娘の友達   萩原あさ美 (著)  講談社

娘の友達   萩原あさ美 (著)  講談社

アマゾン商品紹介 家庭では「父親」として、会社では「係長」として、「理想的な自分」を演じるように生きてきた主人公・晃介。だが、娘の友達である美少女・古都との出会いにより、彼の人生は180度変化する。社会的には「決して抱いてはいけない感情」に支配されながらも、古都の前では自己を開放でき、社会の中で疲弊した心は癒やされていく……。「社会」のために「自己」を殺す現代社会へ鋭く切り込む、背徳のサスペンスが幕を開ける。

レビュー

どんな話ですか? 妻を亡くした主人公の市川晃介がとある喫茶店で如月古都と出会い、禁断の恋に落ちていくストーリー。

娘の美也も古都もまだ女子高生で、中年サラリーマンの晃介が古都と付き合うことは社会的に許されていない。

だが晃介は古都にだんだんと惹かれるようになり、家庭に問題を抱えている古都もまた晃介に親近感を覚えていく。

周囲にバレてはいけない秘密の関係を持ったことで、晃介は運命に翻弄されてしまう。

晃介と古都の恋の行方を描くヒューマンドラマ作品。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 「娘の友達」をオススメする理由は、晃介と古都の関係がどうなるのか気になって読み応えがあるからです。

中年サラリーマンと女子高生の禁断の恋で、2人の関係を大っぴらにはできません。

しかも相手の古都は娘の美也の友達ですから、もしもバレたら晃介は信頼を失ってしまいます。

そのハラハラ感こそが、この作品の醍醐味です。

しかも古都をはじめキャラのイラストが非常に魅力的で、作品の世界に自然と引き込まれます。

またセリフや説明も必要最低限なので読みやすいですし、かなりクオリティの高い漫画です。

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