たいようのいえ タアモ 講談社

たいようのいえ タアモ 講談社
アマゾン商品紹介 「今、この家に帰ってこなきゃいけないのが、すごくすごくうれしい--」……子供の頃、むかいの基(ひろ)の家に入りびたっていた真魚(まお)。その家に行くと必ず元気になれたから。数年後……父の再婚で家に居場所がなくなった真魚は、両親を亡くして以来、独りで家を守る基の家に住まわせてもらうことになったけれど……!?年の差幼なじみ2人の、明るく切ないラブストーリー!

 

どんな話ですか? 幼いころから両親に邪魔にされているような気がして自分の居場所を探していた真魚。高校生になった真魚は、幼馴染が一人で住む家に同居させてもらうことになります。その家はもともと5人家族が住んでいましたが、両親が不慮の事故で亡くなってからは長男の中村基がたった一人で守ってきた家でした。誰かが自分の帰りを待ってくれている喜び、誰かの待つ家に帰れる嬉しさ、真魚と基は2人暮らしを初めてから互いにこのことを実感していきます。中2男子のような女子高生・真魚と、しっかり者のお兄ちゃん・基の関係はどうなっていくのか、恋愛以外の人間関係も盛り込まれている作品です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 恋愛だけではなく、家族関係や兄弟関係など、身近な人との関わりを考え直すきっかけとなる漫画です。当たり前と思っている家族や親の存在のありがたさはなかなか人から言われるだけでは実感できないこともあるかと思います。しかしこの作品は、漫画というハードルの低いメディアを通じて思春期の読者に身近な存在のありがたみを訴えかけてくれます。現在絶賛思春期の人、思春期を経験した人なら誰でも引き込まれる世界観です。

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