ブラッドハーレーの馬車 沙村 広明 (著) 太田出版
出典:ブラッドハーレーの馬車
アマゾン商品紹介 | 資産家・ブラッドハレー家の養女になることが、孤児院の少女たちの憧れだった。ブラッドハーレー聖公女歌劇団で華々しく活躍する……そんな期待に胸を膨らませた少女たちがたどり着いた先は、暗い暗い塀の中。恐ろしく壮絶な悪夢が始まる――。 |
どんな話ですか? | 歌劇団を主催する大富豪・ブラッドハーレー家は、毎年豪華な馬車を孤児院にさしむけて、身寄りのない少女たちを養子に迎え入れていた。 舞台での活躍を夢見、希望にあふれて馬車に乗り込んだ薄幸の少女たちを待ち受けていたのはしかし、高い塀が聳える監獄。 実は富豪の養女というのは建前にすぎず、少女たちは野蛮な囚人たちの性欲の鬱憤の捌け口として、慰み者にされる宿命だった。 何も知らずブラッドハーレーの馬車に乗り込んだ少女たちそれぞれが辿る、あまりに残酷すぎる運命とは。 トラウマになること必死の衝撃作。 |
なぜその漫画をオススメしたいですか? | 夢と希望にあふれた無垢な少女たちが辿る、残酷すぎる運命に衝撃を受けます。 読んだら鬱になる事必至、絶望しかもたらさない名作。 どん底の底が抜けるほどとことんまで落ち込みたい、鬱好き読者にはおすすめです。 また、美少女たちが鬼畜に凌辱されるシーンが描かれるので、嗜虐欲を満たしたい人にもおすすめ。 ただ残酷で外道なだけではなく、作者持ち前の画力の高さによって、一種の残虐美ともいえるような芸術表現に昇華されているのもポイントです。 ただのエログロにあらず、少女たちが突き落とされた地獄で見出す一筋の希望もちゃんと描かれるため、群像の悲喜劇が交錯する人間ドラマの趣があります。 時代や場所は明言されていませんが、作者は「赤毛のアン」に触発されて描いたと言及しており、少女たちが着る華やかなドレスの描写や欧州風の馬車や建物の描写も見ごたえあります。 |
どんな人に読んでもらいたいですか? | 鬱展開に耐性のある人 どんでん返しに驚きたい人 エログロが好きな人 |
読んだことによるエピソード | とくになし。 |
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