おさんぽ大王 須藤 真澄 (著) KADOKAWA

おさんぽ大王 須藤 真澄 (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 運動能力は皆無であるが、好奇心満点の著者が関東近辺を中心に日本各地&海外も股に掛け、歩きに歩いた爆笑エッセイ実録漫画! 東京、大阪、ネパール、バリ、香港などなど、ご近所、外国に無差別うろつきまくり!!
どんな話ですか? 漫画家の須藤真澄さんが、東京都内とその近郊をぶらぶらとお散歩しながら書き綴ったエッセイ漫画。旅行も好きな方で海外旅行編もあります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? エッセイ漫画ではありますが、むしろギャグ漫画としてお薦めしたいです。貴方が普段通り過ぎているその場所が、またはテレビで見かけたことのある有名なあの場所が、ちょっと視点を変えるだけでこんなに面白い場所に変貌することを是非知って欲しいです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 東京在住の方、これから就職や転勤,引越などで東京に移動する方、東京に憧れを抱いている方、とにかく笑って嫌な気分を吹っ飛ばしたい方
読んだことによるエピソード この本を読んだ当時は地方在住でその後東京へ引っ越しましたが、初めての土地なのにずいぶんマイナーな所に詳しくなっていました。

江の島ワイキキ食堂 岡井ハルコ (著) 少年画報社

江の島ワイキキ食堂 岡井ハルコ (著) 少年画報社

 

 

レビュー①

アマゾン商品紹介 賢い猫のオードリーが、看板猫から、恋のお手伝いまで大活躍!!心安らぐ青春ミステリーLOVEファンタジーの猫漫画です!
どんな話ですか? 人間の言葉が話せて百年以上生きている猫、オードリーの日常を描いたストーリーです。連載中盤までは飼い主・頼ちゃんとのほのぼのした日常の話で、後半はオードリーが何故そのような特殊な猫になったかを描いています。後半になるとオードリー以外の登場人物はガラッと変わりますが、それが前半につながっていることが判明したり、前半を読んだ時に残った違和感や謎が解明していくので、読み終えた後にまた初めから読み返したくなる作品です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? オードリーのキャラクターが人間過ぎず猫過ぎず、わがままだけど憎めないところが魅力です。また、設定の割にさっぱりしたストーリー運びと、最後に何故か温かい気持ちになる物語展開のおかげで、読んでいて癒されます。
どんな人に読んでもらいたいですか? 猫好きな人や猫を飼っている人にお勧めです。飼っている猫にもオードリーのような素性があったら?と想像するだけで楽しいと思います。
読んだことによるエピソード 猫に親近感を抱くようになりました。

レビュー②

アマゾン商品紹介 賢い猫のオードリーが、看板猫から、恋のお手伝いまで大活躍!!心安らぐ青春ミステリーLOVEファンタジーの猫漫画です!
どんな話ですか? 不思議な力のあるしゃべる猫、オードリーと江の島にある小さなレストランのシェフ頼ちゃんが織りなす、心温まるストーリーです。初めはレストランを中心に一話完結で、ちょっとふしぎで、ほのぼのしたり涙する話が進んでいきます。おっちょこちょいな頼ちゃんや、困っている周りの人達を、お友達の貧乏神と力を合わせて、オードリーが不思議な力で問題を解決するのです。物語の中盤から少しずつストーリーが膨らんで、時を超え、オードリーの過去が明らかになっていきます。オードリーがなぜ話せるようになったのか、なぜこのレストランに訪れたのかを紐解いていく楽しみがあります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 何より、健気な主人公の猫、オードリーが愛くるしいです。大好きな頼ちゃんのために、自分の力を隠しながら、支えていくその健気さにキュンとします。頼ちゃんの恋を応援するも、彼女とラブラブだと嫉妬してしまう、人間くさいところに愛着が持てるのです。後半からストーリーが広がって、最初はこんな壮大な漫画を読んでいたつもりでは!?といい意味で感じられます。オードリーだけでなく、三匹のかわいい子猫の兄弟や、腐れ縁の貧乏神など、周りにも憎めない、愛くるしいキャラクターがいっぱいです。こんな素敵なところがある江の島に行ってみたくなります。
どんな人に読んでもらいたいですか? 猫好きな人はもちろん、女性コミックの恋愛を求める人、ファンタジーが好きな人にもおすすめしたいです。基本は一話完結なので、いそがしい人にこそ、ゆったりした気分を味わうのにおすすめです。コーヒータイムに読むことをお勧めします!
読んだことによるエピソード 猫漫画をたくさん読んでみたくなります!街にいる猫ももしかして喋れるのではと疑心暗鬼になります(笑)

動物のお医者さん  佐々木倫子 (著) 白泉社

動物のお医者さん  佐々木倫子 (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 今日も獣医学部のユニークな仲間とかわいい動物たちは大騒ぎ。思わずニヤリのおもしろさで、国民的人気大爆発のドクトル・コメディ!

レビュー①

どんな話ですか? 高校生の主人公とその友人が、帰宅途中に獣医学部を通ったことをきっかけに妙な教授と知り合いになり、怖い顔の子犬を譲りうける。(正確には押しつけられる)
その後教授の予言通り獣医を目指すことになった主人公は、珍妙な学校の仲間達と共に様々な動物とふれあっていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? シベリアンハスキーが世に知られることになったきっかけの漫画です。獣医学部を中心に展開するお話のため、動物への知識や理解を深めることが出来る良い作品なのです。しかし、各エピソードがどれもこれも非凡なため(これは作者さんの特徴でもあります)、動物漫画を読み始めたはずがギャグ漫画になっていた・・・だと?と皆が感じることでしょう。
動物を見てほっこりしたい人も、ギャグ漫画を読んで笑いたい人どちらでも楽しめる作品です。

レビュー②

どんな話ですか? 「H大学獣医学部」を舞台に、獣医学部の学生たちや教授、そしてさまざまな動物たちが巻き起こすコメディ。
主人公・ハムテルをはじめとした獣医学生たちが教授の出す課題や動物に振り回されてうんざりする様子は日本全国どこにでもある風景のようにも思えます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 大胆すぎて迷惑な教授・漆原や天然すぎる美女な先輩・菱沼、ネズミ嫌いなのに何故かハムテルにくっついて獣医学部に来てしまった親友・二階堂など個性的なキャラクターがコメディ要素を盛り上げていて面白い!ペットのシベリアンハスキー・チョビやスナネズミ、その他の色々な動物たちのかわいさ・マイペースさも和み要素で、正直どんな人にもおすすめ!な作品です。

レビュー③

どんな話ですか? 獣医を目指す大学生と変わり者の教授、その人たちを囲む周囲の人たちとシベリアンハスキーとミックスの猫が織りなす、ハートウオームな漫画です。大学が大学なので、家畜や研究用の小動物も登場して、1話から2話程度の短編を紡いでいます。作者の方はきちんと大学を取材したうえで漫画にしているらしく、編集後記も楽しく読めます。また、作者の独特なコマ割りのためか、ゆっくりとした時間が流れている感じがして、読んでいて疲れないです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? その漫画の中では、とにかく時間がゆっくり流れている感じでとても気持ちが落ち着く感じがするので、コロナなどで心が疲れている方々の癒しになればと思います。ほぼ主人公のメスのシベリアンハスキーの優しいしぐさや主人公の男の子とのやり取りなど、仕事で疲れた時などに読むと、いやなことを忘れて没入できます。また、昨今のネットやメディアで動物がフィーチャーされているので、動物好きな人なら必ず気に入るのではないかと思って勧めます。

レビュー④

どんな話ですか? ペットや様々な動物たちのケガや病気を診てくれるのが、獣医師さんたちです。

この物語はその獣医師さんや生き物に関係した仕事を目指している学生たちの奮闘記です。

舞台は北海道にあるH大学の獣医学部で、冬のある日、一人の男子高校生が教授から一匹の小さなハスキー犬を譲り受けるところから始まります。

見た目は怖い顔ですが、心優しい女の子です。

彼はこの犬にチョビという名前を付け、一緒に暮らすことになりました。

彼は運命に導かれるようにH大学の獣医学部に入学し、そこで変わった教授や仲間たちと、日々奮闘していく生活を送るようになります。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 昨今のペットブームもあり、動物たちへの関心が高まっています。

ストーリーではいろいろな動物が登場します。

それぞれ個性的なキャラクターがあり、人間と同じように言葉を交わしています。

人と動物たちが一緒に暮らしていく大変さや、病気やケガになってしまった動物たちの様子などが描かれています。

きっとこの漫画を観たら、もっと動物が好きになるでしょう。

彼らを理解しようとする気持ちは、これからの世の中にとっても大切なことだと思うので、オススメしたいです。

レビュー⑤

どんな話ですか? 高校生のハムテル(西根公輝)と二階堂昭夫は、下校途中にH大獣医学部前を通りがかり、そこで一匹のシベリアンハスキーの仔犬と出くわす。

そして、彼らの前に、獣医学部教授でアフリカ大好きな漆原が現れ、ハムテルにその仔犬を押し付け、「君は獣医になる」と将来を予言する。

それがきっかけで、ハムテルはH大獣医学部に進学。二階堂も、彼の金魚のフンのようにくっついて獣医学部に進む。

2人は漆原教授の指導の下、血液大好きでゆっくりとした喋り方の菱沼聖子を始め、個性豊かな教授や学生たち、動物病院にやってくる患畜たちに囲まれながら、獣医を目指す。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 基本的に1話完結型の短編作品で、話のテンポもよいのでさくさく読み進めることができる。長い話には飽きてしまう人にもおススメ!とにかく人間はもちろん動物の個性が強いので、話ごとにどんな落ちが付くのか予想がつかない。人間代表では獣医を目指しているくせにネズミ嫌いの同級生や、優秀な研究成果を出しているのに就職できず研究室に居座る先輩、「破壊神」の異名を持つ大学附属病院の院長。動物代表では般若顔の笑顔で飼い主に「あまり笑わないように」と言われたシベリアンハスキー、日本酒を飲む砂ネズミのメス(名前:お父さん)、関西弁でしゃべる(モノローグ)猫。動物の描写がリアルなのに面白い上に、ウケを狙っているわけではないのにどうしても笑ってしまう描写がニクイ。119話もあるのに足りない。もっと読ませて欲しくなる。読んだ後は動物に対するイメージが変わることと愛が増すことは間違いなし。

レビュー⑥

どんな話ですか? 大学教授から子犬をもらったことで獣医を目指すことになってしまった主人公の、動物まみれのキャンパスライフを描いたコメディ漫画。シベリアンハスキーに三毛猫、鶏、砂ネズミ、馬、豚、粘菌、教授、祖母……大学のみならず、自宅でも起きる動物(人間含む)の個性の殴り合いの日常が描かれる。連載当時は主人公が通う大学のモデル、北海道大学獣医学部の志望者が増えたりシベリアンハスキーブームが起きたりと社会現象まで巻き起こした名作品。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 基本的に1話完結型の短編作品で、話のテンポもよいのでさくさく読み進めることができる。長い話には飽きてしまう人にもおススメ!とにかく人間はもちろん動物の個性が強いので、話ごとにどんな落ちが付くのか予想がつかない。人間代表では獣医を目指しているくせにネズミ嫌いの同級生や、優秀な研究成果を出しているのに就職できず研究室に居座る先輩、「破壊神」の異名を持つ大学附属病院の院長。動物代表では般若顔の笑顔で飼い主に「あまり笑わないように」と言われたシベリアンハスキー、日本酒を飲む砂ネズミのメス(名前:お父さん)、関西弁でしゃべる(モノローグ)猫。動物の描写がリアルなのに面白い上に、ウケを狙っているわけではないのにどうしても笑ってしまう描写がニクイ。119話もあるのに足りない。もっと読ませて欲しくなる。読んだ後は動物に対するイメージが変わることと愛が増すことは間違いなし。

レビュー⑦

どんな話ですか? 札幌市にある「H大学獣医学部」を舞台に、獣医師を目指す学生の物語。個性豊かな登場人物も動物たちがおりなすコメディタッチで描かれています。

日本の某所に暮らす高校生・西根公輝(ハムテル、本名まさき)は、 ある日、近所のH大学獣医学部の構内を通りかかった時、 変な格好をした謎の教授に、シベリアンハスキーの子犬を押し付けられ、「君は将来、獣医になる!」と妙な予言をされてしまう。その子犬こそ愛犬となる「チョビ」、そしてハムテルと友人の二階堂は獣医を目指す!「ブタの御齧り」と不思議お姉さん菱沼さんの登場。獣医学科恒例のなぜか春の大運動会、そして恐怖の組織学試験…などなど。

大学6年+大学院時代の学生生活が濃厚に描かれています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 理系(獣医学部)の大学生活ってどんなのだろう?そう思ったときに、ちょっと濃すぎるけれどでも現実的な雰囲気もある漫画であるため、参考になります。コメディタッチなので気軽に読めることもポイントです。

シベリアンハスキーを飼う人が増えたり、獣医学部(または獣医学科)を志望する人が増えたり、学部(学科)の偏差値が跳ね上がって難関になってしまったり…という一時期は社会現象を巻き起こした漫画となりました。漫画が発売されてからかなり時間がたってドラマ化もされましたし、今はお仕事系の漫画もかなり増えてきましたが、その先駆け的存在な漫画なので、ぜひ手に取ってもらいたいです。

レビュー⑧

どんな話ですか? 獣医学部に通う大学生・ハムテルの日常をコミカルに描いた漫画。舞台は北海道札幌市。西根公輝(通称・ハムテル)は獣医を目指す大学生。相棒は女の子だけど般若顔のシベリアン・ハスキー犬・チョビ。ハムテルが通うH大学獣医学部には、獣医を目指しているくせにネズミが大の苦手な二階堂や、金にがめつくいつも飄々としている清原、さらに院生には度を超えたマイペースさを発揮する変人奇人な菱沼など、非常にキャラの濃いメンツが集まっている。その中でも最たる変人・破天荒上等な漆原教授のもとで、ハムテルは仲間たちと切磋琢磨しながら大学生活を送っていく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 「動物のお医者さん」というタイトル通り様々な動物が登場するが、どの動物も描写が繊細で美しい。毛並みの表現や瞳の輝きまで、非常に丁寧に描かれている。その画力にまずは驚いてほしい。

そして、優しい世界観に触れてほしい。この作品には嫌な人間が出てこない。ハチャメチャな人間は他の漫画よりもむしろ多めに登場するが、不思議とみな嫌味がない。イライラすることなく読み進められ、かわいい動物たちにも癒される。多くに人におススメしたい最高の漫画である。

日々蝶々 森下suu (著)  集英社

日々蝶々 森下suu (著)  集英社

レビュー①

アマゾン商品紹介 学校一の美少女・すいれんが気になるのは硬派な空手男子・川澄。お互い気になるけどお互い異性が苦手な2人。純粋すぎて恋心にもまだ気づけない。ひらり、ふわりの恋物語がはじまります。
どんな話ですか? 学校一の美少女で「高嶺の花」と呼ばれ、子供の時から異性にも同性にも関心を持たれ続け、ほとんどしゃべらない無口な性格となってしまった柴石すいれん。そんなすいれんに他の男子とは違い唯一興味をしめさないような態度を見せる無口な空手バカ清澄。互いに気になりながらも異性が苦手な二人は、じれったいほどに一歩前進したり後退したりムズキュンな恋物語です。川澄に猛アタックする先輩・小春の出現やすいれんを見守る友人たちの恋模様も必見です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? まず柔らかなタッチの絵で主人公のすいれんや川澄の雰囲気が醸し出されていてどんどん読み進めたくなります。なかなか成就しない恋愛模様を応援したり、恋敵の小春の憎めない所など主人公以外の物語も面白いです。主人公たちが恋に奥手なので小さなことで喜んだり、悲しんだりする姿がむずがゆくも胸がキュンキュンします。また恋愛模様だけでなく学生時代の友人との絶妙なすれ違いや部活動の風景など青春時代が蘇って懐かしい気持ちにさせてくれる漫画です。
どんな人に読んでもらいたいですか? 片想い中の人はなかなか思いを伝えられない主人公たちの気持ちが良く分かって共感しながら読むことができるのでおすすめです。また学生の物語なので20代以降の方は、甘酸っぱい青春時代を思い出しながら懐かしい気持ちになれるのでそんな人たちに読んで欲しいです。
読んだことによるエピソード 私は思っていることを言わずに我慢してしまう性格でしたが、「日々蝶々」を読んで言葉にしなければ相手には伝わらないと改めて感じ、少しずつですが相手に伝えていけるようになりました。

レビュー②

アマゾン商品紹介 学校一の美少女・すいれんが気になるのは硬派な空手男子・川澄。お互い気になるけどお互い異性が苦手な2人。純粋すぎて恋心にもまだ気づけない。ひらり、ふわりの恋物語がはじまります。
どんな話ですか? とってもきれいでかわいい見た目だが、人と話すのが苦手で自分の思いをうまく伝えられない主人公・すいれん。そんな彼女が初めて恋をしたのは眼鏡をかけた空手部の硬派な川澄。蝶々は自分の思いを伝えることができるのか……。もどかしさと胸キュンで読者を振り回すピュアラブストーリーです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? とても絵がきれいなので、少女漫画好きの方にはきっとハマる作品だと思います。ほかの作品と違ってあまり主人公のセリフや心情の説明がないのですが、それがこの作品のいいところで、自分の感情をそのまま主人公の気持ちに当てこめることができます。ゆったりとしたストーリー展開なのも、すいれんと川澄の人間関係をリアルタイムでのぞき見しているような気分になれて、ときめけること間違いなしです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 王道な少女漫画が好きな人、キュンキュンしたい人、恋をしたい人、好きな人がいる人、きれいな絵の漫画を読みたい人
読んだことによるエピソード 特になし

舞妓さんちのまかないさん 小山愛子 (著) 小学館

舞妓さんちのまかないさん 小山愛子 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 ここは京都のど真ん中にある花街。舞妓さんたちが深夜、お仕事を終えたあと帰ってきて、共同生活を送っているのは、「屋形」と呼ばれるおうちです。とある屋形で「まかないさん」として舞妓さんたちに毎日の食事を作っているのは、なんと弱冠16歳の少女・キヨ。 彼女がまかないさんになったのには、ある意外な理由があって――。華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれます。

レビュー①

どんな話ですか? 京都で舞妓さんの住む屋形でご飯を作るきよちゃんのお話です。元々舞妓を目指して屋形に友人ときましたが、才能がなく故郷に帰ることになりました。しかし、あるできごとをきっかけにその屋形のご飯を作るまかないさんとして働くことになります。舞妓さんのどんな風に稽古をして、仕事をして一日を過ごすのか。その中でまかないさんのキヨさんとの関わりや、友人すーちゃんとの仲の良さだという言葉だけでは言い切れない関係はとても見どころがあります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 京都が好きなので今旅行に行けないと思うと、少しは旅行、京都気分を味わえるかなっと思います。また、まかないさんなので色々な料理が出てきます。実際に美味しそうで作った料理もあるぐらいです。そして、主人公と舞妓さん、特に親友すーちゃんとの関係がとてもよくこんな友達がいるといいなっと思える作品なのでぜひ読んで欲しいと思いました。

レビュー②

どんな話ですか? 京都のど真ん中にある花街で働く主人公キヨの日常の物語。幼なじみのすーちゃんをはじめとする舞妓さんと共同生活を営みながら、まかないさんとして暮らすているがその成長と様々な人間模様が描かれている。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 華やかな舞妓さんの舞台裏を支えている主人公キヨのひたむきな姿に感動を覚えます。

レビュー③

どんな話ですか? 中学卒業後、舞妓を目指し、青森から京都へと上京したキヨだったが、早々に舞妓さん候補をくびになってしまい、故郷へと帰るとこに、舞妓さんたちの台所をあずかるまかないさんのおばちゃんが倒れる事件が発生。故郷のおばあちゃん仕込みの料理の腕をその場で如何なく発揮したキヨは、その腕を見込まれ、おばちゃんの代わりにまかないさんとして台所を預かることになりました。時にはしっかりしたご飯だったり、甘いおやつがあったりと、日々、舞妓さんたちのお腹の懐を温めます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 作中に出てくる、主人公キヨが作る暖かいごはんやおやつが美味しそうでついつい食べたくなります。主人公キヨが友人や舞妓さんたちへ接するときの何気ない気配りや言葉を読むととても暖かくなります。また、舞妓さんたちの日常も面白おかしく、賑やかに垣間見ることが出来るのも面白いです。主人公キヨと舞妓になった幼なじみ おすうちゃんと故郷青森にいる野球少年の健太の3人の物語を通して成長していく姿が一番のおすすめで元気をもらえます。

クロス・マネジ KAITO (著)  集英社

クロス・マネジ KAITO (著)  集英社

アマゾン商品紹介 どの部活も長続きしなく、上手くいかない日々を送る櫻井はある日、一人でラクロスの練習に励む深空と出会う。そのひたむきな姿に衝き動かされ、平凡な彼の高校生活がいま、大きく変わろうとしていた――。
どんな話ですか? やりたいことがなくなってしまった男主人公が、女子ラクロス部のマネージャーとして奮闘するお話です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 絵が綺麗で、特に表情がとても上手です。キャラクターの気持ちが伝わってきます。ラクロスの知識がなくとも、読んでいて応援したくなる人たちばかりなので、続きが気になり一気読みできます。
どんな人に読んでもらいたいですか? 部活に熱中している人、したことのある人へオススメです。何事にも前向きに取り組むヒロインに励まされます。恋愛要素もあるのでドキドキしたい人にも向いています。
読んだことによるエピソード 同じ作者の青のフラッグが人気作品なので、未読の方にこちらも読んでみて欲しいです。


ちゃんとしなきゃ!をやめたら 二度と散らからない部屋になりました なぎまゆ (著) KADOKAWA

ちゃんとしなきゃ!をやめたら 二度と散らからない部屋になりました なぎまゆ (著) KADOKAWA

 

アマゾン商品紹介 片付けのコツは、その場を動かないこと。足の踏み場もないほど物が溢れすぎている友人宅のお片付けレポを通して、整理整頓ができない理由、キレイな状態を続ける方法を解説!元・片付けられない人だった著者がおくる、お片付け系実録コミックエッセイ。
どんな話ですか? とある漫画家の方が、ご友人宅のお片付けを手伝った際の実話エッセイです。ご家族と同居されている方、一人暮らしの方、趣味品の片付け方、どこの家でも困りそうな取扱説明書の管理方法など、色んなバリエーションの片付けエピソードが掲載されています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 片付け本が好きで、漫画からエッセイ,雑誌など色々読んできましたが、一番役に立つと感じたのがこの漫画です。
実際の片付けの最中に発生する問題や、当事者の心理など他の本では掲載されていないような内容が随所にあり、とても役立ちました。また特定の場所だけ片付かなくて困っているという人向けの情報もあるので、例えばタンスやクローゼットがぎゅうぎゅう詰めで困っている方などにもお薦めです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 部屋が片付かなくて困っている人、片付けのモチベーションを上げたい人、エッセイ漫画が好きな人
読んだことによるエピソード 片付けのモチベーションがぐんっと上がりました。

7seeds 田村由美 (著) 小学館

7seeds 田村由美 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 ごちそうを食べて自分の部屋で寝たはず…だが目覚めると、ナツは荒れ狂う海の上にいた。どうして自分がここにいるのかわからない。やがて流れ着いた無人島。生きるための過酷な冒険が始まった!!
どんな話ですか? 人付き合いが苦手で引きこもりの女子高生ナツ。いつものように眠って目覚めるとなぜかそこは荒れ狂う海のボートの上。同じくボートの上に乗っていた男子高生2人と大人の女性一人の計4人は、その後謎の島にたどり着く。
なぜこんなことになったのかわからないまま漂流生活を続ける4人だが、旅を続けていくうち「7SEEDSプロジェクト」という政府のプロジェクトに巻き込まれたということが判明する。このプロジェクトは、地球が隕石落下によって環境破壊が起こり、人類が壊滅状態になることを想定し、子供たちをカプセルに入れて未来に送り出し、また新たに世界を切り拓くことを目的としたもの。状況についていけないナツ達だが、旅を続け様々な困難に立ち向かううち、生きる意味や自分のコンプレックスに向き合うこととなっていく。
笑いあり涙ありの冒険サバイバルストーリー。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 最初から最後までドキドキハラハラするような展開が続き「この先どうなるの!?」とずっと飽きずに読み進められます。また主人公のナツが、主人公らしからぬ暗くて地味なキャラなんですが、様々な困難を乗り越えていくことで、少しずつ成長していく姿に心打たれます。
また、登場人物すべてのキャラがバラバラで、それぞれに得意・不得意も違います。そんなキャラクター達が時にはぶつかりあいながらも、協力し合って問題を解決していく姿は、私たちが社会で他人と一緒に共存するために大事なことを教えてくれているように感じます。
どんな人に読んでもらいたいですか? コンプレックスがある人(大人数のキャラクターがいるので、誰かのコンプレックスと自分とを照らし合わせることができると思います)
スリルを感じたい人
冒険ものが好きな人
感動したい人
読んだことによるエピソード コンプレックスについて深く考えさせられました。また、得意不得意があるからこそ、人と協力し合って生きていく大切さがわかりました。

 

ガイコツ書店員 本田さん 本田 (著) KADOKAWA

ガイコツ書店員 本田さん 本田 (著) KADOKAWA

 

アマゾン商品紹介 本田さんは戦う!! 業務と!! 絶版と!! マンガを愛する人々と!!コミック売り場がこんなに笑える職場だなんて聞いてない!?とある書店のコミック売り場から、マンガ愛をふんだんにこめた日報をお送りします。
どんな話ですか? とある書店におつとめの本田さん(仮名)の日常を描いた漫画です。
細々と語るよりまずは各話のタイトルを見て頂くのが良いかと思います。
「第一話 お次でお待ちのお客様がイケメン」
「第二話 ヤオイガールズフロムOVERSEAS!」
・・・タイトルからカオスな現場が伝わったかと思います。
日常を描いたはずが非日常になってしまった書店のドタバタをお楽しみください。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 各話タイトルのインパクトもさることながら、本田さんのアバターであるガイコツが大変良い味を出しておりまして、普通のエッセイとはひと味もふた味も異なった作品となっています。
最近の作品なため、エピソードもいかにも平成、令和時代らしい話が盛りだくさんで、これから書店に就職する方やアルバイトを考えている方は、事前の情報収集も兼ねてぜひ一度読んでほしい作品です。
どんな人に読んでもらいたいですか? 定番でない漫画が読みたい人、書店の裏事情が知りたい人、笑いを楽しみたい人
読んだことによるエピソード 書店員さんを見かける度に心の中で「ご苦労様です・・・」と唱えるようになりました。

 

わたしの幸せな結婚 顎木あくみ(富士見L文庫/KADOKAWA刊) (著), 高坂りと (著), 月岡月穂 (著)  スクウェア・エニックス

わたしの幸せな結婚 顎木あくみ(富士見L文庫/KADOKAWA刊) (著), 高坂りと (著), 月岡月穂 (著)  スクウェア・エニックス

 

アマゾン商品紹介 願うのは、ほんのわずかな“幸せ”…。

異能の家系に生まれながら、その能力を受け継がなかった娘、斎森美世。
能力を開花させた異母妹に使用人のように扱われていた。
親にも愛されず、誰にも必要とされない娘。
唯一の味方だった幼馴染も異母妹と結婚し家を継ぐことに。
邪魔者になった美世は冷酷無慈悲と噂される久堂家に嫁ぐことに…。
「小説家になろう」発! 和風ファンタジー×嫁入り。
結婚から始まる恋愛の物語。
※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。

どんな話ですか? 異能を継ぐ名家に生まれながら、その才がなく、継母や異母妹、さらには実の父親にまで虐げられて育った主人公・美世。使用人以下の扱いを受け、名家の子女らしい教育も受けてこなかったため、自己肯定感がとにかく低い少女です。もう可哀想なくらいマイナス思考なのです。しかし、ある時、教養もなく異能の才もない美世と、異能力も財力も美貌も申し分ない久堂家当主・清霞との結婚が決まります。うまくいかないことが分かり切った嫌がらせのような結婚なのですが、美世の控えめな雰囲気と健気さが次第に清霞の心を打ち、清霞は美世を愛するようになってゆきます。そんな、結婚から始まるもどかしい恋のお話です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 健気な少女が困難に負けず頑張る話はみんな大好きですよね。本作はまさにそれです。とにかく主人公・美世に同情し、応援したくなる朝ドラみたいなストーリーで、読んだ後は心がじんわり温かくなります。そんな名作なので多くの人にオススメしたい!そして、美世のお相手、清霞の非の打ち所のない王子様っぷりも素敵。美世を虐げていた家族に対する報復も、美世の知らないところで密かにやっちゃうスマートさがかっこいい。清霞と美世がうまくいくまでのムズムズする感じもとても良いですが、うまくいった後の清霞の溺愛っぷりもキュンキュンします。オススメです。
どんな人に読んでもらいたいですか? キュンキュンドキドキする少女漫画が好きな人や完璧な王子様が現れるシンデレラストーリーが好きな人は絶対にハマります。また、主人公を虐げていた人たちに報復が訪れるので、スカッとしたい人にもオススメ。他にも、妖怪や異能力などのファンタジーが好きな人、和風なテイストが読みたい人にもオススメです。
読んだことによるエピソード なし