すみっコぐらし よこみぞゆり (著) 主婦と生活社

すみっコぐらし よこみぞゆり (著) 主婦と生活社

アマゾン商品紹介 大人気の「すみっコぐらし」初のキャラブックです。電車に乗ればすみっこの席から埋まり、カフェに行ってもできるだけすみっこの席を確保したい…すみっこにいるとなぜか“落ち着く”ということがありませんか? さむがりの“しろくま”や、自信がない“ぺんぎん?”、食べ残し(!?)の“とんかつ”、はずかしがりやの“ねこ”など、ちょっぴりネガティブだけど個性的な“すみっコ”たちがいっぱい。すみっこが好きな方、すみっこが気になる方、あなたもすみっコなかまになりませんか? 主婦と生活社刊。

レビュー

どんな話ですか? 何かとすみっこにいると落ち着くという、人間の心理をねこやぺんぎんなどの動物に投影している漫画です。すみっこにまつわるエピソードが、確かにこういう状況はうなずける、と思ってしまいます。登場するのは、主に、ねこ、ぺんぎん、しろくま、恐竜、とかげ、そしてエビフライのしっぽやとんかつなど、人が食べ残すものや、タピオカなど、最後にすみっこに残ってしまうものが、キャラクターになっていて面白いです。そして、それらの動物などが織り成すストーリーが、私たちが抱えているコンプレックスなども表していて、思わず共感できてしまいます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 例えば、ぺんぎんは、体の色が緑色であることから、自分は本当にぺんぎんなのだろうかと自分探しをしたり、時には悩んでいらいらすることもあります。そして、恐竜は、実はとかげのふりをして生活しています。自分が恐竜だと分かると、捕まってしまうかもしれないからです。しかし、それが仲間をだましているのではないかと悩んでいます。それから、かたつむりは、本当はなめくじですが、拾った殻をかぶって生活しています。そういった、誰にでもあるコンプレックスなどを抱きながら、それでも仲間といることで幸せと感じられる所が、人間と共通していて、共感できるのでおススメしたいです。

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