少年少女漂流記 古屋 兎丸 (著)  乙一 (著) 集英社

少年少女漂流記 古屋 兎丸 (著)  乙一 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 10代の妄想が、巨大な嵐となって吹き荒れる友達がいない、家も学校もおもしろくない……。少年少女たちは、現実から逃げるように妄想の世界を彷徨う。乙一と古屋兎丸、二人の天才が10代の微妙な心模様を鮮烈に描き出した夢の完全合作!
どんな話ですか? 思春期で自分の個性と周りとのギャップに思い悩む10代少年少女の幻想や妄想を痛々しくも鮮明に描いています。例えば、小さい頃の経験から高校生になった今も児童向けのおもちゃを持っていて自分が魔女っ子だと信じている女の子や、クラスの委員長として「ホームルーム」を生徒たちの議論の場にしたいのに、周りの生徒との温度差から暴力的になってしまい、それを架空のペットのせいにする男の子など、様々な少年少女の苦悩が描かれています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 誰もが経験したことのある思春期における自分のアイデンティティの発見と消失。そして妄想してしまう自分の理想郷。見ていて恥ずかしくなりますが、どこか懐かしいような物語になっています。
どんな人に読んでもらいたいですか? 自分の学生時代を思い出したい人 思春期に悩む子供を持つ人
読んだことによるエピソード 少年少女に限らず、青年も大人も同じように個性を持っていて、それについて少なからず悩みを抱えているのではないかと思わされました。他人の個性を尊重しようという気持ちになります。

 

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