I”s 桂 正和 (著) 集英社

I”s 桂 正和 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 瀬戸一貴は私立湾田高校2年生。密かに恋心を抱くクラスメイトの葦月伊織と、新入生歓迎パーティの実行委員に選ばれ、打ちとけるきっかけをつかんだ。自分の部屋に初めて伊織を招いた一貴だが、そこに突然、彼を想う幼馴染み秋葉いつきが現れる…。桂正和の描く美少女の魅力があふれる純愛物語の傑作。

レビュー

どんな話ですか? 主人公は、ごく平凡な高校2年生の瀬戸一貴。

彼は、クラスメイトの葦月伊織に片想いをしています。

伊織は容姿端麗でスタイル抜群、校内にファンクラブができるほどで、一貴にとっては、まさに高嶺の花。

入学当初に一目惚れしているものの、過去のトラウマから気持ちを悟られないよう、想いとは真逆の言動をしてしまいがち。

しかし、偶然にも伊織と2人で実行委員に選ばれたり、伊織からの歩み寄りもあり、徐々に打ち解けていきます。

このまま進展するかと思いきや、一貴に想いを寄せる幼なじみが登場して三角関係(?)になっちゃったり、ハラハラドキドキの恋愛漫画です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? まず、作者である桂正和先生の画力が素晴らしいです。

20年以上前の作品ですが、全然古さを感じず、今読んでも女の子は圧倒的に可愛く、特に体のラインの描き方は芸術です。

少年漫画限界ギリギリのセクシー描写に挑戦した意欲作でもあります。

主人公の一貴は素直になれない性格ですが、女の子たちにも同様の傾向があります。

彼女たちの内面は描写されない構造になっているので、本音はどうなのか、一貴を好きなのかどうかなど、ロールプレイング的な楽しみ方もでき、奥深い作品でオススメです。

機動戦士ガンダムmsv-r ジョニー・ライデンの帰還 大河原 邦男 (著)、その他 KADOKAWA

機動戦士ガンダムmsv-r ジョニー・ライデンの帰還 大河原 邦男 (著)、その他 KADOKAWA

アマゾン商品紹介 「真紅の稲妻 ジョニー・ライデン」が帰ってきた!宇宙世紀正統派「MSV続編始動」?「MSV」続編として大河原邦男を迎え「ギレン暗殺計画」のArkPerformanceが手がけるコミックス第1巻。

 

どんな話ですか? 機動戦士ガンダムの世界における1年戦争と呼ばれる大規模戦争終結から10年後、人型機動兵器モビルスーツ(MS)をはじめとする兵器体系を調査するFSSと呼ばれる公的機関に所属するレッド、リミア、アシュレイの3人が、1年戦争時ジオン公国軍のエースパイロットにして英雄、「真紅の稲妻」ジョニー・ライデンをめぐる秘密に巻き込まれていく。国民的アニメの機動戦士ガンダムスピンオフ漫画、ガンダムのデザインをされた大河原邦男先生が描くモビルスーツバリエーション(MSV-R)を主軸にストーリーが展開していく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 専門の漫画雑誌が刊行されているほど数あるガンダム漫画の中でも、「機動戦士ガンダムmsv-r ジョニー・ライデンの帰還」はアニメのコミカライズではなく、あくまでも独自の主人公たちがガンダム世界で活躍するスピンオフ作品でありながら、新たなモビルスーツのデザインを大河原先生が担当、アニメでは一度も登場しないのにファンの間では最も人気のあるジョニー・ライデンにスポットを当てるなど、初期のガンダム作品を愛する人達を満足させる要素に溢れています。にもかかわらず、メカなどの作画、詳細な設定で定評のある「蒼き鋼のアルペジオ」で有名なArkPerformance先生の漫画であるため古さを全く感じさせません。間違いなくオススメできます。

ぐらんぶる 井上堅二 (著), 吉岡公威 (著) 講談社

ぐらんぶる 井上堅二 (著), 吉岡公威 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 海沿いの街で一人暮らしを始めた北原伊織は衝撃の大学デビューを果たす。出会ったのは美女とダイビング、そして愛すべき野郎ども! バカを描かせたら天下一品の井上堅二と、裸の若者を描く達人・吉岡公威が繰り出す、酒とノリがあふれる最高のキャンパスライフ!!

レビュー①

どんな話ですか? 大学に入学した主人公が、ダイビングサークルに入りダイビングの楽しさに目覚めていく漫画です。主人公は泳げないのですが、ダイビングの楽しさがわかってのめりこんでいきます。

登場人物の男性陣がすぐに裸になり、はちゃめちゃですが、大学サークル独特のノリや楽しさの臨場感があります。

大学生活のテストや講義、恋愛、アルバイトなどの要素も一通り盛り込まれているので、リアル感があります。

特に、工学系の実験や研究室選びで苦労をするところなどのあるある話がリアルすぎます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 自分の大学時代のサークル活動で楽しかった部分を抽出したような漫画なので、読んでて懐かしくなったり楽しかった出来事を思い出したりできるからです。また、ダイビングの素敵でキレイな部分がうまく描写されているので、ダイビング経験者は「そうそう、そうだよね、また潜りに行きたいな」と思いながら読めます。ダイビング未経験者の人も、主人公が泳げない未経験者なので、「自分もダイビング始めてみようかな~」ときっと思えるような漫画だと思います。

レビュー②

どんな話ですか? 大学に入学して、新しい世界が待っていると期待している主人公に待ち受けていたのは、男子校のような、激しい乗りのダイビングサークルとの出会いでした。何度も逃げようとしましたが、主人公の居候先がダイビングサークルの活動場所ということで、逃げることが出来ずに入部しました。そして、泳げない主人公ではありますが、水という苦手を克服して、徐々に海の中の世界に魅力を感じていきます。コメディ要素は多いですが、好きな事に真っ直ぐなキャラが多く、笑えて、心に刺さる漫画となっています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? メッセージ性が意外にも強い漫画だからです。まず、第一巻で、ダイビングサークルに誘われる主人公が、泳げないことを伝えると、やったことも無いことをやらないでは無く、やってみたいかどうかを大切にしていると言われます。そして、主人公はダイビングをやってみることになったわけですが、主人公の周りには、ダイビングが好きな人、アニメが好きなオタクの人など、好きな事を堂々と面にキャラが多いです。中には、周りの方にあまり理解してもらえない趣味だったり、中々、仲間が集まらない趣味を持っている人も多いと思います。それでも、好きな事に必死な人は眩しい存在と伝えている漫画になっている点をオススメしたいです。

BLAME! 弐瓶勉 (著) 講談社

BLAME! 弐瓶勉 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 弐瓶勉の傑作SF! カバーは新たに描き下ろし! 極限まで発達したインターネット世界。探索者・霧亥(キリイ)は「統治局への再アクセス」を可能にするために何千フロアも超構造体を放浪し、「感染前」の「ネット端末遺伝子」を求める。

レビュー①

どんな話ですか? 超未来の世界の話、霧亥という主人公が「ネット端末遺伝子」というのを探し続けてあちこち旅をします。「ネット端末遺伝子」とは、情報空間にアクセス可能な認証キーの事です。霧亥はどこで生まれたのか育ったのかは分かりません。この超未来の世界では、「ネット端末遺伝子」を持たない人間は遺伝子が汚染され、「ネットスフィア(情報空間)」から排除されてしまいます。霧亥は永遠にそれを探し続けるのですが、途中で何度も何度も大変な目に遭います。しかし、霧亥は旅をし続けます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画の世界観は大変独特で、シドニアの騎士を描いた弐瓶勉さんが1997年-2003年に作った全10巻です。

超未来の世界を表現する為か、とにかくセリフがとても少ないので、自分で想像しながら読む楽しさが有ります。又、描写が独特で大変細かく、どのように描いたのだろう、と虫眼鏡を持って来たくなるような、他の人にはない独特な描写力。引き込まれるものがあります。若い人より少し歳行った人の方が好むかも知れません。とにかく一度読めばとりこになること間違いなし!

レビュー②

どんな話ですか? 主人公の男性が、ネット端末遺伝子を持つ人を見付けることを目的に、未来の暴走した都市を探索するストーリーです。

探索中には、セーフガードや珪素生物と言った敵と遭遇すると戦闘が始まります。

主人公は唯一の武器、重力子放射線射出装置を使用して、ボロボロになりながらもその敵をなぎ倒し、再び探索へと戻っていきます。

主要人物は、主人公の他に女性が1人だけ登場します。

その女性とはストーリーの序盤で遭遇して以降、離れては再会することを繰り返すことになります。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ストーリーが始まってから、ほぼ説明がないまま、主人公の漂流を見ます。

最初の頃は、全く話がよく分からないまま、探索ストーリーが進んでいきますが、

全10巻と巻数も少なく、終盤に近付くにつれて、何となく登場人物たちの関係性が分かってくると、楽しさを感じれます。

序盤も、無口の主人公が、ボロボロにやられながらも無感情のまま、敵をなぎ倒していく様は、爽快感があります。

ただ生きるためだけの食事や、自分のケーブルの埃を無造作に吹く姿など、無感情な主人公のかっこよさが良いです。

俺、つしま おぷうのきょうだい (著, その他) 小学館

俺、つしま おぷうのきょうだい (著, その他) 小学館

アマゾン商品紹介 猫あるある満載!つーさんが書籍に登場!

数ある猫漫画の中で、「とにかく猫の描写がリアル!」と絶賛される「俺、つしま」がついに書籍化!
何気ない猫のしぐさや細かな毛色の表現が抜群の画力で描かれる猫漫画の根底にあるのは、溢れんばかりの猫愛。読み進めていくうちに猫への愛情がふくらんでいきます。
主人公は、外でゴミを漁っていたところをおじいちゃん(実は女性)に保護されたキジトラの「つしま(つーさん)」。すでにおじいちゃんの家で暮らしていた先住猫の「ずん姐さん」やあとからやってきた「ちゃー」「おさむ」などとの暮らしぶりに猫あるあるが満載でニヤリとさせられます。
さらに、涙腺がゆるんだ読者が続出した「ただいてくれるだけでいいんだよ」のエピソードなど感動シーンも。
実話をベースに展開される猫愛あふれるストーリーは読む人の心を癒しまくります!

レビュー

どんな話ですか? 元野良猫だった「つしまさん」と飼い主とご近所の人や野良猫たちのお話しです。Twitterで発信していた作者の漫画が小学館で書籍化されました。いまでは「俺、つしま3」まで発売されていてグッズ展開もしています。大人の女性に人気の漫画です。野良猫たちが話しているであろう会話と飼い主(女性なのに漫画ではおじいさんという設定)の愛情といたずらが絶妙に面白かったり、哀愁漂う話があったり、野良猫が他の家で飼われて幸せになっていたりとほのぼのとした物語。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 猫好きにはたまらない本だからです。決して、つしまさんも他の猫も可愛く描写されているわけではないのに愛おしい気持ちにさせてくれるのは飼い主のおじいさんや周りの住人、猫が人を思いやったり、猫同士の絆などが描かれているところです。もちろん猫が本当にそう思っているかは分からないけれど「そうだったら良いな」と思える話もあったり、いかにも猫らしいという笑える話もあったり疲れがふっと癒される漫画なんです。ふてぶてしいつしまさんを段々可愛く見えるようになるし。

生徒会役員共 氏家ト全 (著) 講談社

生徒会役員共 氏家ト全 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 元は伝統ある女子校だったが近年の少子化の影響で共学化した私立桜才(おうさい)学園。その数、女子524人、男子28人、つまりハーレム! 生徒会だって女子だらけ♪……といっても楽じゃありません。強引に生徒会副会長にされた津田(つだ)タカトシは、女の子たちの天然な妄想にツッコミをいれる日々。『妹は思春期』『女子大生家庭教師 濱中アイ』の氏家ト全が贈るほんのり下ネタ風味学園4コママンガ、ゆる~っと始動です♪

レビュー

どんな話ですか? 女子高から共学になった私立桜才学園の生徒会メンバーを中心に描かれる4コマ漫画。ほぼ下ネタのオチで締められる。生徒会唯一の男子である津田タカトシ。黒髪貧乳の生徒会長、天草シノ。スタイル抜群のお嬢様、七条アリア。帰国子女で金髪ツインテール、ちびっこい萩村スズ。これら生徒会メンバーと個性豊かな生徒、教師、他校生で繰り広げられる学園コメディである。一応の主人公である津田タカトシが入学早々生徒会副会長に就任するところから物語は始まり、現在津田が2年生となっている。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ここまで下ネタオチを繰り広げられるのかというぐらい散りばめられており、4コマの中に複数下ネタが登場することも多々ある。特にシノとアリアが下ネタトークをしているのをタカトシとスズがツッコむという構図が多くみられるのだが、ツッコミ役の理解を超える下ネタでツッコめなかったり、そもそもツッコミ自体を放棄するという場面が見られるのがこの漫画の面白いポイントであると思う。またタカトシの前でディープな下ネタを展開するにもかかわらず、好意をうかがわせ恥じらいを見せるところも学園ものならではだと思う。ちなみにタカトシに対してほとんどの女子生徒に好意をうかがわせるようなシーンがある(リア充爆発しろ)。

俺たちのフィールド 村枝賢一 (著) 小学館

俺たちのフィールド 村枝賢一 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 サッカー大好き少年・高杉和也は小学5年生。サッカー選手の父・貫一を目標に、練習に明け暮れる毎日。そんな和也の前に、サッカーの超ウマイ転校生・騎場拓馬が出現。しかも、父親の事でプライドを傷つけられ、和也は大激怒。しかし、いがみあいながらも、なせがお互いが気になりはじめる。

レビュー

どんな話ですか? 幼少期にサッカーを大好きだった主人公が、ある出来事を機にサッカーから離れる。しかし高校になって再びサッカーをプレイする事を決意し、やがて海外、Jリーグ、W杯と世界で活躍していく様子を描いた作品。発刊されたのがJリーグ発足から日本のW杯初出場の時期とちょうど重なっており、当時の様子を知る人はより楽しめる漫画でもある。様々な名作を発表している作者 村枝賢一氏の個性がまんべんなく詰め込まれているのもポイント。
なぜその漫画をオススメしたいですか? サッカーにおける絶技やスター性を尊重するのではなく、登場人物のドラマを色濃く描いている漫画。もちろん話の主軸はサッカーなのだが、サッカーを通じて描かれる物語、という表現が似合う作品。主人公を始め主要人物の葛藤がリアルに伝わってくるため、試合中も試合以外の展開も目が離せず、作品に心地よく夢中になれるのが気持ちいい。最後の最後が出来過ぎな気もしなくもないが、その時点で既にこの漫画の虜になっているため許せてしまう(笑)

東京卍リベンジャーズ 和久井健 (著) 講談社

東京卍リベンジャーズ 和久井健 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 実写映画化で話題!『新宿スワン』作者の和久井健が贈る、最新巨編!!

ダメフリーター花垣武道は、ある日ニュースを見ていると、最凶最悪の悪党連合”東京卍會”に、中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人が殺されたことを知る。壁の薄いボロアパートに住み、レンタルショップでバイトしながら6歳年下の店長にこき使われる日々。人生のピークは確実に彼女がいた中学時代だけだった……。そんなどん底人生まっただ中のある日、突如12年前へタイムリープ!!恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、人生のリベンジを開始する!!

【各方面から称賛の声!!】
2017年の新連載で1番売れたサスペンス漫画!
&2017年の新連載で1番売れたタイムリープ漫画!!

LINEマンガ総合ランキング1位獲得!!

ホリエモンが選ぶ今読むべき漫画11選ノミネート!!

鈴木達央 VS. 島﨑信長!? 一人三役で熱い掛け合いをした
最新PVがYoutubeで公開中!!「鈴木達央 島﨑信長 東卍」で検索!!

レビュー①

どんな話ですか? 過去をやり直すタイムリープもので、不良漫画です。現代では冴えないフリーターである主人公の武道はある日、東京卍會という凶悪な組織が起こした抗争のニュースを観ました。その抗争に巻き込まれ、中学時代に付き合っていた彼女が亡くなったことを知ります。そのことで過去を思い出し、今の自分の姿を情けなく感じていました。仕事をクビになった帰り道、駅のホームで何者かに後ろから押され、電車の目の前に落ちてしまいます。死ぬと思った瞬間、亡くなった彼女のことを思い出し、自身が全盛期だと思っていた中学2年生の頃を思い出します。走馬燈だと思っていた武道でしたが、気付けばあまりにもリアルな光景が目に飛び込んできます。ヤンキーだった自分の姿。そして確かにあった過去の出来事を体験します。それは現代では東京卍會と呼ばれる組織となった不良グループ。誤ってその一員達に喧嘩を売ってしまい、虐げられ、逃げ出した過去。その後、彼女だったヒナタと会い、好きだった想いを思い出します。その帰り道、彼女の弟と出会い、彼と握手を交わすと気付けば現代に戻っていました。現代で出会ったのは成長したヒナタの弟。彼は武道にタイムリープしたのだと告げられました。そして彼はタイムリープ出来る武道に、姉を救う協力を願い出るのでした。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 最近世に出る作品のほとんどが俺tueeeと呼ばれる、言わば強い主人公が周りからもてはやされるものばかりです。そのせいで迫力というか息を呑む展開というか、ワクワクするような作品があまりありません。そんな中で今やだいぶ見なくなった不良が喧嘩をする漫画で、それでいてミステリー要素のあるタイムリープ作品。読んでいて心が躍らないわけがありません。主人公は決して強い人間ではありません。どこにでもいるような少年。そんな彼が努力し、周囲を変えていき、目的を達成させる。そんな物語であるこの作品を読んでもらうことで、読者の心を成長させてくれるのではないかと思います。

レビュー②

どんな話ですか? ヤンキー×タイムリープ漫画。

人生どん底のフリーター生活を送っていた主人公・タケミチ。ある日、中学時代の彼女・ヒナタと、その弟・ナオトが、関東最凶組織「東京卍會」の抗争に巻き込まれ、死亡した事件を目にする。その翌日、タケミチは何者かに背後から押されて、駅のホームから線路に転落させられる。死を覚悟したその瞬間、12年前の中学時代にタイムスリップ。過去に戻ったタケミチは、ナオトに遭遇。「12年後ヒナタが殺される」と伝えたことにより、未来が変化する。ヒナタを救うことはできなかったが、現代に戻ると、ナオトは死をまぬがれ、刑事になっていた。そして、タケミチに対し、ナオトは「12年前に戻り、東京卍會を潰せばヒナタを助けられる。力を貸してほしい」と言うのだった。タイムスリープする方法は、現代、あるいは過去にいるナオトと握手すること。ヒナタを救うため、逃げ続けた人生を変えるため、過去と現代を行き来し、元凶となった関東最凶の暴走族チーム「東京卍會」で成り上がる姿を描く。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ヤンキーとタイムリープを組み合わせた設定がまず珍しく、面白いのだが、主人公のタケミチは、ヤンキーなのにケンカがとても弱い。そんなタケミチが、彼女を救うために、過去に戻るたびに、どんどん仲を深め好きになっていく仲間たちを守るために、事件や人物にまっすぐにぶつかっていくところに胸を打たれ、「ヤンキー漫画」へのイメージが覆される。また、そんなタケミチの姿に仲間たちも心を動かされ、仲間たちがタケミチを支えていくのだが、仲間を思い合う友情にも感動する。ヤンキーものではあるが、こんな仲間たちに出会いたくなる。こんなにも全力な時間を過ごしたくなる。

恋愛カタログ 永田正実 (著) 集英社

恋愛カタログ 永田正実 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 花本実果は、占いと恋のマニュアルが大好きな17歳。ずう―っと彼氏がほしいと思っていたら、目の前に理想の男の子が。チャンスはのがさないと心に決めた実果だが…。

レビュー①

どんな話ですか? 恋愛に奥手な主人公、実果がコンパで出会った高田くんに恋をして、葛藤しながらも恋愛を少しずつ進めていく過程を描いたザ•王道ラブストーリー。

純粋でもどかしい物語なので、恋愛初心者は共感しまくりなハズです。

実果と高田くんをとりまく、親友カップルの優ちゃんと山根。

実果の妹の種ちゃんと高田くんの弟修司。

そして、強烈キャラの笹錦さん。

登場人物それぞれの恋愛模様と個性的だけどリアルなキャラクター設定が、なんとも絶妙で、ハマるんです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 時々無性に読み返したくなる漫画です。

特別派手な内容でもないし、登場人物にインパクトがある訳でもない。

でもなぜか、ハマってしまう漫画。

リアルにこんなカップルいるよなーという身近さが何より魅力だと思います。

身近だからこそ感情移入しやすく、気付けば実果と高田くんの恋愛模様が気になってしょうがなくなってしまう。

地味だけど、なぜたかものすごく中毒性があるストーリーです。

大きな刺激や感動はないけれど、とにかく名作なんです。

レビュー②

どんな話ですか? 高校生の花本実果が合コンをしたときに一目惚れをしたのが高田修司という人で、告白したらOKをもらえます。でも色々うまくいかないことが多くギクシャクしてしまいます。高田修司も少しずつ実果に心を開いていき、喧嘩もするけれど読んでいてとても心が温かくなります。

この2人の兄弟もとてもインパクトがある子達で、シスコンである実果の妹と、とても生意気な弟がいます。

弟が妹のことが気になっていて、でも妹の方は気が強いので、弟も振り回されて大変なことになります。

それぞれの恋愛はどうなるのか見所です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公の2人がとても純愛な恋をしていて初めて付き合った時のことを思い出します。

また、主人公の2人も読んでいてとてもほんわかするのですが、おすすめはこの2人の弟と妹です。

弟の名前が隆司というのですが、正直読んでいてイライラします。でも妹の名前が種というのですが、この子がとてもいいキャラクターです。

普段は男みたいな服装で、言いたいこと言ってやりたいことしかやらないサッパリしている種ちゃん。

彼女がからんでくると話がとても盛り上がります。

そんな種ちゃんのことを好きになってしまった隆司くんがまた大変で、この2人のやり取りもなんだかんだでとても面白いです。

主人公以外に出てくる登場人物がとても個性的で面白いので読んでいて飽きません。

明稜帝梧桐勢十郎 かずはじめ (著) 集英社

明稜帝梧桐勢十郎 かずはじめ (著) 集英社

アマゾン商品紹介 明稜高校第26代目生徒会会長、梧桐勢十郎!! 超ワガママで超外道、生徒はおろか、先生までも支配しているという…。そんな生徒会にイジメを苦に転校してきた青木速太が書記として立候補してしまった!? しかも、梧桐と対立する四天王の一人、半屋に目を付けられて…!?

レビュー

どんな話ですか? 超マンモス高校の生徒会長(主人公)が自分の欲望を日々満たすために、生徒会のメンバー・体育会系部員・海外から来た転校生などを酷使し、教職員を上手く使い、そして結果的にみんなが幸せな気持ちになっていくほのぼのとした学園(コメディ・格闘)ものです。単発話で、ほんのりと恋愛もの?的な空気感を出すこともありますが、長続きはしませんし結局は生徒会長が自分のやりたいことを押し進めて、関係はほとんど発展しないでほわーっとしてしなかなかに、もどかしい感じです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 生徒会長(主人公)が自分の欲望を日々満たすために、誰かを酷使するすることは、現実の生活ではできないことです。しかし、現実世界では誰もが自分のやりたいことをするため、自分が大変な思いをしているかもしれませんが、結局は誰かにしんどい思いや嫌な思いをさせているはずです。ただ、この主人公は、自分の欲望を達成するために誰かが受ける負の事象をべて受け止めて、さらに自分が負の事象を受けることになっても、自分の欲望(自分の正しいと思うことを行うことの欲求)に対して進める心の強さが読んでいて気持ちがいいです。