酒のほそ道 ラズウェル細木 (著) 日本文芸社

酒のほそ道 ラズウェル細木 (著) 日本文芸社

アマゾン商品紹介 お酒を飲む時はお酒の味はもちろんだけど、季節、天気、お店、雰囲気、酒の肴…なども重要! より美味しく、より楽しく、お酒を飲みたい人に贈る「酒飲み」指南書! 大雪、台風、大事件…年に何回かの「特殊な日」には外でお酒を! 「非日常」は何よりの酒の肴!

レビュー

どんな話ですか? 一話読み切り型のグルメ漫画で、現在も「週刊漫画ゴラク」で連載しています。

主に酒、つまみ、居酒屋、酒席でのあるある話など、

アルコールを嗜むひとには身近な話題を短編漫画で紹介しています。

主人公はとある企業の営業マン、岩間宗達。

根っからの飲兵衛で、何かにつけて酒を飲んでいますが、

旬の食材や季節ごとのイベントには敏感で、

それについての蘊蓄をつい披露してしまい、

同席のメンバーに煙たがれることもしばしば。

また、俳句を嗜むなど風流なところもあります。

会社の同僚や友人が主なキャラクターですが、

それぞれが酒についてのこだわりを持っていたりして、

グルメ漫画にありがちな、作者からの押し付けがましさもありません。

なぜその漫画をオススメしたいですか? お酒についての知識や、家で簡単に作れるツマミのレシピを紹介していて、

酒好きにとって役に立つというのもありますが、

気軽にパラパラと読む漫画としてちょうどいいです。

1994年から連載している、かなりの長寿漫画ですが、

よくこれだけネタが尽きないものだと、

作者の創作意欲には素直に感服します。

また、単行本では漫画の他にエッセイを多数収録しており、

漫画と合わせての読み応えはなかなかあります。

読者層は主に青年〜中年男性と思われます。

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