野望の王国 雁屋哲 , 由起賢ニ (著) 日本文芸社
アマゾン商品紹介 | 東大法学部の学生にして、神奈川県最大の暴力組織・橘組の組長・橘征蔵の妾腹の子である橘征五郎は、暴力による日本制覇という恐るべき野望を抱いていた。その思想に深く共鳴した片岡仁とともに、野望実現のために動き出した彼らの前には、征五郎が敬愛する兄であり、最大の敵となる橘征二郎がいた。野望に身を焦がす男たちの壮絶な死闘が幕を開ける!! |
レビュー
どんな話ですか? | 東大法学部の学生である橘征五郎と片岡仁。この二人は日本を暴力で支配しようという野望を持っていた。
実は橘征五郎は神奈川県下最大の暴力団・橘組の組長の息子だった。征五郎は父親の死をきっかけにして片岡や幼なじみのトクとともに行動を起こす。 だが征五郎たちの前には橘組を継いだ兄・征二郎や東大法学部の先輩である川崎中央署署長・柿崎憲たちが立ちはだかることに。さらには日本の黒幕をも敵に回してしまう。征五郎たちの野望は実現するのか- |
なぜその漫画をオススメしたいですか? | まず絵柄が濃いということ。内容がものすごいのにも関わらず濃すぎる劇画のお陰で全く違和感なく読めるということ。ときたま見せる顔芸は必見です。
そして内容が荒唐無稽ということ。とにかくたくさん人が殺されます。何十台の戦車を道路の真下に埋めるということもありました。なので100人単位で殺されるのは当たり前です。そして爆破シーンもあり舞台の川崎市は大事故で破壊もされました。 とにかくそのむちゃくちゃぶりが魅力(?)の劇画です。 |
最近のコメント