伯爵令嬢 細川智栄子あんど芙~みん (著) 秋田書店
アマゾン商品紹介 | フランスの地方の施設で育ったコリンヌは目の見えないリシャールと愛を誓い合う。しかし実は伯爵家の娘だと判明したコリンヌは本当の母に会うために一路パリへ。しかしそこで運命のいたずらが彼女に降りかかる!? 薫り高き少女マンガの傑作が電子書籍でついに配信!! |
レビュー
どんな話ですか? | 19世紀のフランスが舞台。孤児院で天真爛漫に育ったコリンヌは、都会から静養に来ている貴族のリシャールと恋に落ちる。しかしリシャールは目が見えず、手術を受けるためにコリンヌに待っていてと告げて去っていく。コリンヌはリシャールを待っているが、実はコリンヌは乳児の時に誘拐された伯爵の跡取娘だということが発覚する。リシャールとの身分の違いに悩んでいたコリンヌは、これで対等の立場になれると喜び、伯爵家に戻ることになるのだが、その途中で舟が沈没して記憶喪失になってしまう。目覚めたときにコリンヌのそばには、アランという素敵な男性がいて、コリンヌのことを婚約者だったというのだがというロマンスとミステリーが融合した漫画です。 |
なぜその漫画をオススメしたいですか? | 主人公のコリンヌは伯爵令嬢でありながら、ずっと孤児院で育ってきました。それでも常に太陽のように明るくて、その笑顔やふるまいを見ているだけで笑顔にさせてくれるような力を持っています。そんなコリンヌを愛する男性が次々と登場しますが、全員美男子で高い能力を持っている設定なので、自分に置き換えて読むと夢のような心地になれます。コリンヌの出生が明らかになるまでは、陥れようとする人物も登場するのでハラハラするシーンも多く、ロマンチックな部分とのバランスが完璧にとれています。 |
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