サマータイムレンダ 田中靖規 (著) 集英社
アマゾン商品紹介 | 幼馴染の潮が死んだ――。その報せを聞き、故郷の和歌山市・日都ケ島に帰ってきた慎平。家族との再会。滞りなく行われる葬儀。だが島にはある異変が…? ひと夏の離島サスペンス!! |
レビュー
どんな話ですか? | 主人公の幼馴染の潮が亡くなったことを聞き故郷の和歌山・日都ヶ島に帰ってきた、慎平。
滞りなくなく進行していく葬儀だったが潮の死には不審なところがあった。 その夜、解剖に立ち会った父をもつもう一人の幼馴染の窓に電話で解剖の内容を聞く。 海で溺れたはずの潮の首に誰かに絞められた跡があったと。 当時一緒にいた窓は怪しい人はいなかったという。 翌日、潮の両親が営む飲食店に島で唯一の警官が来て、潮が助けた少女の家族が消えてしまったらしいという。 潮の妹、澪が少女から自分とそっくりの子がいる気がするときいていた。 昔からの言い伝え「影の病」ではないかと、詳しく聞くため神社に向かった。 しかし、留守のようであたりを見渡していると消えたはずの少女がいたと澪が追いかけてしまう。 そこにはおなかを撃たれた女性と澪に銃を向ける澪にそっくりな少女がいた。 次の瞬間、少女に澪も慎平も頭を撃たれてしまった。 気がつくと、島に帰るために乗ったフェリーのなかだった。 同じように過ぎていく時間に、もう一度同じ日を繰り返していることに気づいた慎平。 そして、行動次第で未来が変わることに気づいていく。 潮の身にいったいなにがあったのか、影の病の正体は? 繰り返す日々の中、慎平は真実にたどり着けるのか。 ひと夏のタイムトラベラーサスペンスです。 |
なぜその漫画をオススメしたいですか? | 誰にもあの時ああすれば良かったと、後悔することもあると思います。
でも、実際にやり直すことができたとしてどんな困難があっても未来を変える自信があるのかと、好きな人のためにここまでできるのかと問われている気がして自分を見直すいいきっかけになったからです。 たくさんのキャラクターがでてくるのでいろんな角度からの人の思いが書かれているので誰かしらに共感できると思うし、そういう考えもあるんだなと勉強にもなると思います。 |
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