地獄くらやみ花もなき 藤堂 流風 , 路生 よる KADOKAWA
アマゾン商品紹介 | 罪人が化け物に見えてしまう遠野青児は、古ぼけた洋館で相談所を営む美少年・西條皓と出会う。優れた洞察力と妖しい美貌を持つ皓のもとで、青児はなぜか助手として働くことになり――!? |
レビュー
どんな話ですか? | 主人公は《とある不思議な力を持つ》ニートの青年遠野青児(とおの せいじ)。
人と関わることが苦手な根暗な青年。大学卒業後就職もせず、家もなくネットカフェ生活をしている。 いよいよお金も無くなりホームレス生活かという瀬戸際。コンビニでなけなしの金でおにぎり一個を買いレジでくじを引く。そこには「地獄」の文字が・・・。 これからどうしようかと人込みを歩きながら考えているその時、目の前に突然《一つ目の黒い着物を着た大男》が。 「首ィ 吊らん か?」と手を伸ばしてくる。愕き後ろにこける青児。もう一度目の前を見ると普通の女性がこちらを不思議そうな顔で見つめている。 そうこれは彼の《不思議な力》。彼はある一定の人物を見るとその物が化け物に見えてしまう。 青児は怖くなりその場から一心不乱に逃げる。逃げて逃げて気づけば知らない道に。 そして目の前には知らない洋館。導かれるままにその館の中へ。 その中に居たのはーーー美しい顔、美しい着物を着た小柄な青年。 彼の名は西条 皓(さいじょう しろし)。この館の主人である。 「無料のお悩み相談所だと思ってください。」と言い、青児は《不思議な力》について相談してみる。 ここから青児の《不思議な力》の正体が判明していく。 それを面白いと思った皓は青児に「ウチでバイトしませんか?」と誘う。 ここから青児が《化け物》に関連したさまざまな事件に巻き込まれていく。 |
なぜその漫画をオススメしたいですか? | まず絵がとてもきれい。表紙のカラー絵が一巻では皓のアップなのですがそれがまた美しい!つい手に取ってみたくなります。
そしてストーリーに惹かれます。ミステリー好きにはたまらない不穏な空気からはじまる感じがワクワク感やどうなるんだろうという期待感を膨らませてくれます。 そして無料の試し読みで途中まで読んだときに続きがすごく気になって! 青児がこれからどんな事件に巻き込まれるのか、なぜ青児はなぜこの館に呼ばれたのか、皓はいったい何者なのか・・気になるところが満載です。 |
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