セブンティウイザン タイム涼介 (著) 新潮社

セブンティウイザン タイム涼介 (著) 新潮社

アマゾン商品紹介 その日、江月朝一(65歳)は定年退職を迎えた。家に帰ると妻、夕子(70歳)から信じられない事実を告げられる。「私、妊娠しました」。終活、そんな言葉もよぎる夫婦が、突然授かった大きすぎる未来。超高齢出産夫婦がおりなす全く新しい家族の物語が始まる。夫婦の愛に、あなたもきっと涙する。

レビュー①

どんな話ですか? 70歳の妻(夕子)と65歳の夫(朝一)の高齢夫婦の日常を描いたお話です。朝一が定年を迎えた日、妻の夕子に妊娠を告げられます。初めはなかなか事実を受け入れられられず他人事のように考えていた子どもの事を、宝物のように大切に思うようになる様子がリアルに描いてあります。超高齢夫婦のため普通とは違った年齢による悩みと、若い夫婦も経験する悩みと色々な問題が起きます。それらを解決するために周りとの関りを変えたり、苦労をしながらも幸せと喜びを見付けていくお話です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 普段の生活の中で自分の命の大切さを考える機会はなく、自分勝手な判断で都合の良いように行動する事も増えていきます。成人して自分の力で生活するようになると親への感謝すら忘れて煩わしく思う人もいます。小さな子供が騒ぐことにイライラとすることもあります。この漫画は一つの命が生まれて育つ間にたくさんの人に支えられて、たくさんの人に関わって生きているのだと気付かせてくれます。そのためこの漫画を読むことで、本当に大切なものを考えるきっかけになればと思います。

レビュー②

どんな話ですか? 主人公が定年を迎えたその日に妻(70歳)から妊娠を告げられ出産、その後の生活を描いた漫画です。

70歳での初めての妊娠、出産…高齢だろうが若くてもリスクがあるのは同じ。医者からそのように励まされ出産する妻夕子。それを見守る主人公朝一と生まれた子、みらい。家族の絆を感じられて子育て大変そうだけど楽しそうと思わせてくれます。また高齢であるがゆえの健康面や体力面での葛藤もありますが子育てを全力で楽しむ家族の姿がここにあります。

なぜその漫画をオススメしたいですか? まず、ストーリーでの70歳で妊娠ってありえないでしょ!と思うところから入りましたがこれからの高齢化社会、あっても不思議ではないと思いましたし、何より子育てに関して素敵に思うことが多くて子育て世代の方はもちろんそうじゃない方もみんなに見てもらいたいと思います。この漫画のようにみんながこんな風に思いやりや理解があれば子育てしやすい社会になるだろうと思います。あと、絵がほんわりしていてとても見やすいし可愛さに癒されます。

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