覚悟のススメ 山口貴由 (著) 秋田書店

覚悟のススメ 山口貴由 (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 3年に及んだ地殻変動は多くの生命と秩序を破壊した! 絶望の底から希望を紡ぎ、新東京の民は強く生きようとする! だがその芽を摘み蹂躙する化物どもが跳梁跋扈! 窮地に立たされた人々の前に現れしは黒鉄のヒーロー!! 瞬着! 覚悟完了!! 人類の剣となれ葉隠覚悟!!
どんな話ですか? 山口貴由先生により、週刊少年チャンピオンで連載されていた少年漫画。

環境汚染や核戦争により汚染された21世紀初頭の日本が舞台。

過酷な環境でも逞しく生きていうこうとする人間達、それを喰らおうとする戦術鬼と呼ばれる謎の怪人達。

主人公の葉隠 覚悟は最強の戦闘技術である零式格闘術と、零という強化外骨格を用いて、戦術鬼達から学友達を守るために戦う。

ザックリまとめると、マッド・マックスや北斗の拳やFalloutの様なディストピアを舞台に、アイアンマンのスーツみたいなものを着た主人公が、北斗神拳の様な技で敵と戦っていくお話。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 最初こそぶっ飛んだ戦術鬼のデザインやグロテスクさにヒいてしまうが、その癖の強さが病みつきになる。

物語が進めば進むほど熱さと面白さが加速度的に増していくのでドンドン読み進めたくなる。

話数も本編は全100話、単行本にして全11巻、文庫版で全5巻とコンパクトに纏まっていて読みやすい。

ディストピアが舞台ではあるが、だからこそ生きていこうとする登場人物達の全員がエネルギーに満ちていて魅力がある。

そして何より

「怒りを胸に沈めてはならぬ 怒りは両足に込めて己を支える礎とせよ」

「正道を進む者が頭を下げることはその時点で、敗北を意味する!正道を進む者は、誇り高く顔を上げて闘わねばならぬ」

等の名言(迷言も)が随所にあふれているのが一番の魅力。

どんな人に読んでもらいたいですか? ひたすら加速度的に燃えていくので、キルラキル、機動武闘伝Gガンダム、トップをねらえ!等が好きな人にお勧めしたい。

作風こそ違うものの、主人公がひたすらに弱者の味方であろうとし続けるので、金色のガッシュのガッシュと清麿なんかが好きな人もハマるかもしれない。

読んだことによるエピソード 飽き性かつ忍耐の無い人間だったのですが、この漫画等の影響で愚直に努力していくことが出来る様になりました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です