おじさまと猫 桜井海 (著) スクウェア・エニックス
アマゾン商品紹介 | ペットショップで売れ残っていた一匹の成猫。日に日に値段が下げられ、見向きもされず、諦めていた猫の前に一人の男性が現れる。彼が告げた言葉とは…「私が欲しくなったのです」これは誰かに愛されたかった猫とおじさまの、心温まる日々を紡いだ物語。 |
レビュー
どんな話ですか? | ペットショップで1年間売れ残っていた不細工な猫が、諦めていた時に素敵で紳士なおじさまが「この子をください」とお店にやってくる。
おじさまは奥様を亡くした元有名ピアニスト。 お家にやってきた猫は「ふくまる」と名前をつけてもらう。 おじさまは慣れない猫のお世話を一生懸命頑張り、ふくまるとの絆が生まれていく。 おじさまは奥様を亡くして以来、聴衆の前でピアノを演奏出来ない。 ふくまるや親友の犬好きの小林、音楽教室の若い仲間等に囲まれて、おじさまも少しずつ癒され前に進んでいく。 |
なぜその漫画をオススメしたいですか? | 猫のふくまるは不細工だけれどとても愛らしいので、猫好きの人はもちろん、そうでなくてもいじらしくて可愛い。
おじさまは本当に誠実な紳士で、ふくまるを一生懸命育てている姿が良い。 とにかく悪い人というのが出てこないので、暖かいお話。 ストーリーにも展開があり、周りの登場人物の話も広がっている。 ふくまるが間違って脱走してしまったり、猫飼いあるあるの事件も起こりつつ、おじさまをライバル視しているピアニストを猫仲間にしたり、一人一人にストーリーがある。 |
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