聖☆おにいさん  中村光 (著) 講談社

聖☆おにいさん  中村光 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 ブッダとイエスのぬくぬくコメディ。“笑い”でも世界を救う!聖人in立川。目覚めた人ブッダ、神の子・イエス。世紀末を無事に越えた2人は、東京・立川でアパートをシェアし、下界でバカンスを過ごしていた。近所のおばちゃんのように細かいお金を気にするブッダ。衝動買いが多いイエス。そんな“最聖”コンビの立川デイズ。

レビュー①

どんな話ですか? ブッダとイエスキリストが現在の日本で生活をするという物語になります。漫画の中では、イエスキリストはおちゃめな性格をしており、ブッダはそれを抑えるという役割をしています。それぞれ仏教とキリスト教を理解しているとより面白いですが、もし知らなかったとしても十分に楽しめる内容になっています。例えば、クリスマスに関しては一般的に多くの人が知っており、身近に感じられる内容になるかと思います。この漫画は面白いにもかかわらず、学校の図書館に入る学習漫画のようなポジションを有しています。アニメにも、映画にもなっています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 上記にも書かせていただいたように、学習漫画の要素と、ギャグ漫画の要素を持っているからです。他の学習的な要素を保持していると考えられる漫画、たとえば銀魂と比較してみたいと思います。銀魂は歴史上の人物を覚えるのを助長するという点から学習的要素を保持していると考えられますが、人物名のパロディであって本当の名前とは異なります。これは子供の成長を妨げかねません。一方で聖お兄さんは間違っている知識が見られませんので良いかと思います。

レビュー②

どんな話ですか? 天上界の目覚めた人ブッタ(倹約家、主婦っぽい)と神の子イエスキリスト(無駄遣いが多いゲーマー)が世紀末を無事終えたので有給を使って、下界の日本は東京立川でバカンスを過ごす話。聖人なのに給料が少ないので立川で風呂なしアパートを借りて川で行水をして捕まりかけたり、カラオケ屋ではしゃいだり、ほのぼの日常系の漫画ですが、時折天界の友人(性格がかなりきついか変人が多い)や悪魔や立川にやってきてひと騒動起こして帰るというパターンが多いです。仏教ネタ、聖書ネタ、神話ネタが多く、大元を知らないとマニアックすぎて笑えないところもあるのですが、基本不毛な争いごとなく、日本って平和だなと思わせてくれる漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく落ち込んでいても笑ってストレス発散ができるのでおすすめです。仕事の過労やとんでもないクライアントからのストレスでイライラした時、ブッタの上司の方が無茶振りすごいよな、と癒されていました。ブッタもイエスも餓死しかけたり、刺されて殺されたりと、生きてる間はとんでもないことをされていた割に、恨みつらみもなく聖人業を営んでいるので、色々悩みの多い自分の生活はそれに比べると平和だなと悩んでいることが小さく思えるので気に入っています。

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