あひるの空  日向武史 (著) 講談社

あひるの空  日向武史 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 149cmと小柄な高校生ながら、天性の才能を魅せるバスケ少年・車谷空! 入学先のクズ高で、最初はバスケをやるには困難な状況だったものの、空の熱意に影響を受けて、千秋・百春兄弟や、天才少年・トビなど続々メンバーが集まった! 順調に進みだしたクズ高バスケ部だったが、挫折や事件とあらゆることに巻き込まれていく‥‥。バスケを愛する空たちは、数々の困難にどう立ち向かうのか!?
どんな話ですか? 背の小さい事からハンデとコンプレックスを背負った主人公が母親との約束を果たすべく、高校バスケの大会で優勝を目指すというのが最初の目的だったスポーツ漫画です。スポ根ものと呼べなくは無いですがリアルな人間模様を楽しくヒューマンドラマが魅力な漫画でもあります。不真面目に過ごしてきた部のメンバーでもある不良達が徐々にバスケに本気になっていったり、煙草の不始末により部室を燃やしてしまい廃部に追い込まれたりとバスケ以外の部分も面白いです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 自分が小学生の頃に連載が開始した漫画であり、当時からミニバスをしていた事もあってか共感できる部分が非常に多いです。部活をしていた時に感じていた特有の空気感が出ている漫画なので、既に引退している人にとっては感慨深く懐かしい、現役の人にとってはあるあると思える所が良い。漫画なのである程度はファンタジーな要素もありますが、巻数を重ねて後半になってから主軸メンバーだったキャラが部活を止めてしまったりとリアルだと感じる部分もあり、そこの具合が絶妙です。漫画は全てが上手く行きすぎる部分がありますが、あひるの空は挫折がメインといっても良いくらい、何かしらに負ける描写があるのでご都合主義過ぎない感じもオススメです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 何かしらの部活に励んでいたり、過去にやって来た方にはヒットすると思います。特にバスケ部だった人ははまれる筈。また、展開がスローペースでじっくり描写してくれるのでしっかりとした物語が読みたい方にもオススメ出来ると思います。
読んだことによるエピソード 部活を止めようか悩んでいた時期に似たような話が漫画で始まりました。元々は仲間だった部のメンバーとの距離感がおかしくなってしまう話を見て、それは嫌だなと思い直した事があります。

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