬鹿笑いできる不思議な世界観を堪能してみてほしいです

レビュー③

どんな話ですか? 佐野菜見による学園ものギャグ漫画。4巻完結。2016年にはアニメ化もされている。本作の主人公である坂本は、県立学文高校の1年2組に通う生徒。坂本は完璧すぎるがゆえ、多くの生徒から注目の的となっていた。勉強も運動もクールにこなし、不良たちのいじめもスタイリッシュにかわすその姿を見込んで、坂本に頼ったり助けを求めたり生徒もいるほどだった。非の打ち所がなく、誰1人と秘密を知る者はいない謎多き人物、坂本とそのクラスメイトの、シュールで笑える物語。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 今までに出会ったことのないタイプの斬新な「ギャグ」漫画だったから。イケメンの坂本くんがなんでも完璧にこなすだけでなく、シュールな絵面で堂々とやっているのが、ジワジワくる。反復横跳びで炎を消そうとしたり、カラオケでゲップを活かしたりと、なにかがズレているがすべて様になってしまうのがツボ。