吼えろペン 島本和彦 (著) 小学館
アマゾン商品紹介 | 東京近郊のレンタルビデオ・CD店の2階にある、(株)炎プロダクション。そこでは一人の熱血マンガ家が、日夜命がけで原稿と格闘していた。その男の名は、炎尾燃。彼はこれまで、締切りに間に合わないという弱音を吐いたことは一度もなかった。たとえ締切りにあと1日しかなく、24ページの原稿が真っ白のまま残っていたとしてもだ。だが、今回ばかりはさすがの燃も難しいかもしれないと思い始めた。お盆前の厳しい進行スケジュールに、いよいよ精神的についていけなくなってしまったのだ。そこで燃は、以前講師をしたことがある代々木アートデザイナー養成学院のコミック科に、アシスタントの助っ人を頼む。2時間後。燃に負けず劣らずの熱血ぶりを見せる学生・前杉英雄が、代々木から郊外の炎プロまで、自転車をかっ飛ばして、フラフラになりながらやって来るが…!? 『燃えよペン』でおなじみの、嵐を呼ぶマンガ家・炎尾燃が帰ってきた!燃とアシスタントの仲間たちが巻き起こす、大熱血、なのに爆笑の怪作。たかがマンガと侮るなかれ。彼らにとってのマンガは、自分の命の全てをかけたものなのだ。絵から、セリフからほとばしる魂の叫びを聞け!彼らのメッセージを受け止めろ!!なお各回のタイトルは、かの熱血刑事ドラマ『太陽にほえろ!』の第1話から第4話のサブタイトルのもじりになっている。そんな細かいところまで熱いのだ!! |
レビュー
どんな話ですか? | 漫画家が主人公の熱血ものというか、
漫画家や出版業界の裏話やどうしようもないエピソードを、 熱血ギャグ風に仕上げている作品。 強烈な名(迷)セリフがあまりにも多い。 「とにかく話を合わせて連載を始めてしまえばこっちのもの!」など。 続編に「新・吼えろペン」もある。 |
なぜその漫画をオススメしたいですか? | 完結している、
絵柄が人を選ぶが内容は比較的万人受けする、 という人に勧める際の個人的に気にする要素がクリアされている。 内容面ではとにかく色んなセリフが印象に残っており、 「印象に残った漫画」と言われたときにとっさに出てきたのがこれだった。 謎の勢いで全てが押し進められていくのでストレスがたまらず、 読んだ後何かをやり遂げたかのような謎の達成感を得られる。 |
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