賭ケグルイ 河本ほむら (著), 尚村透 (著) スクウェア・エニックス

賭ケグルイ 河本ほむら (著), 尚村透 (著) スクウェア・エニックス

アマゾン商品紹介 賭すこと、それが私の存在理由(レゾンデートル)。

名門・私立百花王学園。この学園には階級制度が存在する。生徒会を頂点とするこの学校は「ギャンブル」に支配されている。勝てば天国。負ければ地獄。ギャンブル強者は羨望、弱者は被虐のクルった学園。そんな学園に、一人の少女が転校してくる。彼女の名前は蛇喰夢子……。

レビュー

どんな話ですか? 賭ケグルイは2014年から連載されている漫画で、アニメ化と実写ドラマ化もされています。

私立百華王学園に通う生徒たちは、知力、洞察力、資金力に富んでいる。そんな彼らがギャンブルをし、負けると女は負け猫のミケ、男は負け犬のポチという形で地位が落ち、借金を背負って、生徒会によって今後の人生まで設計されるというリスクを背負います。主人公・蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ)は、転向してきてからさっそくクラスで一番強い者を倒してしまうギャンブル狂。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 展開がどうなるのかわからないので、ハラハラして楽しいです。学園ものなので、登場するキャラクターも多く、また主人公の蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ)もかわいい上にギャンブルがものすごく強い。次々に勝負をしては勝ち進んでいく姿が気持ちいいです。ギャンブルといえど、大抵は裏でインチキやいかさまをしてくるので、一筋縄ではいかないところが面白いと思います。次の展開は、どんなことが起きるのだろうと予測しながら読むのも楽しめます。

チーズスイートホーム こなみかなた (著) 講談社

チーズスイートホーム こなみかなた (著) 講談社

アマゾン商品紹介 初めてのお散歩中に、お母さんとはぐれてしまった子猫のチー。迷子になったチーは、やさしい山田さん一家に拾われることに。でもそのマンションは、困ったことにペット禁止で──。
素直で明るく、でもちょっぴり怖がりのヨウヘイに、やさしいお母さんと、普段はしっかり者なのにチーには甘いお父さん。そして、元気でいたずら大好きっ子のチー。偶然の出会いから新しい家族になった、3人と1匹の「スイートホーム」で始まる、何気ない日常の小さな幸せを描くハートフルストーリー。初めてのお散歩で迷子になった子猫が、親切な山田家に拾われ、落ち着くまでのストーリー。山田家でチーという名前をつけられた子猫が、新しいお家を自分の「おうち」として認識するまでを描く。

 

どんな話ですか? ほのぼのとしてかわいい、ちょっぴりおっちょこちょいな子猫が主人公の漫画です。

みんなで散歩中に、鳥に気を取られて、猫の家族からはぐれてしまった子猫のチー。

そんなチーを迎えた新しい家族は、幼稚園児のコーヘイとパパとママの心優しい一家でした。

この漫画では、チーを飼ってからの一家の日常、たとえばペットが飼える家への引越しやチーの食あたり、わき役のおとなりさんやくろいのやコッチとの出会と日常、そして本来の家族との再会など、ごくごく平凡な家族と、子猫との生活が、ほのぼのとしたタッチで描かれています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ほのぼのしていて、癒し系だからです。

ここのところ、あまりにもいろいろなことが起こり、心が攻撃的になったり、荒れたり、鈍感になってしまっている方もいるかもしれません。そんなときは、何かほっこりするものをみて、ひと息いれると気分も少しは変わるかもしれません。

チーのしぐさや絵柄のかわいさはとにかく、漫画の特性からか、悪人がいません。どこにでもある、平凡な家族と、子猫との日常が、ほのぼのとしたタッチで描かれていて、とても心が温かくなります。

温かい飲み物と一緒にどうぞ。

薬屋のひとりごと 日向夏 (著), その他 スクウェア・エニックス

薬屋のひとりごと 日向夏 (著), その他 スクウェア・エニックス

 

アマゾン商品紹介 宮中に名探偵誕生!?

「小説家になろう」発!
ヒーロー文庫の大人気タイトル『薬屋のひとりごと』が、待望のコミカライズ!
中世の宮中で下働きをする少女・猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていた彼女が、帝の御子たちが皆短命であるという噂を聞いてしまったところから、物語は動き始める。
持ち前の好奇心と知識欲に突き動かされ、興味本位でその原因を調べ始める猫猫の運命は――…!?
「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。

レビュー①

どんな話ですか?  中世の中国宮廷で働いている少女が主人公、猫猫(まおまお)は花街で薬屋をしていたが、ある日ひとさらいに連れ去られてしまい、宮廷に売られてしまう。

ただの下働きだった猫猫は帝の子供の謎の死の噂を耳にし、薬学の知識と好奇心から原因を調べていく。

猫猫は正体をばれずに原因を突き止めたはずであったが、謎多き美男子官僚、壬氏(じんし)に見抜かれてしまい、宮廷の内部で次々に起こる重要な事件に関わっていくことになる。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 薬学の知識が分かりやすく描かれています、宮廷で起こる毒殺や爆破などミステリアスな事件を猫猫(まおまお)が冷静に分析して解決してしまうことろです。あと、周りのキャラクターも魅力的です、美男子でありながら謎多き壬氏(じんし)に4人の麗しき皇帝の妃達、その妃に使える下女たちもキャピキャピしていたり、お局キャラがいたりと華やいでいます。ミステリーでありながらも華やいでる絵のタッチも大好きでおススメしたいです。

レビュー②

どんな話ですか? 架空の国、時代の話。但し、昔の中国に似た雰囲気がある。そこで働く女の子が後宮内で起きる事件を薬学を使って解決するストーリー。花街で医者を営んでいる義父の元で薬師として働く猫猫はある日人さらいにあってしまう。行き先は後宮。下女として後宮に売り飛ばされてしまったのだ。2年間奉公すれば帰れると言うことで割りきって働くも大好きな調剤に携われなくて悶々とする日々を過ごす。そんなある日、上級妃、皇子が原因不明の病気になる事件が発生。原因に思いあたったが後宮ではひっそりと生活したい猫猫はどのように伝えたものか思案をめぐらす。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 単純にとてもおもしろいからです。日本でいう大奥の世界のイメージですが、そこに渦巻く人間の欲望や妬みなどが起因して発生する陰謀、トラブル、事件の謎を解く様が非常に面白いです。キャラクターが非常にたっているのが面白いです。シニカルで世間を横に見る主人公やその主人公を利用しようとする美形の宦官。また宦官はただの宦官ではないという伏線も張られておりこのあとどうなるという展開も織り込まれています。さほどメジャーな作品でない中で抜群に面白いのでおすすめです。

Dr.クインチ 鈴川恵康 (著), 八杉悠 (著) 集英社

Dr.クインチ 鈴川恵康 (著), 八杉悠 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 口は悪いが腕は立つ天才美容外科医・権藤弓一朗の手にかかれば、いかなる容姿も思いのまま。今日も東京・新宿にある藤美容クリニックに、彼を求めて果てなき渇望を抱えた人々がやってきて──!? 己の美醜に囚われた数多の現代人の心を救う、新時代を切り開く医療漫画第1巻!!

レビュー

どんな話ですか? 口は悪いが美容整形手術の腕前は一級品の権藤弓一朗が、顔や体にコンプレックスを持っている患者と向き合っていく異色の整形医療漫画です。

弓一朗が勤める藤美容クリニックには、さまざまな患者が来院します。その患者の依頼を受け、望む通りに整形手術するのが弓一朗の仕事です。患者にはそれぞれ人生があり、時には弓一朗と意見が対立することもあります。そんな中弓一朗と患者がどんな道を選ぶのか、整形をテーマにさまざまなドラマが繰り広げられます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? この作品を読むことで、整形医療について詳しくなれます。整形医療があることは誰もが知っていますが、深くは理解していないはずです。整形医療で顔や体がどう変わるのか、そしてどんなリスクがあるのかなどを、この作品は包み隠さず表現しています。

また主人公の弓一朗をはじめ、患者それぞれの生き方や考え方も興味深いです。弓一朗と患者がどんなやり取りをするのか、会話もオススメできる点です。また手術シーンもリアリティたっぷりで読みごたえがありますし、楽しく読める整形医療漫画です。

衛府の七忍 山口貴由 (著) 秋田書店

衛府の七忍 山口貴由 (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 時は戦国の終わり――
圧倒的な武力により、乱世を制した治国平天下大君・徳川家康。
だが、その意に従わぬ『まつろわぬ民』たちがいた。
彼らを滅するため、家康は無数の怪人・魔人を解き放つ。
その前に立ちはだかり、『まつろわぬ民』を守護する七つの影。
地を駆け、天を貫く超常の刃、それが怨身忍者だ!!
『シグルイ』の山口貴由が、あらたな発想で送る超絶忍者活劇、ここに誕生!!

レビュー

どんな話ですか? 戦国時代を収束させた大英雄・徳川家康が開いた覇府徳川幕府。それは正義の形を借りた悪の幕府であった。家康に従わぬ「まつろわぬ民」たちは、被差別民として、ひっそりと山中などにて暮らすことになる。その中には、徳川への怨みを持ったまま死する者たちもあり、それらは「怨身忍者(鬼)」として転生。大英雄・徳川家康に立ち向かうこととなる。一方の家康は豊臣家を亡ぼしたのだが、将来的な憂いを断つため、配下の者どもに印籠の形をした「覇府の印」を授け、その威を以て豊臣の残党狩りを始める。邪悪の帝王徳川家康と、七人の怨身忍者たちの戦いは続く。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 山口貴由作品はどれも面白いものばかりだが(たとえば「覚悟のススメ」「シグルイ」「悟空道」など)、この作品はその総決算。第一巻で登場する怨身忍者・零鬼は、転生前は葉隠衆のカクゴという名で、これは「覚悟のススメ」の主人公・葉隠覚悟の山口貴由によるセルフオマージュでもある。そしてなにより、全体的なストーリーが面白い。様々な理由から、覇府徳川幕府に反抗し、死に至る主人公たち。その後、彼らは怨身忍者すなわち鬼として転生するのだが、各キャラクターの持ち味が素晴らしい。忘八者や雪女など、「まつろわぬ民」たちが大活躍。活劇としても最高で、面白い時代劇が読める。

 

真・異種格闘大戦 相原コージ (著) 双葉社

真・異種格闘大戦 相原コージ (著) 双葉社

アマゾン商品紹介 史上初!熱き魂を揺さぶる動物格闘マンガ!地球上のあらゆる地域、あらゆる生物の中から特に厳選された16名の最強生物が「地上最強」の座をかけてアフリカの大地で闘いを繰り広げる!ゴージャスなトレーディングカード3枚入り!

レビュー

どんな話ですか? 人間を含め動物達が一対一で行う格闘技大会の模様を描いた漫画です。アフリカのサバンナにある舞台で真の王者はどの動物かを決めるのですがライオンやトラ、象などのスター動物もいればヒクイドリやクズリなどマイナーな動物まで16種16名の鬼気迫る迫力あるバトルが見られます。それぞれに抱える大きな目標みたいなものがありドラマ性もあり単なるバトル物ではありません。また動物の習性や生態などにも詳しく触れていて動物の知識を向上させるにも良い漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 単純にとても面白い漫画だからおすすめしたいですね。動物が好きな人なら必ず妄想すると思うのですが、世界で一番強い動物はなんだろうという疑問は昔からありました。そのアンサー的なものを漫画で見られるのですからたまりません。動物の習性もとても詳しく正確に書いていますし、それぞれの動物の特性をいかして繰り出す技なんかも見どころがあるし面白いです。作画もとても気合いが入っていて迫力がありかつ見やすいのもいいです。上質なギャグも織り交ぜつつ、深いドラマ性もあって読み終わった時には文句なしに面白かったと言える漫画でした。

無能なナナ るーすぼーい (著) スクウェア・エニックス

無能なナナ るーすぼーい (著) スクウェア・エニックス

アマゾン商品紹介 人類の敵を殺せ!!

絶海の孤島にある学園。そこでは人類の敵に対抗すべく、若き能力者達が訓練に明け暮れていた。そして転校生の主人公も同様に「人類の敵抹殺」を胸に、行動を開始する…。想像をことごとく裏切る、正義と悪の知略サスペンス開幕!!

レビュー

どんな話ですか? 人類の中には能力に覚醒した者たちがいる。
そんな彼らはある学園に集められ、日夜人類の敵との戦いに備えて訓練に励んでいる。彼、中島ナナオもその一人だ。

そんなある日、二人の転校生がやってきた。

小野寺キョウヤ、柊ナナの二人である。
小野寺は自身の能力を隠したが、柊ナナはあっさりと自信の能力は心を読むことだと自己紹介するのだった。

と言った感じで始まるのですが、よくある能力バトルものかなと思ってしまう人が大半ではないでしょうか。
しかし読めば分かる!
面白い!

なぜその漫画をオススメしたいですか? まず一巻の内容で完璧に引き込まれた。

シナリオを描いてるのが、るーすぼーいという方なのですが大ファンです。

ほんとにこの人の書く人間ドラマが大好きで、ついつい何度も一巻を見返してしまうんですよね。

ほんとにあれはぜひ見てほしい。

一巻読んで合わない人は、四巻までぜひ頑張って読んでほしい。

それでも合わない人は残念ですが、るーすぼーいさんの作風自体が合わないんだと思います。

四巻からが、るーすぼーいさんの十八番人間ドラマが始まります。

ほんとおすすめの作品なので一度手に取ってみていただきたい。

これが好きになれるなら、ぜひるーすぼーいさんのほかの作品もみてほしいです。

キングダム 原泰久 (著) 集英社

キングダム 原泰久 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 時は紀元前――。
いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は、500年の大戦争時代。苛烈な戦乱の世に生きる少年・信は、自らの腕で天下に名を成すことを目指す! !【受賞歴】
第17回(2013年)手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞

レビュー①

どんな話ですか? 舞台は紀元前春秋戦国時代の中国で、
孤児の少年「信」が最下層の下僕から天下の大将軍を目指すストーリー。信は村の長の下僕として、兄貴分の「漂」と共に暮らしていた。
貧しくも大将軍となる夢を持ち日々仕事の合間に二人で鍛錬を重ねている。ある日、秦国の高官「昌文君」が村を通りかかり、
秦国王「嬴政(後の始皇帝)」とうり二つの漂を登用する。
取り残された信は、さみしくも自分も活躍できる日を信じ続ける。ある晩信の住む小屋の戸をたたく音が。
そこには腹部をさされ重傷を負った漂が倒れていた。
漂は秦王嬴政の身代わりとして暗殺者に追われていたのだった。「俺を天下に連れて行ってくれ」二人の夢である天下の大将軍。
そう言い残して漂は息絶えた。追手が迫る中信は漂が残した地図に導かれ、信は進む。
たどり着いた先には小屋があり、
その中には漂にうり二つの秦王嬴政がたたずんでいた。。。

最初は子供の信であったが、
秦国大将軍「王騎」との出会い~別れは彼にとって大きな成長をもたらす。

王騎将軍の形見の矛を受け取った信は、
同期の仲間「蒙恬」「王賁」、後に軍師となる「河了貂」、蚩尤族の「羌瘣」、
魅力あるキャラクターと共に大将軍を目指す。

実在の歴史上の出来事と人物がどうなるのか、
歴史の空白をどう表現するのか。
想像するだけでも今後の展開が楽しみな作品である。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 原作者が元サラリーマンで、社会人としての経験があるからかもしれないが、

キャラクターたちのセリフが心に刺さるものが多く、

上官である将軍たちが理想の上司と言えるほどとても人徳がありかっこいい。

本当に世の中にこのような責任感がある管理職が多かったら、

嬴政のような人が国政にいたら、日本もよくなるのではないかと思える。

そして春秋戦国時代というマイナーな時代の出来事を描いているので、

新鮮で興味深い。

資料が少ないので作者の想像も大きいのかな・・?

レビュー②

どんな話ですか? 中国の歴史漫画です。舞台は春秋戦国時代、戦国の中で争いは絶えず、各国が覇を競っていました。主人公の信は秦という国の下僕の少年でした。夢は中華の将軍になること。下僕の仕事の傍、立身出世を夢見てひたすら剣を振っていました。ある日、政権争いで敵勢力に追われ逃げていた王様と出逢います。敵勢力から王様を救い出し、下僕から士族の地位をもらいました。ここから信の将軍へと成長していく物語が始まります。数々の戦を命懸けで戦い抜き、ときには大切な仲間を失うこともありました。倒した敵の思いも倒れた仲間の思いも背負って信は前に前に進みます。信の周りにはたくさんの仲間で溢れ、次第に信の名は中華に知れ渡るようになります。目的は中華の統一。王様と信の夢を叶えるため信は王様の矛となり戦い続けます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 物語は歴史に沿って進んでいきますが、春秋戦国時代の資料というものはかなり少なく、作者の想像で大半が描かれますがそれがキングダムの魅力の1つです。作者の原先生は原稿を書いている途中にキャラクターに感情移入して泣きながら執筆されることもあります。そんなふうにして描かれた物語は激動と感動の連続です。読者の想像を簡単に超えていく怒涛の展開、主人公だけでなく仲間や敵キャラクターまでキャラが立っておりファンがついています。読めば読むほど面白い漫画です。

レビュー③

どんな話ですか? 時は紀元前3世紀、古代中国の春秋戦国。

秦という国に、ある男がいた。

彼の名は政。

後の始皇帝である。

500年続く戦乱の世を終わらすため、中華統一という偉業を成し遂げる夢をえがく。

そして、その夢を実現すべく政の剣となるのがこの漫画の主人公である信という少年だ。

彼は戦争孤児で下僕であった。

下僕というみでありながら「将軍」になるという夢を叶えるため、自信もまた戦の舞台にたつ。

そんな、信と政を中心に描かれたストーリーである。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 信が将軍になるという夢を描くストーリーなのに、まず1巻の1ページ目に将軍になった信を描いている。

結果を先に描いても、そこまでのプロセスや人間模様を細かく描写しているのでハラハラしながら読める。

また、登場人物がヒトクセある者が多い。

しかし、全員を好きになれるくらいキャラクターが人間味溢れている。

そして、女性も男性も楽しく読めるというのが大きい。

性別の垣根を越えて、幅広い年齢層が楽しめる漫画になっている。

レビュー④

どんな話ですか? 物語の舞台は古代中国の春秋戦国時代で、下僕だった主人公が大将にまで成長するストーリーです。

主人公はその下僕ですが、秦の始皇帝が成長するストーリーにもなっており、実際の歴史がモデルになっております。

下僕からスタートした主人公がさまざまな戦を通じて、成長し、仲間が増えていく過程は読んでいて楽しいです。

1巻目で主人公の相棒的存在が死亡するのも衝撃的でした。

個性溢れるキャラクターがたくさん登場するので、そちらも見ごたえがあると思います。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ほとんどが戦いの描写が多く、話の展開が早いので飽きることなく読み進めることができます。あと個性溢れるキャラクターが多いのでキャラクターに愛着が沸いたりもします。

しかし、戦いの最中にそのキャラが絶体絶命なったりして、ハラハラドキドキが止まらないです。

キャラクターが死亡するシーンも多く、感情移入することも多々あります。

そして、その敵討ちをしたときの爽快感といったら、何とも言えないものがあります。

戦いの描写で残酷なシーンがありますので、グロテスクが苦手な人はあまり良くないかもしれません。

レビュー⑤

どんな話ですか? 中国春秋時代。下僕として育ちながらもいつの日か戦場へ出て天下の大将軍になること

を夢見て日々切磋琢磨し剣の腕を磨き続ける信と漂という二人の少年。

ある日、少年たちが住む集落を偶然通りかかった貴族の出の昌文君。

子供にしてはあまりに過激な稽古に目を見張り、思わず声をかける。

千を超える対戦を経てきたという彼らに、半信半疑ながらも興味を持ち、

話を聞いていると漂のある特徴に気付いた昌文堂は、改めて二人の元を訪れ、

漂だけを王宮で預かると言い出す。

一人取り残された信のもとにある晩、現れた傷だらけの漂。

ある場所へ向かえという言葉を残し、腕の中でで息絶えた漂の仇を打つため

賊を追い、向かった先にいたのは漂と瓜二つの姿をしたこの国の王を名乗る少年。

このか弱い王を助け、手柄を立て、漂との約束であった天下の大将軍になることを

誓った信が戦場に向かい、絶体絶命の危機を仲間と共に乗り越えながら成長してく姿と、

幼い秦国の王、嬴政が始皇帝になるまでを描く壮大な中国史ストーリー。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ある程度史実に沿っていて臨場感があるし勉強になる。

展開が早くて一巻を読んだら最新刊まで辞められる人いないと思います。

キャラクターや、ストーリーの構成もすごく綿密で、「こいつ大物だな」とか

「これあとで絶対重要になるな」というような期待感が常に満載です。

どうでもいいキャラにもそれっぽい名前が細かく付いているのも面白いです。

作中の人物の話し方などが現代風にアジャストされているところもいいですね。

「マジ」とか「うちら」といった表現がコミックとしての読みやすさを引き上げてます。

ホントに無理!っていう展開をきちんとした理屈で最後には勝利を収める飛信隊の

戦いと、そこに織り交ぜられた史実が魅力です。

レビュー⑥

どんな話ですか? 中国を統一した秦の始皇帝の実話を元にした戦国時代の物語。下僕に生まれた貧しい少年「信(しん)」が、のちの秦の始皇帝となる中華の大王「嬴政(えいせい)」と出会い、天下の大将軍を目指し、数々の困難を乗り越え大爆進!馬鹿正直なほどに真っ直ぐで、でも戦いの才能だけはピカイチの信が仲間を増やしながら成長していくという、少年漫画の王道ストーリーでありながら、壮大な舞台設定や多くの魅力的な登場人物たち、ぐいぐい引き込まれるストーリー展開で、読み始めたら止まりません!
なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく、面白さが桁外れ!

中国の歴史に対する興味ゼロ、漫画もあまり読まない私が、たまたま友達が貸してくれたので暇つぶしに第1巻を読んでみたら、一気にはまってしまいました!

そして5巻、10巻と読み進めていくうちにさらに面白くなってどんどん引き込まれ、すっかり大ファンになって結局1巻から最新刊まで、迷わず全巻購入してしまいました!中国の歴史に興味ゼロの私がこうなんだから、興味ある人は絶対に読まないとダメです!

手元において、何度でも読み返したい、読めてしまえる漫画です。

主人公の信と嬴政の、目標に向かう熱い想いと行動力、どんなに大きな困難にも諦めない、折れない心の強さに圧倒されまくりです。

数々の魅力的なキャラがまた良い!渋いキャラ、カッコいいキャラ、面白いキャラ!

出会いと別れにも、いちいち心を大きく揺さぶられて、読みながら何度号泣したかわかりません。ティッシュの用意必須です!

目標に向かって突き進む信と嬴政の姿に読んでいるこちらも激しく揺さぶられ、自分の中からも熱い思いが湧き出てきます。

元気のない時にも、もう一度立ち上がるエネルギーをくれる漫画です。

明日クビになりそう サレンダー橋本 (著) 秋田書店

明日クビになりそう サレンダー橋本 (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 「会社のコピー機で私物を刷る」「出張でクオカードをパクる」ーー。

稀代の意識低い系漫画家・サレンダー橋本が贈る、︎クズ社員あるあるGAG‼︎

「仕事をサボって個室ビデオへ」「忘年会のお店の予約を忘れる」などウォーターサーバー会社の生意気なサラリーマン、宮本の小狡く愚鈍な言動の数々を現役サラリーマン漫画家である作者がコミカルに描く!
現代社会を生き抜くリーマンたち、そしてこれから働こうとする人々へ向けたーー
クズ会社員のおバカ処世術、ここに爆誕‼︎

レビュー

どんな話ですか? 漫画作者はサレンダー橋本

一時期ネットで話題になった、「新社会人よ!窓際を目指せ」の作者

この漫画の主人公は、会社員・宮本。ウォーターサーバーの営業会社の若手社員

宮本がとにかくクズすぎる話で、見ていてハラハラする。一方で、これはあるあると思う事もあり、

共感も出来る部分も多い。

クビになるギリギリを攻めていく主人公には、見ていてハラハラするが、面白い。

また彼の周りの人間関係も面白く、読み進めて行く内にハマってしまう事間違いないです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 一話完結系の話で、基本的には読みやすい。

働く社会人へ見てもらいたい。

自分より立場の弱い人にはどうふるまっているかとか、仕事をやっている振りをしていないか、

ボーナスの時期になれば途端に媚びを売り始めたりするか?等

もっと自分も頑張って働こう、という事を考える事が出来る。

また、職場の人にあてはめて連想したり、よく自分もこういう事やってるかもといった事も結構ある。

そういった所が漫画の世界観に入り込みやすい。

話しが笑える事ばかりで、元気が貰える漫画。

Red 村枝賢一 (著) 講談社

Red 村枝賢一 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 19世紀末、アメリカ西部。日本を逃げ出したサムライ、伊衛郎は1人のインディアンと出会う。彼の名は、レッド。街の保安官バーンズの持つ合衆国騎兵隊の階級章をレッドが見た夜、慟哭と共に大殺戮が始まる──。勝者の歴史に牙を剥く、叛骨の崖っぷちウエスタン、開幕!!

レビュー①

どんな話ですか? 「俺達のフィールド」「仮面ライダーSPIRITS」などを描いた村枝賢一の作品で、西部開拓時代を舞台にした復讐劇。
第7騎兵隊に皆殺しにされたインディアン・ウィシャ族唯一の生き残りとして復讐を誓うレッドに、西南戦争に破れアメリカへと落ち延びた伊藤伊衛郎・娼婦として暮らしていたアンジーが出会いレッドの復讐の旅に同行する。
荒々しく迫力のあるガンアクションバトルや、様々な民族や立場の人々が交差し織りなすドラマが見どころ。
なぜその漫画をオススメしたいですか? アメリカの西部開拓時代末期、という舞台を先住民族のインディアン(ネイティブアメリカン)側の視点から描いているのが特徴的で非常に面白い。

バトルシーンやキャラクターの表情の描き方がとても力強く迫力があり、個性の強い登場人物達が多数登場するところも魅力。

レッドの復讐劇の結末、伊衛郎の過去との決着など、多くの人に読んで見届けてもらいたいと思える名作。

巻数も全19巻と手に取りやすいボリュームでまとまっている。

レビュー②

どんな話ですか? 西部開拓時代のアメリカの時代設定の漫画で、

自分の部族が騎兵隊によって虐殺された、インディアンのレッドの復讐劇。

ありきたりな、西部劇のような騎兵隊・保安官=正義、インディアン=悪といった概念を覆し、

インディアンサイドの正義を視点に描かれているため、

騎兵隊・保安官=悪という珍しい構図の物語の構成となっている。

当時の時代背景を今の常識でえぐるような、戦争観念や、部族・人種・男女といったものへの差別観念や、

その復讐のための殺人などへの抵抗感や葛藤などが描かれた作品。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 『俺たちのフィールド』を描かれた、村枝賢一氏の作品ですか、

爽やかなスポーツものとは違い、ドロドロの復讐劇となっています。

内容にも書きましたが、かなりドロドロの差別やグロテスクな殺人シーンも有りますが、

どんな正義観念や大義が有っても、殺人は殺人としてひどいこととした、メッセージ性は強いと思います。

インディアンの主人公以外で、日本人、娼婦、巡回牧師など個性豊かなキャラクターとともに、キャラクターの数だけの思惑と、

更なる虚悪とが絡み合いながらも、最後は納得出来る結末になっていて、面白かったです。