烏に単は似合わない 阿部 智里 (原著)・松崎 夏未 (著) 講談社

烏に単は似合わない 阿部 智里 (原著)・松崎 夏未 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 シリーズ累計100万部、史上最年少松本清張賞受賞作の超人気和風ファンタジーコミカライズ。人間の代わりに「八咫烏(やたがらす)」の一族が支配する世界「山内」で、世継ぎである若宮の后選びが始まった。朝廷で激しく権力を争う大貴族四家から遣わされた四人の姫君。それぞれが思惑を秘め后の座を競う中、様々な事件が起こる。姿を消した侍女、後宮への侵入者、そして謎の手紙…果たして最後に若宮に選ばれるのは誰なのかー
どんな話ですか? 同名小説のコミカライズ作品。
人の姿に変身することができる烏「八咫烏」の一族が支配する「山内」では、世継ぎである若宮の后選びが始まっていた。
后選びのための宮である桜花宮が開かれると、有力貴族である四家からそれぞれ姫が遣わされ、后の座を求め競い合うことになっている。
今回はあせび、浜木綿(はまゆう)、真赭の薄 (ますほのすすき)、白珠の君(しらたまのきみ)の4人が名乗りを上げたが、肝心の若宮が姿を見せず、桜花宮は徐々に混乱していく。
姫たちはそれぞれの思惑の元で暗躍するが、その中で東家の姫・あせびだけは、あばたに罹ってしまった姉の代理として急遽召し上げられたこともあり、后候補としての教育を受けておらず、マイペースに過ごしていた。
他の后たちに見下されるあせびだが、実は幼いころに一度だけ見た若君を一途に思い続けており、希望を持ち続けていたのだ。
なぜその漫画をオススメしたいですか? よくあるファンタジー平安の少女小説かなと思いながら読み進めていると最後で度肝を抜かれます。
この驚きを体験してほしいので、ぜひ読んでいただきたいです。
四人の姫によるきらびやかかつどろどろしたお后選びの世界だとすっかり騙されていました。
ストーリーへの驚きはもちろんのこと、コミカライズされて非常に美しい絵で描かれているので、衣装や背景の細やかさにも注目してほしいです。

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